【要旨】 ●伊豆半島から伊豆諸島沖地震前兆モニタリング:2/5,2/8,2/14、3/2,3/12,3/14、3/15続報 首都圏VHF帯放送波伝搬異常:3/15も収束せず、スタンバイならず
●注意すべき地震 「青森から北海道太平洋側M6クラスの中規模地震に注意2/23&2/26&3/5報告」
●霧島連山の新燃岳の火山活動 3/11頃から、次第に観測データの異常は、収束し始めた。
モニタリングE;九州日向灘南部から種子島東方沖地震::データモニタリングは、 3/3を最後にしていますが、霧島新燃岳の噴火活動が、上記の通り
小康状態になったため、近日中に再開します。
【内容】 ●伊豆半島から伊豆諸島沖地震前兆モニタリング:2/5,2/8,2/14、3/2,3/12,3/14、3/15続報
首都圏VHF帯放送波伝搬異常 :3/12-3/13、さらに、 3/14:0-10時まで、東京タワー⇔群馬県前橋市のルートの3放送波で、激しく伝搬異常が継続中。
3/15も、0-5時(現時刻)まで継続中。 伝搬異常は、夜間に発生することが多く、深夜から未明にデータを見ないと、 収束したかどうか、判断できにくい。
未だ収束せず。
●注意すべき地震 「青森から北海道太平洋側M6クラスの中規模地震に注意2/23&2/26&3/5報告」
●霧島連山の新燃岳の火山活動:福岡管区気象台、鹿児島地方気象台:3/15:12:30
3月6日から爆発的噴火が断続的に発生し、 3月10日には噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から 1,800mまで達しましたが、さらなる噴火活動の活発化はみられていません。
高千穂河原観測点の傾斜計で、9日18時頃から新燃岳方向がわずかに隆起する傾斜変動がみられていましたが、 12日頃から停滞しています。
低周波地震は、10日まで1日あたり100回以上と非常に多い状態でしたが、 11日から次第に減少しています。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、7日に1日あたり34,000トンと非常に多くなりましたが、 その後は1,000トン程度で経過しています。
衛星からの観測では、9日には溶岩の噴出は概ね停止したとみられます。
これらのことから、新燃岳火口から3kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったと考えられます。 このため、本日(15日)11時00分に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を切替え、
警戒が必要な範囲を火口から概ね4kmから概ね3kmに縮小しました。
★★ モニタリングE;九州日向灘南部から種子島東方沖地震::データモニタリングは、 3/3を最後にしていますが、霧島新燃岳の噴火活動が、上記の通り
小康状態になったため、近日中に再開します。
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