TERMINATOR3:RISE OF The MACHINES
<あらすじ>
サラとジョンのコナー母子が世界を救った時から10年後。
T-800とつらい別れを経験したあの日に、自身の使命を果たし
終えたジョンは、新たな人生の目的を模索するように放浪生活を
送っていた。すでに予告された「審判の日」は過ぎ、マシーンと
人間の戦争などは永遠に起こらないように思えた。しかし実際、
未来のスカイネットは存在し、いまだにジョンの命を狙い続けて
いたのだ。
★★☆☆☆ こんなもんかなぁ〜。
<キャスト>
ターミーネーターはもちろん、アーノルド・シュワルツェネッガー。
12年ぶりのハマリ役に、激しいトレーニングで体を鍛えなおして、
オールヌードシーンも吹き替え無しで挑んでいる。
T−Xには、スーパーモデル出身の新星クリスタナ・ローケン。
再び世界を救う使命に乗り出すジョン・コナーは、『イン・ザ・ベッ
ドルーム』の演技をマスコミから激賞されたニック・スタール。
彼と不思議な運命の糸で結ばれたヒロインのケイトは、『若草物語』
などで日本でも根強い人気を誇るクレア・デーンズ。
T−Xが未来から降臨。服と車を奪い、標的殺害を開始。
T−Xは、プラズマ砲他武器内蔵、他マシンも操れる。
遅れてターミーネーター(シュワちゃん)降臨。
レディースナイトのストリップ場にオールヌードで入り込み、
女性達に歓迎される中、ストリッパーの男の服を奪って店を出る。
そして、サングラスを・・・・星型だったため捨てる。w
ジョンとケイトを守るため、車を奪って動物病院に向かう。
という導入だが、なぜいつも全裸で降臨なんだ?(笑)
本来なら、マシンの状態で降臨じゃないのか?(笑)
長年の疑問をぶつけてみました。(爆)
で、動物病院でジョンとケイトが出会い、
動物病院でのT−Xとターミネーターの闘いから、カーチェイスへ。
T−Xは遠隔操作でパトカーと救急車を作動、クレーン車運転で追う。
後から、白バイを奪って追うターミネーター。
店を壊し、車をふっ飛ばし、電柱を壊し、物凄い迫力。
ターミネーターも消防車で対抗したり、クレーン車も横転。
なりふり構わずの力技カーアクションの連続。
序盤に、こんなドハデなカーアクションが必要なのかな?(汗)
T−Xを振り切り、バンの中で3人が話し真相判明。
武器を調達し、ケイトの父がいる米空軍施設へ。
T−Xとターミネーターのサシの闘いは、
便器とか壁とかで、強打させたりするシーンが多い。
お互い、その攻撃は全く効かないよね?(笑)
暴走した施設内の開発中マシンも数台のみで影薄い。
結局最後は、世界中にコンピューターの暴走が広がって、
ジョンとケイトは、30年前の政府要人用核シェルター内で、
「審判の日」を止められないのを知り、茫然とする。
地球上全ては死の灰に覆われる・・・・生き残ったのは2人。
思わず「え?これが今回の結末なの?」そう思ってしまった。
アクションが目立ち、ストーリーが薄く、主人公の思いが伝わらない。
結局、最初のカーアクションと、最後の虚脱感だけが残った。
2003年7月16日(水)池袋シネマサンシャイン