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No.10331 20240116報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月16日 (火) 11時15分 [返信]

【まとめ】
●東北方面:強い地震発生予想中
1/10-1/15 北日本FM局地震エコーが続く。特に1/15は非常に長い地震エコー観測
1/14:福島県浜通りで長時間の彩雲、1/15宮城県で磁力低下現象
未だ激しい前兆が継続中です。

●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング
4種類の地震前兆。
第1項の千葉九十九里浜ラドンが、12/28-1/10 減衰していたが、その後リバウンド
第4項の東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートの24時間継続タイプの伝搬異常が継続中。166日間継続中。ウルトラ異常です。
この第4項が収束しないかぎり、地震発生準備はできない。

新妻地質学研究所 月刊地震予報171)2023年11月19日・24日の伊豆海溝域MarianaM5.9とM6.9,2023年12月の月刊地震予報において

「伊豆海溝域は,11月にMarianaでM6.9・M5.9が発生したが,10月にも伊豆裂開震源帯RifIのM6.3が起こり,八丈島の津波と硫黄島の噴火があり,警戒が必要である.」

本サイトでは、房総半島南東沖から伊豆諸島南部で巨大地震と予想してきましたが、
伊豆諸島南部の八丈島から青ヶ島東方沖の海溝軸付近が巨大地震震源域の可能性が次第に高まる。この点は、後日さらに詳述します。

●能登半島方面
1/10:能登半島・石川県から西方沖に大気重力波が広がっています。
1/1に報告した石川県の放射線量グラフ
再度、1/13と1/15に大きな異常が発生。12/31の前兆とほぼ同じです。
再度の大きな地震が懸念される状況です。
志賀町からその沖合にある活断層や能登地方中部の邑知潟(おうちがた)断層の誘発地震も警戒です。

【内容】
東北方面
20240105報告で東北方面強い地震に警戒と報告
20240109報告で
1/7,1/8,1/9と北日本FM局の地震エコーが継続中なため、地震発生スタンバイにならず
その続報です。

1/10-1/11 短時間の北日本FM局地震エコー
1/12-1/14 3-4時間程度の北日本FM局地震エコー
1/15 15時間継続という非常に長い北日本FM局地震エコー

1/14-1/15
本サイト空の掲示板 1月14日13時前
福島県浜通り北部の空  長時間 彩雲
1/15朝の報告
宮城県で 磁力低下現象 冷蔵庫のマグネットの落下がありました。


No.10330 20240111報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月11日 (木) 11時49分 [返信]

【まとめ】
1,能登地震による周辺活断層影響の解析図
活動促進と解析された
志賀町からその沖合にある活断層
能登地方中部にある邑知潟(おうちがた)断層:
断層全体動けばM7.6
その地域に大気重力波が1/10に発生
次の図に示した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1704941302-949-751.jpg

今後は、1/1に報告したように、石川県の放射線量グラフで、大きな異常が発生すれば、さらに地震発生可能性が高まります。その時は報告します。

2,同じく、1/10、衛星画像では、上記の前兆発生と同時に、伊豆諸島の広範囲で大気重力波が発生した。これらの地域は巨大地震予想震源域の一部
3,両者の前兆が同一日に発生したことが注目されます。

【内容】
●2024/1/10の前兆
本サイト空の掲示板
https://bbs3.sekkaku.net/bbs/ikaseinoti/

No.48248 1月10日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
衛星画像からは、能登半島・石川県から西方沖に大気重力波が広がっています。
伊豆諸島の広範囲で大気重力波が発生しています。

★★
昨日報告東北大学遠田晋次教授の能登地震による周辺活断層影響の解析図
活動促進と解析された
志賀町からその沖合にある活断層
能登地方中部にある邑知潟断層
その地域に大気重力波が1/10に発生

邑知潟(おうちがた)断層帯は、石川県の中部に分布する活断層帯です。
 邑知潟断層帯は、石川県七尾市から鹿島郡中能登町、羽咋(はくい)市、羽咋郡宝達志水(ほうだつしみず)町を経て、かほく市に至る断層帯です。
全体の長さは約44kmで、ほぼ北東−南西方向に延びています。

