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(142) ボウリング・フォー・コロンバイン 投稿者:か こ HOME

 <原題>「BOWLING FOR COLUMBINE」
<公開時コピー>「こんなアメリカに誰がした?」

カメラとユーモアを武器に世の中の不合理に鋭く迫る異端のジャーナリスト、マイケル・ムーア。
全米に大きな衝撃を与えたコロンバイン高校銃乱射事件を足掛かりに、アメリカ銃社会の矛盾を強烈に斬りまくった傑作ドキュメンタリー。
全米ライフル協会会長チャールトン・ヘストンにお得意のアポなし取材を敢行するなどまさに命を張った渾身の一作。
ドキュメンタリーとして46年ぶりにコンペに出品されたカンヌ国際映画祭では、その圧倒的人気に急遽<55周年記念特別賞>を新設してその功績を称えた。
2002年アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞受賞。

<あらすじ> 1999年4月20日、アメリカ・コロラド州の小さな町リトルトン。2人の少年は朝の6時からボウリングに興じていた。
いつもと変わらぬ1日の始まり〜のはずが、この後2人の少年は銃を手に彼らの通う学校、コロンバイン高校へと向かった。
そして、手にしていた銃を乱射、12人の生徒と1人の教師を射殺し23人を負傷させた後、自殺した。
マイケル・ムーアは問う、“なぜアメリカはこんなにも銃犯罪が多いのか”と。
その疑問を解消するため、マイケル・ムーアはカメラとマイクを手に様々なところへアポなし突撃取材を始めるのだった。。。

マイケル・ムーア Michael Moore
チャールトン・ヘストン Charlton Heston 全米ライフル協会会長であり、「ベン・ハー」などでの人気俳優
マリリン・マンソン Marilyn Manson 歌手
マット・ストーン Matt Stone
ジョージ・W・ブッシュ George W. Bush  (記録映像)

★★★★☆

全身悪イメージなM・マンソン。
犯人たちが彼の音楽を愛していたからといって彼を強烈に批判するのに、犯人たちが直前まで楽しんでいたボウリングは非難しないのは何故かと問いかけます。
ボウリングのピンが人間の形に似ているというので、射撃練習用の標的にされているシーン。
ボウリングのピンを倒すのは爽快だが、本物の人間を銃でなぎ倒そうと思ってはいけません(アタリマエ)。
アメリカ建国史のついて「サウスパーク」アニメが、とてもわかりやすく説明してくれています。
他の国に比べて、圧倒的に銃による犯罪が多いのは何故か、突き詰めるとそれは恐怖心からくるものだと。
他の国への援助、侵攻、侵略、人種差別、etcの歴史からくる恐怖、猜疑心、そういう負の力から自分を守れるのは自分だと武器をを携帯する。
TVメディアの病理にまで鋭く迫っていて、視聴者の興味を引く犯罪や暴力ばかりを過剰にクローズアップしていることを明らかにする。
その結果、セキュリティに対するパラノイアや銃の需要、はたまた戦争へと過剰に反応していくと。

カナダでは銃保有率は高いけれど、銃犯罪は過去3年で1度だというほど少ない。町の人たちも家に鍵さえかけていない。
ムーア監督がそう言う人々の話を聞いて抜き打ちだと、家々のドアを開けまくる。次々と簡単に開く。
中から家の人が出てきても温和な対応で、「撃たないでくれて、ありがとう」とムーア監督。
アメリカなら、ドアを開けるどころか自分の土地に勝手に入ってきたというだけで、殺されかねない。
身近な憎しみから生まれた殺人や通り魔事件、すぐに「キレ」る理性を失った人々、異常なまでの権利意識と膨張しきった自己愛。。。これらは世界でも進行中のことばかり。

オクラホマ爆撃犯の兄との会話なんて、台本があるのではと疑いたくなるぐらい、おかしかったです。
コロンバイン高校での銃乱射の模様が救急通報時の音声とかぶって生々しい。
犯人の同級生のインタビューや、犠牲になって体に銃弾が残る生徒も出演。
その二人とムーア監督は、犯人が使ったとされる銃弾などが今も売られていると、Kマート抗議しに行く。
アメリカでは条件さえ合えば、いとも簡単に銃を始め武器が手に入る。
たとえば銀行の口座を開くと、銃がもれなくついてくるっていうのにも驚いたー。
Kマートは速やかに対応、マスコミの前でも(段階的な期間を設けながら)撤去を約束。

コロンバイン高校事件と、ムーア監督の故郷であった、6歳の子供が同級生を撃ち殺す事件も取り上げる。
その両事件後、地元の反対の声を無視したように大会(しかもわざわざ挑発的な発言もする)に訪れる、全米ライフル協会会長・C・ヘストンはこの映画では悪役。
ムーア監督は自分も会員である事を告げたうえでヘストン会長に、アメリカだけが何故こんなにも銃犯罪が多いのか考えようと詰め寄る。
悲劇の地に大会を開いたのは何故か、知らなかったとヘストン会長はうそぶくけれど、知っていたら行かなかったか、とさらに詰め寄る。
しまいにヘストン会長は退席してしまう。何とも滑稽でした。
アメリカは怖い国だ。
襲われた時、簡単に撃ち殺されてしまう。だから自分も銃を持つ。その世界を見つめなおさないといけないのだろう。
考えもせずに保身の為に銃を保持するのは、とても危険で悲劇は悲劇を生むだけ。
何が答えなのか、とても難しい問題だと思うけれど、それを考えることがまず大切なんだろう。。。とこの映画を見て思う。
それすら人々は考えることが少ない。

最後に、
見終わってトイレへ行ったら、女の子が二人で「これって、実話なんだよねー?」「ぇぇぇ、そーなのぉー?」には驚かされた。
ドキュメンタリーって意味、わからんのか君たちは ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
でも一番こういう人たちに見て欲しいかも(笑)



2003年6月5日(木)柏ステーションシアター


2003年06月07日 (土) 11時11分




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