地震に備えるための掲示板

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No.10229 20230510報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年05月10日 (水) 02時16分 [返信]

〇東北地方の流星電波観測の著しいノイズ
5/8に続き、5/9も下記の通り、著しいノイズです。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1683652364-1204-563.jpg

その他に、目だった前兆は、千葉県北部の鈴落下装置。
「磁力が弱い状態が続いています」


No.10228 20230509報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年05月09日 (火) 02時02分 [返信]

〇東北地方の流星電波観測の2023/5/8の著しいノイズ

下図に、岩手県奥州市:2023/5/8:18:10と福島県いわき市:2023/5/8:18:40の
流星電波観測結果を示しました。

https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1683564829-1174-571.jpg

両者ともに、最近1年間では最高のノイズとなっています。
2022/3/16;福島県沖;M7.4 最大震度6強の地震の前日もこのような状況でした。

5/4に
「東北と関東で、震度5弱以上の地震に警戒です。5/4+6=5/10まで」
と報告した通りです。

No.10227 20230506報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年05月06日 (土) 02時25分 [返信]

〇地震の概要
地震が発生した時刻 5月5日14時42分
マグニチュード6.5 (暫定値;速報値の6.3から更新)
場所及び深さ石川県能登地方 深さ12㎞(暫定値;速報値 深さ約 10kmから更新)
発震機構北西―南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震
震度【最大震度6強】石川県の珠洲市(すずし)で震度6強を観測したほか、東北地方から中国・四国地方にかけて震度5強~1を観測した。

気象庁の報道発表資料より
珠洲市、この地域では、2年以上地震活動が継続しており、当面継続すると考えられますので引き続き注意してください

(今後の見通し)
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意してください。
特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。また、この地域では、2年以上地震活動が続いており、当面、継続すると考えられますので、引き続き注意してください。

※本サイトが注目していた前兆
〇大気重力波:本サイト空の掲示板
No.47486 12月22日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり8号
衛星画像からは、能登半島周辺沖に大気重力波が見られます。

No.47576 1月29日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
北陸地方の能登半島周辺に大気重力波が発生しています。

No.47605 2月10日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
能登半島沖から新潟周辺に大気重力波が見られます。

No.47690 3月18日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、能登半島周辺に大気重力波が発生しています。

No.47745 4月14日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、能登半島に大気重力波が見られます。
〇地震エコー
2022/6/19:M5.4:最大震度6弱を観測したが、その1週間ほど前から西日本の地震エコーが顕著だった。
その代表として、FM熊本の6/12の地震エコー
今回は、下図に示すように、5/6:17時頃にFM熊本の地震エコー
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1683307450-602-433.jpg

この結果は、やはり、一週間程度は、規模が大きな地震が再度警戒される。

No.10226 20230505報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年05月05日 (金) 03時04分 [返信]

【まとめ】
4/28報告で、新妻地質学研究所:月刊地震予報163
「伊豆海溝域は,琉球海溝域と同調して活動するので,琉球海溝域についても警戒が必要」
予想する伊豆海溝域の巨大地震前に、琉球海溝域で、大きな地震が発生しそうです。
根拠
〇本サイト空の掲示板:本年2月以降の南西諸島の大気重力波:14日
2/5,2/6,2/10,2/25,3/3,3/4,3/10、3/22,3/25,3/26,4/1、4/27,4/30,5/2
〇沖縄送信のNDI(54kHz)の東京受信、twitter: JJY-Plotterさん: 5/4
「伝搬に於ける変動現象と発震状況が7日±2日内に入り、同期状況に成っています。」

南西諸島大気重力波(14日、2月以降)と沖縄送信のNDI(54kHz)の電波伝搬異常
M6-M7の大きな地震が予想されます。5/14まで

特に、沖縄本島東方沖で、群発地震が継続していましたので、沖縄本島での大きな揺れや津波に警戒が必要と思います。

【内容】
4/28報告で、新妻地質学研究所:月刊地震予報163
「伊豆海溝域は,琉球海溝域と同調して活動するので(月刊地震予報159),琉球海溝域についても警戒が必要である.」

このように報告しました。

予想する伊豆海溝域の巨大地震前に、琉球海溝域で、大きな地震が発生しそうです。

●本サイト空の掲示板で、2月以降の南西諸島の大気重力波です

No.47593 2月5日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、南西諸島に大気重力波が発生しています。

No.47596 2月6日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、午前中、南西諸島東方沖に大気重力波が発生しています。夕方には、九州全体に大気重力波が発生しています。

No.47605 2月10日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、沖縄に大気重力波が見られます。

No.47644 2月25日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、南西諸島に大気重力波が広域に発生しています。

