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(217) 番外編 -ギリシャ神話1- 投稿者:か こ

TROY番外編というか、その辺りのギリシャ神話を紹介。
知っていると面白さ増えるかも。

---T---
アキレスは、幼いころ母親のテティス(海の女神)に不滅の体を与えられる。
その方法が凄い。両方の足のかかとを持って、黄泉の国の川ステュクスに浸した。(ぉぃぉぃ、溺死したらどうすんだよ)
これで彼の皮膚はいかなる武器でも傷つけることが出来なくなった。
(映画でも胸に刺さった矢ではびくともしない)
そうでなくとも足は速く、素手でも相手を倒せる。
その上ルックスも良いとくれば困ったもんだw
そんな半神半人のアキレウスにも弱点があった。
そう、母親のテティスが、黄泉の国の川ステュクスに浸した時持っていたかかと。
無敵のコーティングをそこだけ出来ていなかった。
アキレウスの最後は闇討ちだった。
トロイの王子ヘクトルに、親友(映画では従兄弟)を殺された事を猛烈に怒り、復讐のためヘクトルを殺した。この時、アキレウスは「ヘクトルより3日以上長く生きられない」と言う運命の女神の宣告に挑戦した。
しかし、ギリシャ神話最大の勇士アキレウスは、ヘクトルの弟パリスの闇討ちによって、唯一の弱点かかとに矢を撃たれた。
(このテティスは重要な神で、ゼウスはやがて彼女と結婚する為に王座を降り
るという説があります)

---U---
ペレウスはポセイドンの求婚をも退けた難攻不落の海の女神テティスを口説き落し、結婚。
この結婚式の席には多くの神々が招かれ数々の贈物を与えた。
鍛治の神ヘパイストスがこの時ペレウスに贈った甲冑はやがて二人の子供アキレスに伝えらた。
さて、このテティスとペレウスの結婚式の時、
争い好きの乱暴な女神エリスが式に招かれなかったことを怒り、式に押しかけて金のリンゴを食卓の上に放り投げ、「一番美しい女神へ」と言い捨てて去ります。
このリンゴに飛びついたのは、ヘラ、アフロディーテ、アテナの三人。
三人は互いに自分が一番美しいと言って譲らず、どうしても決着が付かずゼウスに裁定を仰ぐと、
ゼウスはこんな争いに判断を下したら選ばなかった二人にどんな目に合わせられるか分からないので、
自分では何も言わず、若いトロイの王子パリスにその役目を命じます。
三人の女神はパリスに賄賂を示唆。
ヘラは力を、アテナは知恵を与えると言い、アフロディーテが「この世で一番美しい女を与える」と言った
ため、パリスはアフロディーテが一番美しいという裁定を下すのだー。
で、この世で一番美しい女というのは実はスパルタ王メネラオスの妃ヘレネで。
ちなみに、ヘレネは絶世の美女で結婚する前は大勢の求婚者が。
オデュッセウスもその一人で、彼はヘレネが結婚する相手を決める直前に求婚者たち全員で、将来にわたっても彼女を守ろうという誓いをたてさせていた。
そこで妻が連れ去られたことを知ったメネラオスはかっての求婚者たちに手紙を書き、あの時の誓いを守ってヘレネを助け出して欲しいと要請。
オデュッセウスはこの頃はもうヘレネのことなど、どうでもよくなっていたので、この要請に従わなくても済むうに使いの者が来ると狂人を装ったけれど、見破られてしぶしぶ救出に行くことに。
それで彼はこの戦いに勇者アキレスを連れて行くように要請。
また、当然アフロディーテはトロイの味方でしたが、ヘラとアテナは当然ギリシャ側の味方。
ゼウスやアポロンは時にトロイを味方し、時にギリシャを味方した。

---V---
戦闘の準備は約二年間もかかり、その間に小さな事件が。
アガメムノンが狩りをしていて牡鹿を射たけれど、その牡鹿は月の女神アルテミスのものだった。
アルテミスは怒ってギリシャ軍に疫病をはやらせました。
困って神託を仰ぐと「アガメムノンの娘の内一番美しい娘を生贄に捧げるように」とのこと。
疫病を鎮める為アガメムノンは泣く泣く長女のイピゲネイアを騙して祭壇へ連れて行き、喉を切り裂こうとします。
その時アルテミスは慈悲の心を起こし彼女を牡鹿とすりかえてタウリス島に連れて行き、自分の神殿の巫女にしました。この話の続きは後で出て来る。
いよいよギリシャとトロイの戦い〜〜〜、
この戦いは9年間続き、その中に数々のエピソードが。
その全容はホメロスの長編の叙事詩「イリアス」で知ることができます。
「イリアス」とはトロイの別名。

