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(207) ロスト・イン・トランスレーション (2003) 投稿者:か こ



<原題>「LOST IN TRANSLATION」

「ヴァージン・スーサイズ」のソフィア・コッポラ監督が、自身の東京での経験を下敷きに描いたコメディ・ドラマ。
異国の地・東京で出会ったハリウッド俳優と若いアメリカ人の人妻が、互いに心を通わせていく中で次第に孤独や疎外感を癒していく姿をユーモラスかつ繊細なタッチで描く。
第76回アカデミー賞脚本賞受賞。
ビル・マーレイが哀愁を帯びた中年男を好演、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞ほか数々の演技賞を獲得。
共演は「ゴーストワールド」のスカーレット・ヨハンソン。

<あらすじ> ウィスキーのコマーシャル撮影のため来日したハリウッド・スターのボブ。
彼は滞在先である東京のホテルに到着すると、日本人スタッフから手厚い歓迎を受けるが、異国にいる不安や戸惑いも感じ始めていた。
さらに、息子の誕生日の不在を責める妻からのFAXが届き、時差ボケと共に気分が滅入ってしまう。
一方、同じホテルにはフォトグラファーの夫ジョンの仕事に同行してきた若妻シャーロットが滞在中。
彼女は新婚にもかかわらず多忙な夫にかまってもらえず、孤独を感じていた。
ホテルで何度か顔を合わせたボブとシャーロット。
2人はやがて言葉を交わすようになり、いつしか互いの気持ちを分かち合うようになるのだった。。。

ビル・マーレイ Bill Murray・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ボブ・ハリス
スカーレット・ヨハンソン Scarlett Johansson・・・・・シャーロット
ジョヴァンニ・リビシ Giovanni Ribisi・・・・・・・・・・・・ジョン  『プライベート・ライアン』アーウィン・ウエイド伍長を好演「閉ざされた森」
アンナ・ファリス Anna Faris・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケリー
マシュー南 Matthew Minami・・・・・・・・・・・・・・・・・マシュー南
田所豊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・CMディレクター
林文浩

★★★☆☆
■HP http://www.lit-movie.com/

異文化を理解しようとする代わりに、同郷の似た者同士でつるんで異文化を「体験」する話ですな。
中年男性の仕事・結婚生活への焦燥感、若い女性の夫との価値観差異&これからの結婚生活への焦燥感。
そびえ立つパークハイアット、その窓から一望する東京の街は、時として疎外感を与え不安をかき立てられる。
その気持ちはよぉーくわかる。
東京タワーの展望台などで私も感じたりするから。
異なる・理解できない文化の国(文化が無いのでは無く)での孤独感が丁寧に描かれているように思えました。
見慣れた渋谷の街並みがエキゾチックで新鮮なのは、ソフィア監督の好きな場所(渋谷、代官山、中目黒など。東京のネオン)って思い入れもあるからかな。
サントリーにこだわったのも、父親・フランシス・F・コッポラが黒澤明と共演した日本のCMが印象に残っていたからだそう。

アメリカでこの映画が上映された時、日本語の部分には字幕はついてないそうです。
だからアメリカ人の観客は、日本人が何を言ってるかわからないまま。
でも日本語が嫌でもわかってしまう私たちには、自分の事を言われてるらしいのに何を言ってるのかわからない不安、信用出来ない通訳、言葉の通じないもどかしさなど、主人公が感じる孤独や焦燥感は、100%伝わらないと思う。
違う意味で笑いは充分起きていたけどね(笑)
名刺交換のためだけに集まる人々、「L」と「R」の発音の区別が出来ない人々、ろくに英語のできない通訳にやたら大げさなCM監督etc。。。w
英語を話せる友人が言っていたことには「英語のわかる日本人に見て欲しい映画」だそうで。
日本なまりの英語満載で、それがいかに、どうして通じないのか、それが実際に日本人と話した事のある外国人しかわからないつぼらしい。
予告で見てマシュー南も楽しみなシーンでした。
まぁ、騒がしい、ハチャメチャな日本人ばかりを想像されても困るけど(苦笑)
音楽も「風をあつめて(byはっぴいえんど)」を選んだり渋いなーって感心したけれど、柔らかなぽわーんとした映画には似合っていたかも。

エンディングでボブがアーケイドでシャーロットを見つけ抱き合うシーン、
最後に何を囁いて、二人が笑顔を取り戻したのかとても気になります。
スカーレット・ヨハンソンはすぐ公開の「真珠の耳飾りの少女」とは雰囲気も違ってて。
19歳だし!色んな表情を持っていてまだまだ今後が楽しみな女優さんですわ。
ビル・マーレイも(私のイメージはコメディなので)抑えた演技、とても渋く深く、良かった。



2004年4月29日(木)シネマライズ

5月1日までは単館上映だったので連日満席との噂通りの混雑でした。
12:55〜上映を狙っていたので、待ち合わせは12時にしていて良かった。。。
あっという間にロビーや階段にみるみる行列が出来て、ただでさえ夏日だったのに更に蒸し暑く感じました。
おかげで2階の真中という見やすい席で。



---おまけ---

本作で、第76回アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞したソフィア・コッポラ。
製作総指揮を務めたパパのことはいまさら説明も不要だろう。
『CQ』で監督デビューした兄のロマン・コッポラも本作のセカンドユニットを担当し、「コッポラ・ファミリー」の結束を感じさせる一作。
ちなみに、今年ソフィアと離婚して、“元”コッポラ・ファミリーになってしまったスパイク・ジョーンズ(『マルコヴィッチの穴』『アダプテーション』)だが、本作のエンドロールにはちゃんと“Thanks”として名前がクレジットされている。

舞台となっている「パークハイアット東京」は、ハリウッドセレブ御用達の高級ホテルで、最近の来日キャンペーンはほとんどがここで行われている。
ロビーが高層階にあるため一般の人が入りにくく、すみずみまで行く届くサービスや高級感あふれる雰囲気が人気らしい。
ちなみにここで記者会見を開くのにかかるお金は一回数百万円とか。
ソフィアは「歌舞伎町の喧騒がすぐそこにあるのに、その真ん中に静寂が浮かんでいるような空気感がある」と表現している。

ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンは、最初からソフィア・コッポラが想定していたキャスティング。
特にビル・マーレイに関しては、彼が出演を承諾してくれなければソフィアは製作そのものを諦めてもいいと思っていたという。
マーレイは彼のエージェントでさえ、なかなか捕まえられないため、ソフィアはまるでストーカーのごとく電話攻勢をかけてやっと出演OKをもらったそうだ。
マーレイは哀愁漂う中年男を演じきり、長いキャリアのなかで初めてアカデミー賞(主演男優賞)にノミネートされた。
アカデミー賞授賞式で、『ミスティック・リバー』のショーン・ペンの名が呼ばれた瞬間は、本気で悔しそうな表情をしていた。


2004年05月02日 (日) 19時10分




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