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(212) 8人の女たち (2002) -DVD- 投稿者:か こ




<原題> 仏「8 FEMMES」 米「8 WOMEN」
<公開時コピー> 「一家の主を殺したのは誰・・・?」

フランスを代表する新旧8人の大女優たちが歌って踊る、絢爛豪華にしてとびきり楽しいミュージカル仕立てのミステリー。
監督は早くも風格さえ感じさせ始めたフランスでもっとも期待を集める若手監督、「焼け石に水」「まぼろし」の鬼才フランソワ・オゾン。
主が殺され、互いに疑心暗鬼になる8人の女性たちの姿をユーモアと毒気をちりばめた才気溢れる演出で描く。
2002年ベルリン国際映画祭では、本作で夢のような競演を果たした女優陣全員に銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)が授与され話題を振りまいた。

<あらすじ> 1950年代のフランス。
クリスマスを祝うため、雪に閉ざされた大邸宅に家族が集うこととなった。
その日の朝、メイドのルイーズが、一家の主マルセルの部屋へ遅い朝食を持っていくと、彼はナイフで背中を刺され死んでいた。
外から何者かが侵入した形跡はない。
電話線は切られ、雪で外部との連絡を完全に絶たれた8人の女たち。
祝祭気分は一転、彼女たちは疑心暗鬼を募らせていく。
やがて、互いの詮索が始まる。
そして、次々と彼女たち一人ひとりの思惑や秘密が暴露されていく。。。

ダニエル・ダリュー Danielle Darrieux・・・・・・・・・・・マミー(妻の母)
カトリーヌ・ドヌーヴ Catherine Deneuve・・・・・・・・・ギャビー(妻)
イザベル・ユペール Isabelle Huppert・・・・・・・・・・・オーギュスティーヌ(妻の妹)
エマニュエル・ベアール Emmanuelle Beart・・・・・・ルイーズ(メイド)
ファニー・アルダン Fanny Ardant・・・・・・・・・・・・・・ピレット(主の妹)
ヴィルジニー・ルドワイヤン Virginie Ledoyen・・・・・スゾン(長女)
リュディヴィーヌ・サニエ Ludivine Sagnier・・・・・・・カトリーヌ(次女)
フィルミーヌ・リシャール Firmine Richard・・・・・・・・マダム・シャネル(ハウスキーパー)

★★★★☆
■HP http://www.gaga.ne.jp/8femmes/

この映画がそこかしこで参照しているダグラス・サーク(40年代、50年代のハリウッドのメロドラマ作家として知られる)の諸作品を知らなくても、
「8人の女たち」というタイトルが引き継いでいるはずのジョン・フォードの遺作(「荒野の女たち」、原題「SEVEN WOMEN」)を知らなくても、全然問題なし。
スゾンなんて衣装も前髪もオードリーだしね。
50年代、ディオールが提唱した“ニュー・ルック”からインスピレーションを得たという女優たちの華麗な衣装、
そしてドール・ハウスを連想させるカラフルで徹底的に作り込まれたセットデザインは素晴らしい。
それぞれオマージュがちりばめられています。
密室殺人の謎解きものを期待するのではなく、8人の人間臭さを堪能するつもりで見れば楽しい作品だと思う。
浮気、不倫、妊娠、同性愛、出生の秘密、金銭問題と、すまし顔の女たちの心の中に隠される本音がつぎつぎと明かされるにつれ、やっぱ女って怖いかも(苦笑
オゾン監督、凄い!!!
舞台でも観たい。 ハリウッドリメイクでも観たい。
この映画は監督自身が「コメデイー・ポリシエ・アン・シャンテ/歌のある探偵ものコメデイー」と定義しているように、出演している女優が演技を止めてシャンソンを歌って踊り出す場面がある。
歌っているシャンソンは年代設定やその役に合うように監督自身が選んだもの。
8人の女優と歌っているシャンソンはちなみに次の通り。( )内は原曲を歌っている歌手。

 ファニー・アルダン:《ア コワ セール ドウ ヴィーヴル リーブル?/自由に生きることが何の役に立つの?》(ニコレッタ)
 エマニュエル・ベアール:《ピル ウー ファス/表か裏か》(コリンヌ・シャルビー)
 ダニエル・ダリュー:《イル ニ ア パ ダムール ウールー/幸せな愛はない》(イザベル・オーブレ)
 カトリーヌ・ドヌーヴ:《トワ ジャメ/あなたは決して》(ジャン・マンソン)
 イザベル・ユッペール:《メッサージュ ペルソネル/パーソナル メッセージ》(フランソワーズ・アルデイ)
 ヴィルジニ・ルドワイアン:《モナムール、モナミ/わが愛、わが友》(マリー・ラフォレ)
 フィルミンヌ・リシャール:《プール ヌ パ ヴィヴル スール/一人で生きないために》(ダリダ)
 リュデイヴィンヌ・サニエ:《パパ テ プリュ ダン ル クー/パパはもう時代遅れ》(シェイラ)

カトリーヌ・ドヌーヴのミュージカル映画と言えば、私には「シェルブールの雨傘」が懐かしく思える〜。
今回のはミュージカルとまで言えるかどうか、そんなジャンル分けはどうでもいいか。
カトリーヌ・ドヌーヴ、いまだに美人だけれど、すっかりおばはんの体型、でもゴージャス。
ダニエル・ダリューがまだご存命でご活躍されているのにも驚きました。
唯一歌もプロ。 綺麗な歌声です。
真っ赤なドレスのファニー・アルダンが色っぽくてイイ。
そしてやはり凄いのはイザベル・ユペール、歌の場面で片目から涙を流すところなんてゾクッときた。
計算尽くされた演技、最後の大化けもイイ。
イザベル・ユペールがピアノを弾き出すシーンは、 まんま「ピアニスト」のパロディかと思われたけど、特典映像の監督インタビューであれは偶然だと答えていた。
ベアールの歌はともかく踊りはセクシーだった。
ボーイッシュな役だったリュディヴィーヌ・サニエが、現在公開の「スイミング・プール」で、あれだけの色気をふりまいているとはね!!!
フィルミンヌ・リシャールが歌う歌詞は切なかった。。。
女優なんだから歌や踊りは上手くなくてイイ、キャラクターの雰囲気が出せれば、という演出が上手くいっていると思う。
なんか聞いたことある名前の人がたくさん出てるな、くらいな興味しかない観客にとっては、厚化粧のおばさんたちがめいっぱい歌って踊る、濃すぎる演出は苦痛に思うかも。
興味湧けないと、妙に演技過剰な女どもがギャーギャー言ってるだけの、たんなるやかましい内輪ねた映画かも。
個人的には好きだけれど、好みの分かれる映画かもしれない。

殺されてしまった旦那様の立場から。
女ばかりの屋敷で結構好き勝手していたようだけれど、実際には追い詰められていて。
で、唯一の、そして最後の希望である末娘が、自分の味方してくれそうなんだけど、結局そのおかげでまた更に追い詰められていくという。。。
しかし好き勝手しているようで実は自滅という可笑しさと哀しさ。
ちゃんと役者を映さないところも良かった。


2004年05月25日 (火) 17時19分




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