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(216) トーク・トゥ・ハー (2002) -DVD- 投稿者:か こ




<原題>「HABLE CON ELLA(スペイン) TALK TO HER(米)」
<公開時コピー> 「深い眠りの底でも、女は女であり続ける。」

前作「オール・アバウト・マイ・マザー」でアカデミー外国語映画賞を受賞した、ペドロ・アルモドバル監督。
ともに愛する女性が昏睡状態となってしまった二人の男を主人公に描く究極の愛の物語。
ドイツの舞踏家ピナ・バウシュの「カフェ・ミュラー」「炎のバズルカ」の舞台が登場、また、彼女と交際中のブラジルを代表するミュージシャン、カエターノ・ベローゾが歌う場面も。
劇中に登場する昔のサイレント映画「縮みゆく恋人」は、ムルナウ監督の「サンライズ」を意識してアルモドバル監督が撮ったもの。

・2002年アカデミー賞 脚本賞ペドロ・アルモドバル
・2002年LA批評家協会賞 監督賞ペドロ・アルモドバル
・2002年ゴールデン・グローブ 外国映画賞
・2002年英国アカデミー賞 オリジナル脚本賞ペドロ・アルモドバル、外国語映画賞スペイン
・2002年ヨーロッパ映画賞 作品賞、監督賞ペドロ・アルモドバル、脚本賞ペドロ・アルモドバル

<あらすじ> ピナ・バウシュのダンス公演で偶然、隣り合わせた男二人は、愛する女性が共に事故で昏睡状態となり、同じ病院で再会する。
看護士であるベニグノは、ジャーナリストのマルコに言う。
「トーク・トゥ・ハー(彼女に話しかけて)。女性の脳は神秘的だから」。
だがやがて、ベニグノの愛するバレリーナは植物状態であるにもかかわらず妊娠。
事態は思わぬ方向へうねり出す。。。

ハヴィエル・カマラ Javier Camara・・・・・・・・・・・・・・ベニグノ
ダリオ・グランディネッティ Dario Grandinetti・・・・・・・マルコ
レオノール・ワトリング Leonor Watling・・・・・・・・・・・アリシア
ロサリオ・フローレス Rosario Flores・・・・・・・・・・・・・リディア
ジェラルディン・チャップリン Geraldine Chaplin・・・・・カタリナ
パス・ベガ Paz Vega・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サイレント映画のヒロイン
ピナ・バウシュ Pina Bausch
カエターノ・ヴェローゾ Caetano Veloso
セシリア・ロス Cecilia Roth  (クレジットなし

★☆☆☆☆
■HP http://www.gaga.ne.jp/talktoher/

おすぎさんか誰かがCMで「100年分の涙を流しました」と言ってたと思うけど。。。
おすぎだからだよ。
私は駄目だー。

「カフェ・ミュラー」の舞台。
この物語の主人公たちが生きている“天国と地獄の中間地帯”を象徴すると、アルモドバル監督は映画のオープニングとエンディングに彼女の舞台を起用したそうだ。
生と死、とかね。

一方通行の愛は、密やかな個人的快楽を得られる一方で、やはり孤独で寂しい。
自分が相手を思い、その相手も自分を思ってくれる。。。
真の恋愛関係が成り立つということは、奇跡に近いことだと私思っている。
昏睡状態の物言わぬ相手に対して、ひたすら一方的に尽くし愛を注ぐ主人公ベニグノ。
無償の愛と言えば聞こえはいいが、実際には、相手の意向を無視した、偏った自己満足の世界。
そこには相手が自分をどう思っているかという概念はなく、お互いののコミニュケーションは存在しない。
ラストは無難に終わったけれど、もしアリシアがそれが原因で体への負担で死んだり、そうでなくても、ペニグノの望み通りいったとしても、悲惨な話になる。

ベニグノの異常ともとれる愛は、彼を長い間小さな世界に閉じ込めてきた「母親」の存在にあったと思う。
母親以外の女とはろくに接したこともない彼が、まともな愛し方なんて学ぶ術も無いだろうし。
そこへあのサイレント映画の衝撃!!!
愛の成就とはすなわち肉体的にも一つに結ばれることなんだ、というあらぬ方向へ向かってしまったのは理解できる。
そういう危険性を含んだ愛を見せる一方で、奇跡をもたらすのもまた愛情だと(ラストのマルコとアリシアの出会いがその象徴)。
監督独特の世界観を感じるけれど、ちょっと好みじゃない。

私も昏睡状態に陥ったら、ベニグノみたいな看護士をつけて〜って思ってしまうほど、彼の看護の仕事は夢のようです。
髪の毛も肌も爪の先まで、いつもツヤツヤに磨いてくれる。
そして、私の好きな映画まで観に行ってくれてあらすじを聞かせてくれる。
看護士の鏡のような人物です。
ベニグノのマッサージの手つき、優しい語り、服の着せ替え、身体の洗浄、そういう部分には見惚れてしまいました。
「看護士として」は、ね。
でもストーキングは犯罪であり、罰せられてしかるべきである。
それ以上のことなんてとんでもない!!!(怒)
演じるハヴィエル・カマラがまた生理的に受け付けないタイプだったので共感出来ませんでした。。。

終始ベッドの上で眠り続ける昏睡状態のバレリーナという難しい役どころをみごとに演じきり、高い評価を受けたレオノール・ワトリング。
若さ溢れる肉体は官能的。
目を覚ましている彼女より、とても魅力的に見えるのは不思議。
サラ・ポーリー主演の「死ぬまでにしたい10のこと」では、ヒロインの友人役でも出演。

ロサリオ・フローレス。
女優から歌手へ転身、でもこれで女性闘牛士という難役を見事にこなしてスクリーンに復帰。
闘牛士のコスチュームをキリリと着こなす姿は美しい。
そして闘牛のシーンの、カメラワークと色彩の美しさは「ぁぁ、スペイン映画みてる〜」って実感が出ました。


2004年06月03日 (木) 14時33分




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