---W---
戦況は一進一退で、なかなか決着が付かない。
ある時ギリシャ勢はトロイの娘たちを数人とらえ、アガメムノンがその中のクリュセースを、
アキレスがプリセイスを自分のものにする。
ところがクリュセースはアポロンの巫女であった為、アポロンがこれを怒りギリシャ軍を妨害しました。
そこで、アキレスがアガメムノンにこの件はお前が悪いと言いクリュセースを解放するよう言ったところ、
アガメネノンは解放するからその代りにプリセイスをよこせと言います。
アキレスは怒ってプリセイスをアガメムノンに渡しはしたものの、もう自分は帰ると言い出し、船の中に閉じ篭ってしまう。
そして誰かが来て戦いに参加するように頼んでも聞き入れなかった。
アキレスが参加しないと、ギリシャ側の劣勢はどうしようもない状態。
医師として随行していたマカオンまで、トロイに加勢していたアマゾンの女王ペンテシレイアに殺されました。
彼の死体をのせた車がアキレスの船の近くを通った時、アキレスは親友のパトロクロスに、あの車で運ばれている老人は誰か見てくるように頼む。
マカオンの死体を運んでいたのはネストルだった、彼はパトロクロスに戦況を訴え、アキレスを何とか説得して欲しいと頼んだ。
パトロクロスも心を動かされ必死にアキレスを説き伏せます。
そしてついにヘパイストスがアキレスの父ペレウスに与えた甲冑をパトロクロスが着て、アキレスの軍勢を率いて戦うことを許可します。

---X---
パトロクロスの率いた一軍がやってくると、トロイの兵士たちはてっきりアキレスがやってきたと思って総崩れになって逃げ出します。
ここで戦況は逆転。パトロクロスは勢いに乗って進軍し、敵の勇者サルバードンも倒す。
しかし大将のヘクトルとの一騎打ちになった時、きまぐれなアポロンがヘクトルを守護した為、ついに彼の前に倒れてしまう。
パトロクロスが倒れて甲冑がヘクトルの手に入ったことを知ったテティスはヘパイストスの許に急行し、事情を説明してアキレスの為に前のよりもっと丈夫な甲冑を作ってくれるよう要請。
アキレスはその新しい甲冑を受け取ると、アガメムノンの所に行き、もう一度一緒に戦おうと申し入れ、アガメムノンもむろん承知して両者和解。
そしてギリシャ軍の総攻撃が。。。
アキレスはトロイ王家の一人アイネアスと引き分けの大死闘を演じた後、いよいよヘクトルと対決。
両者の戦いも激しいものでしたが、やがて自分の方が力が下とさとったヘクトルは逃げ出す。
しかしアテナが彼をあざむき、逃げずに最後までアキレスと戦わざるを得なくします。
そしてヘクトルは自分の運命を知りつつも最後の戦いを挑み、アキレスの前に倒れるのです。
この勝負でこの戦争の帰趨はほぼ決りました。
アキレスは勝利を喜び、ヘクトルの死体を戦車にしばって引きずり回します。
これを不憫に思ったトロイ王プリアモスはたった一人の従者だけを連れて、夜ギリシヤの陣地を訪れ、アキレスの前に土下座してヘクトルの死体を返してくれるように懇願。
アキレスもこの老王の姿に涙を誘われ、息子の遺体を返してやるのだった。

---Y---
ヘクトルが倒れた後、トロイ側は城壁の中に立て篭って最後の抵抗を試みていた。
そんな中、アキレスはプリアモス王の娘ポリュクセネを見初め、彼女に求婚。
プリアモスはもし彼女がアキレスと結婚して彼が自分の義理の息子になれば両軍を仲介して和平を成立させてくれるかも知れないと期待し、この縁談を進める。
しかしパリスは和平が成立すれば当然ヘレネを返さなければならない為これに抵抗、二人がデートしている所に忍んで行き、アキレスのかかとに毒矢を放ち、彼を殺してしまう。
アキレスはここだけが弱点。
目の前で恋人が兄に殺されたポリュクセネは泣き崩れ、発作的にアキレスのかかとにささった矢を引抜き、自分の胸に突き立てて自殺。
また、アキレスが死んで危機感を抱いたギリシャ側は、ヘラクレスの矢を持っているピロクテスを戦場に呼び出していた。
彼の放った矢は見事パリスを射抜き、問題の人物は倒れた。
一方一時の気の迷いでパリスに付いて来たものの、何とか逃げ出して夫のもとに帰りたいと思っていたヘレネは、トロイ陣中に忍んで来たオデュッセウスにばったり会う。
彼はディオメデスとともにトロイを守っているパラディオンの像を盗み出しに来たのだった。
彼女は二人に協力して像を町の外に出し、これでトロイに神の守りが及ばなくなりました。
そこまでやっても篭城しているトロイの城壁の守りは固く小競り合いは続いたけれど、ギリシャ側もなかなか決定打を出せず、せめあぐねていた。

