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No.8833 20180130報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2018年01月30日 (火) 16時00分 [返信]


●首都圏:M4.5以上の地震(深さ50km以内)、今後2-3日以内、
VHF帯放送波伝搬異常モニタリング:1/27-1/29データ

○北関東ルート:
群馬県桐生市受信;8ルート、15放送波 & 群馬県前橋市受信:2ルート、5放送波

1/29:5時頃、東京タワー⇔桐生市ルートで、-3シグマを超える明瞭な伝搬異常

○南関東ルート:4ルート、8放送波
東京スカイツリー⇔伊豆半島北端函南町のルートで、軽度の伝搬異常が継続しています

★★
1/29:5時頃、東京タワー⇔桐生市ルート:明瞭な伝搬異常は、未だ1放送波です。
被害地震発生時には、複数の放送波で、伝搬異常がみられます。

この単独ならば、震度3-4。今後、継続すれば、また、報告します。

東京スカイツリー⇔伊豆半島北端函南町の異変は、最近報告する伊豆半島沖被害地震前兆と推察。


●太陽活動黒点モデルの研究:2021年地球の気温低下と江戸時代:小氷期:マウンダー極小期の気候変動

最近1年間、夏の長雨、冬の極寒から、自分なりに気象の変化を感じます。
本日は、地震の本題から外れ、寒冷化の話をします。

◎無黒点太陽の磁場が気候を変えた ―樹木年輪から解明した17-18世紀の急激な太陽地球環境変動―
東京大学大気海洋研究所プレスリリース:2010年→こちら

http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2010/20101109.html

17-18世紀に70年間続いた長期太陽無黒点期(マウンダー極小期)において、
太陽磁場活動が周期的に極端に弱化し、北半球の広範囲の気候に影響していたことを発見した。

奈良県の樹齢390年超のスギなど樹木年輪の分析から明らかにした、世界初の成果です。

日射量ではなく太陽磁場の変動シグナルが広範囲の気候に見られたことは、
太陽系外から飛来する高エネルギー粒子が地球の気候に影響していたことを示唆し、
気候システムの変動メカニズム理解に重要な成果です。

また、マウンダー極小期のような長期太陽無黒点期は近い将来にも起きる可能性があり、
今回得られた17-18世紀における太陽地球環境変動の知見が、将来の気候変動の予測にも役立つことが期待されます。


※マウンダー極小期とはおおよそ1645年から1715年の太陽黒点数が著しく減少した期間の名称です。

マウンダー極小期のヨーロッパ、北米大陸、その他の温帯地域において冬は著しい酷寒に震え、
暦の上では夏至であっても夏らしさが訪れない年が続いた。


◎イギリス:ノーザンブリア大学のワレンティナ・ジャルコワ教授の研究成果:太陽活動の低下と地球の気温低下
さて、
英ノーザンブリア大学のワレンティナ・ジャルコワ(Valentina Zharkova)教授のチームは、
太陽活動が1600年代の小氷河期以来なかったレベルにまで低下する可能性があるとした黒点モデルの研究を発表した。
→こちら

http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-5215575/Plummeting-temperatures-cause-mini-ice-age-2030.html

Temperatures will start dropping in 2021, according to a mathematical model of the Sun's magnetic energy.
This, they say, will lead to a phenomenon known as the 'Maunder minimum'

教授は太陽活動の低下により、地球の気温が低下し始めるは、2021年。30年間継続する。
1646-1715年に経験したマンダー氷河期のような時期が訪れる。

彼女は、この小氷河期のお陰で、地球の温暖化は、その30年間だけは、ストップすると述べています。
教授の研究を否定する学者さんも多いのですが、教授は温暖化を否定してるわけではありません。


◎日本の江戸時代:小氷期:マウンダー極小期の気候変動→こちら

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography1889/102/2/102_2_183/_pdf

○1640年 頃,
太陽活動は衰弱期に さしかかっていたが,北 極圏気温は高温期 にあ った。
日本では冷 夏 ・長雨 ・寒冬 が多発 し,そ れらが災 害,ひいては寛永の飢饉を誘発した。

○1675年 頃
太陽黒点数 のマウンダー極小期(1645~1715)の 真っ最中にあた り,北極圏気温は1200年以降では最寒を記録。
冷夏 ・寒冬年もあったが,主として干ばつ ・台風 ・洪水 が災禍をもたらし,延宝の飢饉 に至った。

○1700年 頃,
マ ウンダー極小期の後期 にあたり,太陽活動は復活の兆しはあるものの,北極 圏気温は-旦回復 した後,低温状態 に逆戻りしていた
北日本を中心 に各種災害が頻発し,元禄の飢饉 につなが った。

総じて、江戸時代のマウンダー極小期には、日本では、湿潤な気候が続き、飢饉が頻発した。台風 ・洪水も多かった。


2021年に上記ジャルコワ教授の予想通り、20121年に、地球の気温が低下し始めるかどうかはわかりませんが、
現状の気候が、マウンダー極小期に入る前の、1640年頃と同様に、日本では冷夏・長雨 ・寒冬が、最近、みられます。


以上、太陽活動低下による地球の気温低下予想と江戸時代の再来の気象を、頭の片隅においておくことも、悪いことではないと思います。



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