【要旨】
●モニタリングE;九州日向灘南部から種子島東方沖地震::データモニタリング::3/3,3/21続報
地震の規模:M7.8-M8.1の巨大地震:南九州では最大規模の地震:津波を伴う::2017/11/28詳述
本サイト九州ラドン観測5箇所は、ほぼ収束で、ラドンだけ見れば、スタンバイに近い。
昨年8月から続く九州福岡市観測VLF帯電波異常(震源からの電磁放射観測)が、
3月に入り、電波異常が弱くなったり、強くなったりと、電波異常終盤の動きが見られる。
西日本FM局の北関東受信(地震エコー)は、FM熊本局を中心に、半年以上継続する。
2016年熊本地震前とほぼ匹敵するようになった。
総じて、収束に近い動きが見られます。
VLF帯電波異常と西日本FM局の北関東受信(地震エコー)の動向が注目されます。
● 首都圏のVHF帯放送波伝搬異常
2018/3/25に報告した
東京タワー⇔群馬県前橋市と静岡市⇔伊豆半島北端函南町の伝搬異常以外に、
3/26:5時頃;東京タワー⇔群馬県桐生市で、-6σ程度の激しい伝搬異常が発生。
さらに、3/27:6/8時頃、さいたま市平野原送信所⇔群馬県桐生市で、顕著な伝搬異常
最近にない激しく長期のVHF帯放送波伝搬異常です。
HF帯放送波伝搬異常と地震との関連を研究をされている群馬大学本島邦行教授の東京新聞での記事。
2018/3/21:首都圏でM4.5以上の地震発生前 FM放送波に異常変動観測⇒こちら
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201803/CK2018032102000175.html【内容】
●モニタリングE;九州日向灘南部から種子島東方沖地震::データモニタリング::3/3,3/21続報
地震の規模:M7.8-M8.1の巨大地震:南九州では最大規模の地震:津波を伴う::2017/11/28詳述
【九州四国に直接関連する地震前兆5種類】
○本サイト九州ラドン観測→
熊本県北部、熊本県西部、大分県南部、宮崎県北部、鹿児島県薩摩地方
全ての観測点で、大きくリバウンド中だったが、最近全観測点で、ほぼ収束した。
○本サイト鹿児島薩摩地方観測点鈴落下装置の落下→85日間 (11/22まで)、その後、収束
○九州福岡市観測VLF帯とELF帯電波異常
VLF帯電波異常(震源からの電磁放射観測)
8月にウルトラ異常、9月から10月中旬までかなり弱まったが、その後、やや強まり、現在に至る。
3月に入り、電波異常が弱くなったり、強くなったりと、電波異常終盤の動きが見られる。
○西日本FM局の北関東受信(地震エコー)→
FM熊本局のみが、継続して受信される。半年以上続く
FM広島局、FM大阪、FM沖縄、NHKFM松山、waveFM891沖縄の地震エコーは
FM広島局を中心に、最近観測されるようになった。2016年熊本地震前とほぼ匹敵する。
○地震に関連する地下水観測データベース:Wellweb
2/12以降、欠測中で、不明。
【大きな電離層異変の有無】
○GPSの位置情報のズレ=1日の最大ズレが10m以上が、最低4回以上(日本全域対象となる)
M8に近い地震規模の地震は、2010/12/22:父島近海:M7.8がある。
2010/11/30-12/8まで、9日間連続で、1日の最大ズレがほぼ10mとなったが、現状:それに近い長期の異常はない。
○foF2の上昇の継続(鹿児島and/or沖縄のNICTの電離層観測)
沖縄と鹿児島で、3/18-3/23の期間中、foF2の上昇が続いた。その後は、収まった。
【TEC&foF2mapの九州上空での上昇】
上記5種類の九州に直接関連する地震前兆が、収束、静穏化付近から、有効です。