---Z---
そろそろ、ギリシャが最後の大攻勢を仕掛けて来るのでは、と待機していた時、突然ギリシャの船がみんな帰り支度を始める。
バタバタと船が夜の内に港を去って行き、翌朝トロイの城壁の外には巨大な木馬が残されていた。
一人のギリシャ兵が捕らえられた。
彼は拷問に合うとシノンと名乗り、この木馬はギリシャ人がアテナに捧げたもので、これが万一トロイの町
の中に入れられてしまうとトロイが戦争に勝つことになるので、絶対に中に入れられないような巨大な像を作ったのだと申立てる。
(シノンはオデュッセウスの従兄弟であるとされている)
この木馬についてプリアモスの娘カサンドラは、それが危険なものであることを予知し、みんなに告げようとするけれど、アポロンが彼女の言葉を誰も信用しないようにしてしまった為、彼女の言葉は無視された。
また神官のラオコオンもこの木馬にただならぬものを感じ、木馬を廃棄するように主張し、自ら木馬に一本の矢を放つ。
するとどこからともなく巨大な蛇が現れて彼を締め殺してしまう。
人々はこれは神罰だと言い苦労して町の中に引き入れ、宴会をして突然降って湧いた勝利に酔いしれるのだった。
そして人々が酔いつぶれた頃。。。
木馬の中からたくさんの兵士が現れた。
彼等は町に火を付け、酔いつぶれている兵士たちをどんどん斬り殺し、あっという間にトロイを壊滅させてしまった。
いつしかギリシャの船も戻っていて、アキレスの息子のピュロスも勇敢に戦った。
彼は最後トロイの王子ポリテスと一騎討ちになり、彼を倒した。
プリアモス王は逃げようとしていたけれど、目の前で息子が倒されたのに動転して彼の死体にすがりつき、無謀にもピュロスに切り掛かったけれど、あっけなくピュロスに殺されてしまう。

---その後[---
映画では最後のほうで城から抜け出す一行の中の一人にパリスが剣を渡していたけれど、その相手がアエネーイスで、一行が向かうのはローマ。
後にローマ帝国を築くのが彼らトロイの残党で、その顛末はローマ帝国の建国神話であるウェルギリウスの「アエネーイス」に書かれています。
戦いは終わり。
ヘレネは無事メネラオスの許に戻り元のさやに納まる。
二人は軍隊とは別にさっさとギリシャへ帰ってしまうのだった。
神々もこの二人の態度には呆れて、二人の船をあちこちの島に流したりしたけれど、全然めげずに無事故郷へ帰り着く。
そして二人は娘のヘルミオネをアキレスの息子ピュロスと結婚させ、盛大な祝宴を開いた。
これに対して、戦時中さんざん苦労したアガメムノンには悲惨な運命が待ち受けていた。
彼の留守中に妻のクリュタイムネストラはアイギストスと浮気を。
そしてアガメムノンが帰って来ると彼が邪魔であるのと、娘のイピゲネイアを生贄にしようとしたことに腹を立てていたのとで、アガメムノンを殺してしまう。
アガメムノンとクリュタイムネストラには、イピゲネイアの他にエレクトラという娘とオレステスという息子が。
アイギストスがオレステスも殺そうとしているのを知ったエレクトラは彼を秘かに他の国に逃し、自分は母思いの娘を偽って復讐の機会を待つ。
やがてオレステスは立派に成長し、姉の元に戻ってくると、二人は父の仇アイギストスと不義な母クリュタイムネストラを殺す。
この殺害に復讐の女神たちが異議を唱え、彼女らはどんな事情があるにせよ親を
殺すことは許されないと言って二人をタウリスの島に追いやる。
そこの島では普通訪れた者は神の生贄に捧げられてしまうのだった。
ところが、このタウリスの島の巫女こそ、二人の姉イピゲネイア。
三人は再会を喜び、イピゲネイアは巫女の仕事を放っぽりだして妹弟とともに島を脱出し、アテナ神に保護を求める。
復讐の女神たちがアテナに姉弟たちを引き渡すよう要求するけれど、アテナは裁判を行う。
陪審員の票は同数だったけれど、アテナは無罪を言い渡す。。。


2004年06月03日 (木) 16時55分




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