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九州地方南東沖の群発地震活動は、凡そ4日間継続中。
過去90年間では、3回群発地震活動が、九州地方南東沖で発生した。
過去90年間の最大の地震は、1923/7/13:M7.3である。
この地震により、種子島では、住宅半壊、がけ崩れが発生。南九州の震度は4だった。
今回の九州地方南東沖の群発地震活動は、過去90年間の最大の地震:1923/7/13:M7.3の
やや南側で発生。過去の大地震が発生しておらず、空白域であり、歪は蓄積されている。
南海トラフ最南端、最西端です。
【内容】
●モニタリングE;九州日向灘から熊本大分宮崎内陸部::データモニタリング::12/21
地震の規模:M7.8-M8.1の巨大地震:南九州では最大規模の地震:津波を伴う::発生予想:本年12月から来年1月:11/28詳述
本日は、九州地方南東沖で続く、群発地震活動を詳述します。
図20171223にまとめました。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/tanegashima201712.jpg○九州地方南東沖の群発地震活動:図20171223の右下図で示す九州の地震活動
種子島東方沖で、凡そ4日間、活発な地震活動が続いています。
○過去の九州地方南東沖の地震活動:1923年以降、M5以上
図20171223の左上図です。
この90年間に9回のM6クラスの地震が発生。1回のM7クラスの地震が発生しています。
最大の地震は、1923/7/13:M7.3です。
1923/7/13のM7.3の地震により、南九州では、震度4
種子島では、住宅半壊57、土地の亀裂、がけ崩れが発生。
1961/7/18:M6.3の地震では、津波が発生。高知県土佐清水で、津波の波高が数十センチ。
過去三回の群発地震活動が発生。最長10日間。
群発地震が発生すると、例外なく、M5.4-M6.6の地震が発生した。
○今回の九州地方南東沖の群発地震活動の発生位置
最近90年間の過去最大地震:1923/7/13:M7.3の震央のやや南側。
今回の九州地方南東沖の群発地震活動発生域では、過去の大地震が発生しておらず、空白域である。