<原題>「SERENDIPITY」(幸せな偶然)
<公開時コピー>「それは、恋心ふるえる“幸せな偶然”運命の人なら、きっとまた逢える。」
ニューヨークを舞台に繰り広げられるロマンティックなラブストーリー。
主演の2人、ジョン・キューザックはTVプロデューサーを、ケイト・ベッキンセイルは心理学カウンセラーのイギリス人女性をそれぞれ好演。
<あらすじ> クリスマス前のニューヨーク。
デパートで偶然ひとつの手袋を同時に手にしたジョナサンとサラ。
二人はその偶然の出会いに何かを感じるものの、“本当の運命”なのかどうかを試そうとサラが言い出す。
一方は5ドル札に自分の電話番号を書きそれを売店へ、一方はある本に電話番号を書いて古本屋へ。
お互いの電話番号が書かれた5ドル札と本が、巡り巡ってお互いの手元に戻ってくれば、それは間違いなく“運命”だと。
そして2人はその場を去った。
数年後、互いに婚約者ができていたのだが、二人もあの日の出会いを忘れられずにいた。。。
ジョン・キューザック John Cusack・・・・・・・・・ジョナサン
ケイト・ベッキンセイル Kate Beckinsale・・・・・サラ
ジェレミー・ピヴェン Jeremy Piven・・・・・・・・・ディーン
モリー・シャノン Molly Shannon・・・・・・・・・・・・イヴ
ジョン・コーベット John Corbett・・・・・・・・・・・・ラース
ブリジット・モイナハン Bridget Moynahan・・・・・ハリー
ユージン・レヴィ Eugene Levy・・・・・・・・・・・・・営業販売員
ルーシー・ゴードン
★★★☆☆
結果がわかっていても見てしまう、キャストと小技が大切なラブコメディ。^^
偶然が多すぎたりわざとらしかったりしても冷めちゃうけれど、ほどよくすれ違いも多いし、まぁそこは勘弁してょって感じで軽く楽しみました。
ジョン・キューザックとケイト・ベッキンセールのロマンチックな雰囲気が楽しめるのでは。
ケイト・ベッキンセールはあの「パールハーバー」ハワイから撮影に入ったというインタビューも特典にありました。
派手なメイクも無かったおかげで、彼女の素の美しさが存分に輝いているような感じでした。
主人公二人が、お互いを捜そうとかなりの努力をしているからイイ。
窓から覗いてショックを受けているジョン、その後這って退散するジョン、サラの住所を知りたいばかりにデパートの営業販売員に詰め寄るジョン。。。
人によってはストーカーみたいになってしまうのが、彼が演じると何だかとても納得してしまう(苦笑)
ジョナサンの親友・ディーン役を演じていたのは、ジョン・キューザックの小学生時代からの旧知の仲、ジェレミー・ピヴェン。
二人のシーンはやはり自然で、息の合った楽しいシーンでした。
サラとイヴの親友同士のシーンも多く、この二組の会話のテンポの良さとか見ていて楽しい。^^
ブリジット・モイナハン、ジョン・コーベットは「Sex and the City」でもお馴染み。
ジョン・コーベット、やはり長髪は駄目だー個人的に(汁)
特典のインタビューの短髪の方がとってもとっても素敵さ倍増する。
ラースは民族系っての?独特なミュージシャンで、指輪も大きな箱の中にはどんどん小さな箱が入っていて。。。ってロマンチックでイイなぁ。
ハリーにしても理想的な女性で、ジョナサン、サラそれぞれ二人にさんざん振り回されてフォローも無いのが残念でした。
特にハリーが(そうとはもちろん知らずに)ジョナサンにプレゼントした本が、ジョナサンの恋を後押ししてしまったのでやりきれなかった。。。
そして忘れてはいけない営業販売員(店員と呼んではいけないw)役のユージン・レヴィ。
彼のシーンは面白い!!!
カットされてもったいなかったシーンは、ジョナサンとディーンが後部座席に乗り、営業販売員が運転する横に何故かマネキンが説明も無くあるところがとてもおかしかった(笑)