<原題>「MOULIN ROUGE!」(フランス語で「赤い風車」)
<公開時コピー>「ふたりの愛、ひとつの運命。
パリ、1899年この街で、最も愛された一人の女。。。彼女の名はサティーン」
いまやハリウッドを代表する二大スター、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーを主演に、
「ロミオ&ジュリエット」のバズ・ラーマン監督が絢爛豪華にして幻想的に描くミュージカル大作。
主演の二人が自ら歌う曲の数々はビートルズ、エルトン・ジョン、さらにはU2、マドンナと20世紀を代表するポップ・ナンバーがふんだんに使用されている。
・アカデミー賞 2001年
美術賞受賞 Brigitte Broch 舞台、キャサリン・マーティン 美術
衣裳デザイン賞受賞 アンガス・ストラティー、キャサリン・マーティン
・ゴールデン・グローブ 2001年
作品賞受賞(コメディ/ミュージカル) 、女優賞受賞(コメディ/ミュージカル) ニコール・キッドマン、音楽賞受賞 クレイグ・アームストロング
・英国アカデミー賞 2001年
助演男優賞受賞 ジム・ブロードベント、作曲賞受賞(アンソニー・アスクィス映画音楽賞) クレイグ・アームストロング、マリウス・デ・ヴリーズ
・ヨーロッパ映画賞 2001年
インターナショナル(非ヨーロッパ)作品賞受賞 バズ・ラーマン、世界的功績賞受賞 ユアン・マクレガー
<あらすじ> 1899年、夜のパリを象徴する魅惑のナイトクラブ “ムーラン・ルージュ”。
その豪華で華麗なショーは人々を魅了した。
しかし、実のところ派手な電飾に金をかけすぎ経営は火の車。
そこでオーナーのジドラーは、新たな投資家として資産家の公爵に狙いを定め、新しいショーの主役サティーンをあてがうことでその資金を引き出そうと考えていた。
一方、本格的な女優を目指していたサティーンもパトロンを必要としていてジドラーの申し出に不満はなかった。
しかし、ジドラーから言われて客席を覗いたサティーンは青年舞台作家クリスチャンをパトロンと勘違いしてしまう。
それがきっかけで二人は互いに愛し合うようになるが、公爵には決して知られてはならなかった。
二人は女優と作家という関係を装わねばならなかった。。。そして悲劇が起こる。。。
ニコール・キッドマン Nicole Kidman・・・・・・・・・・・サティーン
ユアン・マクレガー Ewan McGregor・・・・・・・・・・・クリスチャン
ジョン・レグイザモ John Leguizamo・・・・・・・・・・・トゥールーズ・ロートレック
ジム・ブロードベント Jim Broadbent・・・・・・・・・・・ジドラー
リチャード・ロクスバーグ Richard Roxburgh・・・・・ウースター公爵
ギャリー・マクドナルド Garry McDonald・・・・・・・・医者
ジャセック・コーマン Jacek Koman・・・・・・・・・・・・アルゼンチン人
ケリー・ウォーカー Kerry Walker・・・・・・・・・・・・・・マリー
マシュー・ウィテット Matthew Whittet・・・・・・・・・・サティ
キャロライン・オコナー Caroline O'Connor・・・・・・・ニニ
デヴィッド・ウェンハム David Wenham・・・・・・・・・・・オードリー
カイリー・ミノーグ Kylie Minogue・・・・・・・・・・・・・・・緑の妖精
★★★★☆
■HP http://www.foxjapan.com/movies/moulinrouge/intro.htm
1890年代初頭、ベルエポックの幕開けとともに誕生したムーランルージュ(フランス語で「赤い風車」)は、100年余の歴史を誇る世界屈指のナイトスポット。
夜のとばりが降りるころ、シンボルの赤い風車には灯がともり店はロートレックの絵の世界そのままの、ノスタルジックな雰囲気。
paris なのに、英語。。。
ツッコミ所はさておき、オープニング「20世紀フォックス」のタイトルロゴが出た時点から、
もう( ̄ー ̄) ニヤリ
古典的なベタな内容ながら、ミュージカルシーンも派手で、最後まで楽しく観ることができました。
ユアンもニコールも歌が予想以上に上手くてビックリ。
ユアンは元々歌手志望だったそーで。
ニコール・キッドマンが公爵と勘違いしたユアンとの出会いで転げまわる場面も一人大笑いしてしまいました。
根性すわってます。綺麗だけではありません。
今考えると離婚騒動で大変だった頃かな?
ま、唯一の問題は、ユアンが他のキャストに喰われまくっているところです(苦笑)
でも眼力があるというか、二人が見つめ合うとやはり絵になります。
公爵役のリチャード・ロクスバーグを、ずっとゲイリーオールドマンだと思ってた(汁) 役もそれっぽいんだもん。
ムーランルージュの伝統である本場のフレンチ・カンカンが、最初に出ただけでもったいなかったかな。
ダンスシーンはもう少し観たかったかも。
70’s 80’sのポップソングのオンパレードで♪
「サウンド・オブ・ミュージック」、ニルヴァーナ、M・モンロー、
エルトン・ジョン、ビートルズ、マドンナ、ポリス、J・コッカー、ファット・ボーイ・スリム、W・ヒューストンetc,etc!!!
これだけの人々の曲が、凄まじいハイ・ヴォルテージの映像と共にサンプリング・リミックスされて、一気に観客の視覚、聴覚に襲いかかってくるのだ〜〜〜!!
これはMTV世代に向けたミュージカル。
ロック・ミュージックが好きな人は結構楽しめると思う。もちろん私も(>▽<)
「ロクサーヌ」のタンゴは最高にかっこよかった!!
「天国と地獄」「ライク ア ヴァージン」は超おかしかった!!
「your song」は素敵すぎるでしょう!!
人がこの世で知る 最高の幸せ
それは誰かを愛し その人に愛されること