No.47655 3月3日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、南西諸島東方沖に大気重力波が発生しています。

No.47659 3月4日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、南西諸島の東方沖に大気重力波が見られます。

No.47675 3月10日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、南西諸島から小笠原諸島にかけて大気重力波が発生しています。

No.47697 3月22日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、沖縄周辺に大気重力波が発生しています。

No.47705 3月25日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、トカラ列島近海及び沖縄近海に大気重力波が発生しています。

No.47707 3月26日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、早朝に南西諸島で大気重力波が発生しています。

No.47719 4月1日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、南西諸島を中心に大気重力波が発生しています。
八重山諸島近海の大気重力波・沖縄近海の大気重力波・九州南部沖の大気重力波です。

No.47776 4月27日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9号
衛星画像からは、沖縄東方沖に大気重力波が発生しています。

No.47781 4月30日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
衛星画像からは、南西諸島の沖縄南西沖から宮古島沖にかけて大気重力波が発生しています。

No.47783 5月2日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり9 号
沖縄南東沖に大気重力波が発生しています。

●twitter JJY-Plotterさん
直近の沖縄近海にて発生の地震と電界異常の関係 検証:5/4
「伝搬に於ける変動現象と発震状況が7日±2日内に入り、同期状況に成っています。」


No.10225 20230504報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年05月04日 (木) 10時51分 [返信]

●首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常:

5/4:6-7時
東京タワー送信群馬県桐生市受信:FM東京
さいたま市送信群馬県桐生市受信:NHKFM埼玉

東京タワールートを含む複数ルートの伝搬異常です。

423報告で、東北地方で、
「地震エコーも大気重力波も4月に入っても、続いています。」
大きな地震警戒と報告し、
「岩手県奥州市、福島県相馬市、福島県いわき市の流星電波観測点のノイズの量がさらに明瞭になったら、再度報告します。」

福島県いわき市や岩手県奥州市のノイズが顕著になってきました。

東北と関東で、震度5弱以上の地震に警戒です。
5/4+6=5/10まで

なお、巨大地震ではありません。

No.10224 メルマガのお知らせ 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年05月03日 (水) 02時30分 [返信]

巨大地震が近づいてきました。
できれば、本サイトのメルマガ版を登録して、スマホで受信しておくと、役立つと思います。

生かせいのち地震と防災日報
https://www.mag2.com/m/M0075326.html

No.10223 20230503報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年05月03日 (水) 02時24分 [返信]

本日は、4/29報告の続報です。
4/29報告では、予想する巨大地震の最も大きな震災被害予想は、
本州と九州太平洋側を襲う巨大津波です。

ゴールデンウイーク期間中に、津波ハザードマップの確認、避難ルートの設定、避難訓練などを行うことをお勧めします。
津波ハザードマップは、その地域の最大の津波を想定して作成されています。

このように報告しました。津波避難訓練を行って、凡そ、避難にかかる時間がわかると思います。
ただ、問題なのは、津波が到達するまでに、無事に高台の避難所に到達しているかということです。

下表は、予想震源域の鳥島沖、八丈島沖、房総沖地震の主要都市に到達するための時間です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1682923752-969-798.jpg

津波の伝わる速さは、(波の高さ+水深)×重力加速度の平方根で表されます。
深度と比べて津波の高さは極めて小さいのでほとんど無視できます。
そのため、地震の規模が上記の表で示した地震より大きくても、あまり、津波到達時間に影響されませんので、上表は目安になると思います。

1,鳥島沖地震 津波到達時間:第一波到達時間を示します。
千葉県房総半島最南端:55分、伊豆半島最南端:72分 
三重県南部尾鷲市:90分、高知県土佐清水:95分

2,八丈島沖地震 津波到達時間:第一波到達時間を示します。宮城県宮古市:72分、茨城県大洗市:52分、千葉県勝浦市:23分
神奈川県横須賀市:35分、静岡県御前崎市:55分
紀伊半島最南端区串本町:68分、高知室戸岬:86分
宮崎県日南市:118分です。

3,房総沖地震:延宝房総沖地震タイプを想定しています。
津波高さ1mが到達する県別の最短時間
福島県:30分 茨城県:26分 千葉県:9分 神奈川県:9分 静岡県:31分

「千葉県 元禄地震及び延宝地震津波浸水予測図整理表」をネット検索する。
市町村別に津波の到達時間を詳細に知ることができるPDFでダウンロードできます。
神奈川県は津波浸水予測図 元禄関東地震タイプでみてください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4i/cnt/f532320/p892750.html
★★
津波到達があまりに早く、避難ができない可能性がある場合には、防災用ライフジャケットを用意することも推奨されています。