将来の地震発生の可能性
 地震の規模  : M7.6程度
 地震発生確率: 30年以内に、2%(やや確率が高いグループ)
断層の南東側が相対的に2−3m程度高まる段差や撓みが生じる可能性があります。


No.10329 20240110報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月10日 (水) 13時42分 [返信]

断層間相互作用や応力伝播に着目し、地震の連鎖や余震活動の予測手法の開発に取り組んでいる東北大学遠田晋次教授が能登地震についての報告会で解析結果を報告された。
その報告を各紙伝えていますが、ここでは、2つの報道を引用します。

●khb東日本放送 2024/1/9
能登地震“土地の隆起と活発な地震活動”
原因は「海底の活断層」 東北大教授が指摘
https://www.khb-tv.co.jp/news/15106543

能登半島地震について研究者らが報告会を開き、今回見られた土地の隆起と活発な地震活動の原因がどちらも「海底の活断層」だったと指摘しました。

東北大学 災害科学国際研究所 遠田晋次教授 「海岸線から数キロ沖合にある活断層なんです。この辺り全部、活断層。未知の断層が今回動いたのではなく、この活断層群が動いた。(陸地の下にかかるから)地震動は真下で強くなり、断層が海にかかっているので津波を発生させたということになる」

 東北大学の遠田晋次教授はさらに、能登半島は地質学的に見て土地の隆起が非常に激しく、「その原因も沖合にある活断層だ」とも指摘しました。

 今回の地震で4メートル隆起したとの報告もあることから、「3000年から4000年眠っていた活断層が動いたことになる」とも分析しています。

●TBS NEWS DIG 2024/1/9
「3000~4000年間、眠っていた活断層が動いた」
東北大・遠田教授 余震は数十年残る可能性も 能登半島地震
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/931800?display=1
(一部抜粋)
この断層が動いたことにより、▼富山湾にある活断層は動きにくくなった一方、▼志賀町からその沖合にある活断層や、能登地方中部にある邑知潟断層は動きやすくなった可能性があるとしています。

★★
東北大学での研究会資料が公開されています。
上記のTBS NEWSが伝えた今後の別の活断層の影響評価の部分のみを下記に示します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1704861527-951-758.jpg
図中で、赤やオレンジで示された活断層は活動促進と解析された
一方、空色や青色でで示された活断層は活動抑制と解析された

No.10328 20240109報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月09日 (火) 14時36分 [返信]

〇東北方面強い地震に警戒:105報告続報
1/7,1/8,1/9と北日本FM局の地震エコーが継続中なため、地震発生スタンバイにならず

収束と推察したら、また続報します。

●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

4種類の地震前兆。
第1項:千葉九十九里浜ラドンはリバウンドは終了し、大きく減衰中。平均値以下でほぼ収束と推察
第2項:東京多摩東部のELF帯電磁波異常は収束。
第3項:東京スカイツリー送信静岡県西部受信ルートウルトラ伝搬異常は未だ継続中
第4項:植物生体電位観測異常変動のピークが11/22-11/29と判断されたが、この対応地震は1/1の能登半島地震と推察した。
     また新しい、異常が1/6をピークにして観測中

総じて、第3項と第4項の異常が継続中のため、地震前兆収束地震発生準備完了とはならず。



第1項 大気中ラドン濃度
千葉九十九里浜では、12/5-12/11:68-76ベクレル、12/17-12/22:凡そ1100ベクレル
12/28:60ベクレル、大きく減衰

第2項 東京多摩東部のELF帯電磁波異常
収束89日経過

第3項 首都圏VHF帯放送波の伝搬異常
東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートで
160日間24時間継続中という、ウルトラ異常が継続中。

第4項 植物生体電位観測
植物生体電位観測異常変動(千葉県八街と神奈川県相模原市)のピークが
11/22-11/29と判断されたが、この対応地震は1/1の能登半島地震と推察した。

