冒頭にジェイスン・ステイサム(「トランスポーター」「ミニミニ大作戦」)
が出てきてビックリしたわ!!!
<原題> 「COLLATERAL」
(間違った時に、間違った場所に偶然居合わせてしまうこと=巻き添え)
<公開時コピー> 「その夜は、いつものように始まった。。。」
トム・クルーズが本格的な悪役に挑んだクライム・サスペンス。
不幸にもプロの殺し屋を乗せてしまったタクシー運転手が巻き込まれる壮絶な悪夢の一夜を描く。
共演は「アリ」のジェイミー・フォックス。
監督は「ラスト・オブ・モヒカン」「ヒート」「インサイダー」のマイケル・マン。
マイケル・マンといえば私は「マイアミ・バイス」を思い出す(遠い目
<あらすじ> LAでタクシー運転手をつとめるマックスは、美貌の検事アニーを乗せ会話も弾み、おまけに連絡先までゲットして彼女を降ろした後も上機嫌でいた。
その次に乗せた客も、一晩お抱え運転手になってくれれば600ドル出すといい、内心おいしい話だとほくそ笑む。
ところが、上客に見えたヴィンセントが殺し屋であることに気づき、なんとか逃げだそうとするのだが、事態は予期せぬ方向へ進んでいく。。。。
トム・クルーズ Tom Cruise・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヴィンセント
ジェイミー・フォックス Jamie Foxx・・・・・・・・・・・・・・・・・マックス
ジェイダ・ピンケット=スミス Jada Pinkett-Smith・・・・・アニー
マーク・ラファロ Mark Ruffalo・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファニング
ピーター・バーグ Peter Berg・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リチャード
ブルース・マッギル Bruce McGill・・・・・・・・・・・・・・・・ペドロサ
イルマ・P・ホール Irma P. Hall
バリー・シャバカ・ヘンリー Barry Shabaka Henley
□HP http://www.collateral.jp/
★★★☆☆ 注:以下ネタバレ
日比谷シャンテのハンドプリントを行ったトム・クルーズの手形は、合歓(ねむ)の広場で、11月中旬頃にはお披露目となる予定だとか。
非情な殺し屋ヴィンセントが、非情に徹し切れていない中途半端さ(汁)
表情一つ変えない機械的な恐怖感が全く感じられない。
わざわざ髪を銀髪なんかにしないで、トムスマイルよろしく爽やかな笑顔で銃を撃ちまくる方がよっぽど怖かったりして。
役に成りきっているからか、良い意味でスターオーラは消えていた。。。
悲しい過去と未来の絶望が語られ訴えてくる感情は伝わってきた。
人間臭さは残っているのね。。。
でも1人目で殺し屋ってバレちゃうとは思わなかった(苦笑)
そんなヴィンセントと出逢い極限状態の中、夢を抱きながらも平凡な暮らしに甘んじる悲哀をつぶやいていたマックスは、度胸を見せたり自分を見つめ直し変わっていく。
ジェイミー・フォックスの、この変化を上手く演じていたように思う。
次回作はレイ・チャールズを演じるとかで、偶然にもテレ東「SHOWBIZ」で「Ray」予告が見られました。
ヴィンセントとマイケルの立場は違えど葛藤を抱えていたりと、駆け引きなどが見所なんだろう。
個人的に端役くらいの印象だけれど(展開が読めたからか)、アニー役のジェイダ・ピンケット=スミスは、ウィル・スミスの妻であり「マトリックス・リローデッド/レボリューション」のナイオビ役でも有名。
パームツリーの並木、高層ビルからの夜景などなどロスの様々なロケーションが美しかった。
地下鉄のラストはあっけなかった。
2004年11月1日(月)草加シネマサンシャイン