No.10222 20230429報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月29日 (土) 03時08分 [返信]

●本サイトが予想する首都圏M8クラスの巨大地震による震災地震

1,本サイト浅間山山麓の長野県軽井沢観測点と千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度の8年間(2017-2023年)のラドンガス異常変動
千葉九十九里浜のラドンのみが、未だ異常値を観測中。
収束傾向を示したら、東日本大震災時の異常と比較しながら、8年間のラドン変動を図表をもとに詳しく解説します。

2,東京多摩東部のELF帯電磁波の異常
2022/5/19から2023/4/4まで、320日、10.5か月継続し、収束した。
「東日本大震災におけるELF帯電磁波観測の異常期間:4か月」の
2倍以上の期間となった。

4/5-4/28は収束静穏化継続

上記東日本大震災時のその観測における収束日から地震発生日の期間を、今回の前兆に当てはめると、5月14日頃の巨大地震発生となる。
超巨大地震のELF帯電磁波異常前兆が1回しか実績がないので、地震発生までの誤差はかなりあると推察する。
1のラドン異常と合わせて、さらに解析します。

3,直前前兆
さらに、直前前兆(3-7日)を示す私オリジナルの解析図。
最も大きな直前前兆(第1段階)は、3/1-4/16の期間でした。
現在は、第2段階が進行中です。
第2段階が終了すると、いよいよ最後の巨大地震発生が近い第3段階となります。

ただ、M8.5-M9という超巨大地震が予想され、地震の規模が超巨大ですので、この直前前兆さえ、かなりゆっくりと進んでいます。
この解析図も、本番時には、図表をもとに詳しく解説します。

●本サイト3/6報告
Alexey Lyubushin博士が2022/10/20に
日本のF-net(広帯域地震観測網)のデータ解析結果の図表が公開された。
その中から、私が
日本の次の巨大地震の震源域と地震規模の推察に役立つ図表を選定した。
その結果、

〇三宅島、八丈島、明神礁、鳥島などの伊豆諸島南部が震源候補
〇地震の規模は、データだけ見ると、東日本大震災前の2010年より大きいピークが2021年に発生しているため、東日本大震災と同等以上の地震規模M9以上の可能性がある。

〇地震発生予想期間:2023年3-5月

ただ、2023/10/20に公開されたロシア科学アカデミー:地震学部門の会議の議事録からは、
予想震源域が、伊豆小笠原海溝であり、他の海溝と構造が異なるために、
日本海溝で発生した東日本大震災と同じと考えるべきではない。
M9ではではなく、M8.5-8.7クラスの巨大地震と推察された。

★★
本巨大地震の震源が、房総半島南東沖から八丈島周辺であれば、かなり強い揺れ(震度6弱-震度7)が予想されますが、最も大きな震災被害予想は、本州と九州太平洋側を襲う巨大津波です。

ゴールデンウイーク期間中に、津波ハザードマップの確認、避難ルートの設定、避難訓練などを行うことをお勧めします。

1,津波ハザードマップ

国土交通省のハザードマップポータルサイトがあります。

https://disaportal.gsi.go.jp/

こちらで、自分や家族や友人の住んでいる地域のハザードマップを簡単に検索、案内してくれます。

2,スマホのアプリ:逃げトレ
https://nigetore.jp/

逃げトレは、自分のタイミングで気軽に
できるスマホの個人用避難訓練アプリです。

無料です。

訓練なんてしたことないし、初めてでどうしたらいいかわからないという方に、スマホでまずは、机上で訓練できます。

例えば、避難ルートを作ってみて、これでいけると判断しても、このアプリを使うと、危ないルートだったなんてことがわかります。

No.10221 20230428報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月28日 (金) 10時46分 [返信]


●新妻地質学研究所へようこそ
https://www.niitsuma-geolab.net/
月刊地震予報163)日本海溝域のM6.2,2023年4月の月刊地震予報
2023年4月11日 発行

詳細はお読みください。
気になる部分のみ引用します。

「日本海溝域 B では新幹線が脱線した東北前弧沖震源帯阿武隈震源区ofAcAbkの2022年最大CMT解M7.4P(月刊地震予報151)以降,静穏化し,
Plate運動面積に対する積算地震断層面積比は0.998にまで低下し,
この1年の間にM7.4級のPlate運動歪が既に集積している」

「伊豆・小笠原海溝域OgsIzu C のPlate運動面積に対する累積地震断層面積比は0.240と静穏化しているが,今月2023年3月20日から25日にM4.7からM5.3+pがあり,活発化の前兆とも考えられる.
伊豆海溝域は,琉球海溝域と同調して活動するので(月刊地震予報159),琉球海溝域についても警戒が必要である.」