また新しい、異常が千葉県八街で1/6をピークにして観測中です。
前回、2024年1月が巨大地震発生となると推察したことは、1月下旬か2月に延期される。

巨大地震というのは、前兆期間が著しく長く、丁寧に前兆観測を判断するしか方法はないです。

また、能登地震で未だ余震が継続しているように、大地震や巨大地震はその発生後の余震も長いです。

大正関東大震災の震源域は、相模湾から神奈川県西部ですが、
発生後の2日間でM6-M7の13回の強い余震が関東地方全体で発生した。

また、大震災から半年後に、神奈川県西部で、M7.3の丹沢震災地震が発生した。

No.10327 20240106報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月06日 (土) 12時51分 [返信]

今日は防災対策のまとめです。
これまで本サイトでまとめた防災対策の再掲載です。

●低体温症をどう防ぐか
宮城県石巻市の石巻赤十字病院が勧める低体温症対策。
段ボールベッドと「熱を逃がさない寝袋」を使ってほしい。

〇熱を逃がさない寝袋⇒
デュポン(TM) タイベック(R)ソフトウェア ESB
2着セットで2000円程度::アマゾン、楽天、yahooなどで購入できます。

〇段ボールベッド⇒避難所になければ
BasicStandard アルミシート サバイバルシートなどの断熱シート:1500-1600円
エアーベッド:例えば
アイリスオーヤマ エアベッド ダブルアクションポンプの専用ポンプ付き:2000円程度
(車中泊をお考えの方も、熱を逃がさない寝袋とサバイバルシートをお勧めします)

〇衣類以外の必需品は、使い捨てカイロ。
一つずつ両手で持っていると体が温められ、かなり楽になるという。

●津波対策
〇大きな津波が来れば、多くの人が溺死で犠牲になる。津波にのまれると、人はもう浮き上がれない
〇ライフジャケットの着用が勧められる。特に、震源域に近い外房、相模湾、伊豆諸島、伊豆半島地域に近い方は特にご検討ください。

〇これからできる津波対策
第1に、スマホのアプリ、逃げトレ
https://nigetore.jp/
逃げトレは、自分のタイミングで気軽に
できるスマホの個人用避難訓練アプリです。無料です。

第2に、津波ハザードマップ
国土交通省のハザードマップポータルサイトがあります。
https://disaportal.gsi.go.jp/
こちらで、自分や家族や友人の住んでいる地域のハザードマップを簡単に検索、案内してくれます。

1の逃げトレを用いて頭の訓練を津波ハザードマップで確認して、
実際に避難訓練をしてください。

●関東大震災から100年! 防災のプロが見直す「もしもの備え」
https://weathernews.jp/s/topics/202307/260275/

この中から、要点をピックアップします。
◎「ライト(あかり)」 「スマホ」 「ラジオ」 は必須アイテム
スマホには、予備のバッテリーを最低2本は準備しておきましょう。

◎電気レスでも代替できる道具を揃える
例えば、調理家電などの台所の機能がほぼ全滅してしまいますので、
「カセットコンロ」は必需品として準備したい。

マンションにお住まいの方だと、停電によって断水になる可能性が高いので、
トイレを代替する機能が必要になります。
家族の人数分ぐらいの「非常用トイレ」などを準備しておくと安心でしょう。

◎災害発生時には「命」と「生活」を守る“2段構えの備え”が大切
〇災害時に命を落とさないための準備
地震のような突然発生する災害では、家具が倒れて命を落とすケースも少なくありません。
そういう意味でも、まずは家を壊さない、家具を倒さないという準備など、生き延びるための対策

◎生き延びるための準備
緊急時に持ち出す荷物を揃えておく。
ハザードマップなどで、家の周辺の危険地帯を知っておく。

●長周期地震動対策
タワーマンションの高層階の方はぜひ対策をお願します。
巨大地震では、最大の揺れ幅は6メートル、時間は10分以上続くという想定もある。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/select-news/20230301_01.html


<平時からの対策>
●棚などの家具をしっかり固定/キャスターにはストッパーをかける
●可能なら壁や廊下に手すりを設置
●けが人を地上まで運ぶ道具を用意し、搬送の訓練をしておく

