＜原題＞「TIMELINE」　＜公開時コピー＞「それは、１４世紀からのＳＯＳ。」

「ジュラシック・パーク」「ツイスター」「ＥＲ救急救命室」の原作者マイケル・クライトンのベストセラー小説を映画化したＳＦアドベンチャー大作。
タイムスリップしたまま消息を絶った教授を救出するため、14世紀のフランスへ旅立った若者たちが、“英仏百年戦争”の真っ只中で想像を絶する困難に遭遇する。
主演は「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカー。
監督は「リーサル・ウェポン」シリーズで大好きなリチャード・ドナー。

＜あらすじ＞　フランス南西部のとある修道院遺跡の発掘現場では、考古学専攻の学生たちによる調査が進められていた。
ある時、彼らは14世紀の地層から驚くべき遺物を発見する。
現代の製品としか思えないメガネのレンズと“Help Me”と書かれたメモが出土したのだ。
それは、発掘プロジェクトのリーダーで、スポンサー企業ＩＴＣを訪ねたまま行方不明になったジョンストン教授から教え子たちへのＳＯＳだった。
教授の息子クリスをはじめとする発掘チームは、ＩＴＣの社長から衝撃の事実を知らされる。
教授は、ＩＴＣが極秘に開発した時空間転送装置で14世紀フランスに転送され、現地で消息を絶ってしまったというのだった。
そこでクリスは、他の仲間６名とともに教授の行方を追って中世フランスへと向かうのだったが。。。

ポール・ウォーカー　Paul Walker・・・・・・・・・・・クリス・ジョンストン
フランシス・オコナー　Frances O'Connor・・・・・ケイト・エリクソン
ジェラード・バトラー　Gerard Butler・・・・・・・・・・アンドレ・マレク
ビリー・コノリー　Billy Connolly・・・・・・・・・・・・・エドワード・ジョンストン教授
イーサン・エンブリー　Ethan Embry・・・・・・・・・・デヴィッド・スターン
アンナ・フリエル　Anna Friel・・・・・・・・・・・・・・・レディ・クレア
マートン・ソーカス　Marton Csokas
マイケル・シーン　Michael Sheen
ランベール・ウィルソン　Lambert Wilson
マット・クレイヴン　Matt Craven
デヴィッド・シューリス　David Thewlis・・・・・・・・ロバート・ドニガー
ニール・マクドノー　Neal McDonough・・・・・・・・ジョン・ゴードン

★★★☆☆
■ＨＰ　http://www.timeline-jp.net/

「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカーは、短髪方が似合う気がした。
後々中世に行く設定もあるからなのか、むさくるしくてカッコイイとは言えない、そして主役としてはあまり存在感が無い(苦笑)
役者がメジャーどころでないのが救いで、それぞれが光っている、といえば聞こえがいいのかも。
マレクを演じるジェラード・バトラーは「トゥーム・レイダー２」でアンジェリーナ・ジョリーの相手役を演じた彼。
どちらかといえばこのマレクとレディ・クレアのストーリーが光っていたような。
そしてレディ・クレアのアンナ・フリエルは綺麗！　ちなみにドニガー役のデヴィッド・シューリスと交際中とか（共演シーンは無し）。
失踪する教授役のビリー・コノリーは「ラスト・サムライ」でゼブロン・ガント軍曹（冒頭に酒乱のトムに会いに来た）を演じていて記憶に新しい。

私は世界史に疎く、英仏の百年戦争を知らないので、それでもわかりやすいように描かれていたので良かった♪
自分達が発掘しているもののまさに当時へタイムスリップ出来るから、考古学者としての活き活きとした所も見所。
ＩＴＣという企業がが極秘に開発した時空間転送装置が偶然にも何故１４世紀フランスに転送されてしまうのか、は最後まで謎のまま。
たまたまタイムマシンになってしまったという事はさておき、中世にタイムスリップしてしまった（タイムリミット付の）時代劇が楽しめます。
ラストの城での攻防戦は盛り上がりました。　城攻めも冒険活劇、って感じ。　セットも本当に城を作ったというし。
「タイムマシーン」の可笑しさがあっただけに心配だったけれど、そこはマイケル・クライトンという事で問題なし。
２時間あっという間に楽しめました　ｖ('-')



２００４年１月２１日（水）ワーナーマイカルシネマズ大宮