★★
東北太平洋側では、この1年の間にM7.4級のPlate運動歪が既に集積している
伊豆小笠原海溝域では、静穏化していたが、活発化の兆候がある。


No.10220 20230424報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月24日 (月) 07時24分 [返信]

【まとめ】
巨大地震予想震源域の一つである房総沖地震について、まとめました。
M8以上の巨大地震は、3件知られている。そのうち二つは津波地震。
凡そ1000年前、400年前、350年前、
その後、M8以上の房総沖巨大地震発生なし
具体的には下記の3件
平安~鎌倉時代:M8.5程度、地殻変動(房総半島)、大津波
慶長地震:M8前後(南海トラフ地震、伊豆小笠原海溝地震の諸説あり)
延宝房総沖地震:津波地震:M8.3

1900年以降のM7以上の大地震では、
1909年の房総沖地震では、2回(M6.5とM7.5)発生。
23時29分:M7.5:本震。8時19分:M6.5:前震

1953年のMw 7.9の地震では、銚子で大津波。
その後は、M7以上の房総沖地震は発生していません

【内容】
過去の地震を古い順に並べます。
●千年ほど昔の平安~鎌倉時代:M8.5程度
房総半島沖でマグニチュード(M)8.5程度とみられる未知の巨大地震が発生。
千葉県・九十九里浜地域が大津波に襲われた可能性を示す痕跡を確認した。房総沖の震源域が、10メートル程度ずれ動くことで海底が変形して津波が発生し、海岸付近が断層の動きで沈降し、津波の浸水範囲が広がったらしい。

千葉県の太平洋岸で歴史記録にない津波の痕跡を発見
副題:約1000年前に発生した房総半島沖の巨大地震によって九十九里浜地域が浸水
2021/9/3発表:産業技術総合研究所
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2021/pr20210903/pr20210903.html

1000年前に発生した房総沖巨大地震の再来
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE02AGP0S1A900C2000000/
千年前、房総沖でM8級地震か 未知の大津波の痕跡

●1590年3月21日(天正18年2月16日)
安房国:あわのくに(千葉県南部)で発生。
2mの隆起が起き、潮が引いて3キロの干潟が形成されたという。

●1605年2月3日(慶長9年12月16日):慶長地震マグニチュード (M) 8前後
震源については諸説あり、
大森房吉は房総沖としているが、今村明恒は東海・南海道沖(南海トラフ)としている。
伊豆諸島東方沖が震源とする最近の研究成果もある。
地震動による被害は少なく大津波による被害が本州太平洋側に多く残る。

●1677年11月4日(延宝5年10月9日夜五つ時(亥刻)(20-22時頃)。
「延宝房総沖地震」
地震動による被害が確認されないのに対し、津波被害が顕著な津波地震。
その約半年前には、三陸沖北部が震源と推定されている延宝八戸沖地震があった。

揺れは顕著でなかったが、千葉県、茨城県、福島県の沿岸部に大津波が襲来した。
陸奥岩城から房総半島、伊豆諸島および尾張などにかけて大津波に襲われた。

被害は流潰家1893軒、死者数569人とされるほか、陸前、紀伊、八丈島、青ヶ島にも津波記録が残っている。

https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1661653015-1036-753.jpg


2014年、東北学院大、東北大などのチームによれば、地震の規模はM8.34、
津波の最大高は17m(銚子)、最大遡上高は20m。
標高10mの池の堆積物を調べ、コンピュータシミュレーションをした

H Yanagisawa 著
Tsunami earthquake can occur elsewhere along the Japan Trench - Historical and geological evidence for the 1677 earthquake and tsunami -
Journal of Geophysical Research: Solid Earth 121(5),2016
DOI:10.1002/2015JB012617

●1909年房総沖地震
1909年(明治42年)3月13日の8時19分にM6.5、23時29分にM7.5の地震が発生した。
23時29分のM7.5が本震
https://jishinfo.net/quake/190903132329.html

8時19分のM6.5が前震

●1953年房総沖地震
1953年(昭和28年)11月26日2時49分に発生した地震。
震源の位置は、北緯34度9分24秒 東経141度24分12秒、規模はM7.4(Mw 7.9)。
銚子付近で2-3mの津波を観測。この地震では初めて津波警報(大津波)が発表された。

●1984年(昭和59年)9月19日、
房総半島南東約200km沖合の海溝三重点付近で発生したM6.6の地震。
南関東を中心に広範囲で有感となり、館山、三宅島、八丈島で震度4を観測した。
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.html#19840919020241



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