<揺れた時の対策>
●揺れが小さいうちにエレベーターホールや廊下など家具のない場所に逃げる
●揺れで飛ばされてケガをしないように姿勢を低くし、手すりなどにつかまる
●家具がぶつかって割れる可能性がある窓から離れる
●机の下にもぐるときは、脚をしっかりおさえる
●あわてて非常階段を使わない。人が殺到すると事故が起きる
名古屋大学 福和伸夫 名誉教授
「大事なことは『けがをしない』ことです。
高層ビルではエレベーターが止まる可能性が高く、けがをしてしまうと、1階まで降りるのは非常に困難になる。
平時からの備えに加えて、長周期地震動に襲われると、だんだん揺れが強くなることを頭に入れ、冷静に動けるようにしておくことが大切です」


後は、能登半島地震以降、NHKでまとめられた防災対策、参考になります。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/20240102_01.html



No.10326 20240105報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月05日 (金) 03時20分 [返信]

【まとめ】
東北方面強い地震に警戒:下記理由
〇Alexey Lyubushin博士の大地震、巨大地震推定エリアの月別解析
2023年10月、11月(12月はまだ公開されず)の東北(北海道も含む)の赤の異常

〇20231214報告再掲載
福島方面の顕著な前兆、その後、北日本FM局の地震エコーが継続するも、1/2には収束

〇横浜市送信茨城県沿岸部受信のルートの伝搬異常:1/4報告
2023/9/9-12/29111日間の24時間継続の伝搬異常
収束して、7日間経過。危険域となる。

【内容】
●20240102報告その2続報
Alexey Lyubushin博士が提供する日本の大地震、巨大地震推定エリア
1/2報告その2で説明した下記図

https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1704135165-1032-803.jpg

2023年10月、11月(12月はまだ公開されず)の東北(北海道も含む)の赤の異常

●20231214報告再掲載
〇福島方面の顕著な前兆
「福島県を心に強い地震に警戒ください。M6以上、震度5弱以上の強い地震と推察します。」

その後、北日本FM局の地震エコーが群馬大学のシステムで観測されていました。
その地震エコーが、1/2以降、収束しています。

No.10325 2024104報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月04日 (木) 11時31分 [返信]

【まとめ】
●巨大地震発生前の前駆活動
巨大地震発生前の前駆活動を東日本大震災と比較した。
巨大地震発生の発生13時間後に、長野県北部において発生したM6.2の地震に着目した研究が2021年に京都大学から公開された。
長野県北部地震は、巨大地震発生後の誘発地震だから、巨大地震の前震とは関係ないと思われるかもしれません。しかし、その研究概要を読むと、次のことがわかります。
「3/12長野県北部地震は、巨大地震の前駆活動と関連している」

さて、長野県北部地震の震源にも近い2024/1/1能登半島地震。
その発生前後一週間12/28-1/4の日本の地震活動。

能登半島周辺で活発な余震が続いていますが、その反対側の関東の南方沖でも微小地震がやや活発です。房総半島南東沖付近では、微小地震が一直線に並んでいます。

今後、定期的に、地震活動をモニタリングして、どの地域がさらに地震活動が活発化すると見極めたいと思います。

●2023/12/31のモニタリング続き
本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆のモニタリング

4種類の地震前兆。
第1項、第2項、第4項は変わらず。

第3項の首都圏VHF帯放送波の伝搬異常
東京スカイツリー送信静岡県西部受信のルートの24時間継続タイプの伝搬異常が継続中。155日間継続中。

ところが、
横浜市送信茨城県沿岸部受信のルートの伝搬異常。2023/9/9から24時間継続の伝搬異常が
12/29に正常に戻り、収束した。
伝搬異常期間は、111日だった。

2014/11/22:長野県北部震災地震:M6.7前、
一か月間24時間継続の伝搬異常が発生。
収束7日後にこの震災が発生した。

今回の111日間24時間継続の伝搬異常、全く初めての経験です。
上記経験則に従えば、茨城沖や房総沖で大きな地震が発生するのでしょうか。

【内容】
●巨大地震発生前の前駆活動
次の図を見てください。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1704305958-1234-691.jpg

左側は、東日本大震災前後2011/3/9-2011/4/8までの期間の地震活動を示しています。

311に東日本大震災が発生して、それに引き続く内陸断層での地震活動の活性化がみられます。3/12;長野県北部M6.7、3/12:秋田県沖M6.4、3/15:静岡県東部M6.4などです。

特に、巨大地震発生の発生13時間後に、長野県北部において発生したM6.2の地震に着目した研究が2021年に京都大学から公開されました。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-04-19

巨大地震発生後の誘発地震だから、巨大地震の前震とは関係ないと思われるかもしれません。しかし、研究概要を読むと、次のように記されています。

「前震とみられる微小な地震活動の分布が、M6.2 (長野県北部地震)の
地震の震源付近から南西へ2km 程度の線状に延びて分布することが明らかになりました。この前震活動には、時間とともに南西側から次第に本震付近へと移動していく傾向が見られ、特に本震発生前の1 時間には、本震のごく近傍において顕著な活発化を示します。
このような前震活動の移動および活発化は、内陸断層の局所的なゆっくり滑りの可能性を示す重要な証拠であると私たちは考えています。」

つまり、3/12長野県北部地震は、巨大地震の前駆活動と関連しているということです、

右側は、2024/1/1能登半島地震前後一週間12/28-1/4の日本の地震活動です。
能登半島周辺で活発な余震が続いていますが、その反対側の関東の南方沖でも微小地震がやや活発です。
房総半島南東沖付近では、微小地震が一直線に並んでいます。

今後、定期的に、地震活動をモニタリングして、どの地域がさらに地震活動が活発化すると見極めたいと思います。


No.10324 20240103報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月03日 (水) 10時09分 [返信]

本日は、昨日の1/2報告その2後、メルマガ読者の方が知らせてくれた
Alexey Lyubushin博士の最近報道です。

1/2報告の通り、本命は日本の関東南方沖の巨大地震で、今まで通り、モニタリングを続けます。

前兆にやや危険な兆候もあるので、報告はなるべく頻繁に行います。
また、関東(静岡含む)の方は強い揺れと津波に対する防災、
本州と九州の太平洋側沿岸部に在住の方は、津波防災の準備点検をぜひ進めてください。

●スプートニク日本ニュース:2024/1/2
より大型の地震の前触れの可能性 石川県・能登半島地震について=ロシア人研究者

https://x.com/sputnik_jp/status/1742159153232044481?s=46&t=0oRcQd78yk1pLdfJByq2ug

シュミット地球物理学研究所のアレクセイ・リュブシン主任研究員(数理物理学博士)は、日本の地震現象は東日本大震災のシナリオ通りに進行していると語る。
(中略)
私は2022年(10月20日)の時点ですでに地球物理学研究所において、日本列島は2023年3月から新たな大地震がいつ起きてもおかしくない段階に入るという報告を行った。

私の想定では、それはマグニチュード7.5を超える。 2011年の東日本大震災の再来となりうることは明らかだ。
つまり、今、日本で起きているのは、より大きな地震の前に起こる、いわゆる前震である可能性がある。

2011年の東北の地震はまさにこの順序で展開した。(マグニチュード)7.5の前震があった3日後に、大災害が起きた。
(中略)

今、私の分析から判断すると、新たな大型地震は太平洋側の東京近郊で起こる可能性がある。

★★
Alexey Lyubushin主任研究員(数理物理学博士)のスプートニク日本ニュースにおける報道は、2023/3/3にも報道されました。

日本に大地震発生の恐れ 東京には大津波 ロシア人地球物理学者
スプートニク日本ニュース 2023/3/3
https://sputniknews.jp/20230303/15137436.html


No.10323 20240102報告その2 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月02日 (火) 08時16分 [返信]

【まとめ】
Alexey Lyubushin博士が提供する日本の大地震、巨大地震推定エリアの月別解析をみると、
能登半島周辺で赤やオレンジのエリアが2-3か月続くと
能登半島周辺で確実に大地震が発生している。

また、本日朝報告でさらに明らかにした
北陸の放射線量解析グラフが特異な状態を知ることができる

今後、能登半島でさらなる大地震が起こるか否かは、下記2項目をモニタリングします。
◎北陸の放射線量解析グラフと
◎Alexey Lyubushin博士の月別大地震解析エリア

Alexey Lyubushin博士の月別大地震解析エリアで最も顕著なエリアは
日本の関東南方沖;伊豆諸島から房総半島で、11年間、継続している
今後の巨大地震発生危険地域の本命です。

なお、西日本では、危険なエリアはない。

【内容】
●二つの問いに対する回答
〇金沢大の平松良浩教授(地震学):2024/1/1:読売新聞:一部抜粋
断層地震であるならば、連鎖反応的に大規模な地震が再び起きる可能性もある。
〇メルマガ読者さんからの質問
「本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震の地震前兆」の対応地震ですか?
両者にこたえる考察をしました。

●Alexey Lyubushin博士が提供する日本の大地震、巨大地震推定エリア
本サイトで紹介しているAlexey Lyubushin博士の解析

下図に過去1年間の月別の日本の大地震、巨大地震推察エリアを示します。
なお、元データは日本のF-net 広帯域地震観測網の観測データを使用。

https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1704135165-1032-803.jpg
赤や濃いオレンジのエリアが大地震、巨大地震推察エリアと考えてください。

2022年12月-2023年2月:本州日本海側で赤のエリア:特に能登半島周辺
対応地震:2023/5/5 能登半島沖:M6.5:最大震度6強

2023年10月-2023年11月:本州日本海側で赤のエリア:特に能登半島周辺
対応地震:2024/1/1 能登地方:M7.6:最大震度7
※2023年12月の解析結果は、まだ公開されていない(おそらく1/10前後)

以上のように能登半島周辺で赤やオレンジのエリアが2-3か月続くと
能登半島周辺で確実に大地震が発生している。

次に、この図で、日本の関東南方沖;伊豆諸島から房総半島を見てください
12か月連続で、赤いエリアとして表示されている。
この状況は、2012年1月以降、11年間継続し、今も継続中なので、本エリアが
巨大地震推察エリアの本命です。

他のエリアとしては、東北北海道に赤のエリアが時々散見される。
西日本では、危険なエリアはない。

No.10322 20240102報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年01月02日 (火) 02時06分 [返信]

●2023年12月の各地域別放射線量
1/1には、石川県の放射線量のみを示しましたが、関西、関東、東海、北陸甲信越の2023年12月の放射線量を示します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1704127790-1033-770.jpg

北陸甲信越地域のみが、12/15-12/31の期間中、大きな変動を示していることがわかります。特に、12/31の大きな変動は北陸甲信越のみです。

また、北陸甲信越地方の放射線量を各県別に、最大値で比較すると
石川県>富山県>福井県>長野県、新潟県>>山梨県

北陸地方の放射線量が高かったことがわかります。

●地震学者の見解
〇読売新聞2024/1/1
金沢大の平松良浩教授(地震学)の話
「地下の流体が要因とみられる一連の活動の中でもマグニチュードが大きく、長い断層が動いているとみられる。一連の活動によって周辺の活断層や、地下に隠れていた断層が新たに刺激され、動かされた可能性もある。これだけの地震規模だと、引き続き大規模な余震が起こる可能性がある。断層地震であるならば、連鎖反応的に大規模な地震が再び起きる可能性もある。収束時期が見通せないので、しばらくは備えが必要だ」

〇毎日新聞2024/1/1
1日午後4時10分ごろに石川県で震度7を観測した地震が起きた要因について、石川有三・静岡大客員教授(地震学)は「地下深くからの水(流体)が地上に抜けず、水平方向に広がって広域で断層に力(ひずみ)がたまったためと考えられる」と指摘した。
 この地域では2020年12月ごろから地震活動が活発で、発生メカニズムは地下深くの流体の動きが関与していると考えられている。

https://mainichi.jp/articles/20240101/k00/00m/040/243000c




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