【本日の要約】】無断転載禁止:
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●本サイト宮崎県北部沿岸部観測点の大気中ラドン濃度の異常変動:
東日本大震災前に福島市で得られた大気中ラドン濃度の異常変動との比較。
2016/4/16熊本地震前の大気中ラドン濃度の異常変動は、2014年12月から凡そ14ヶ月間の準異常変動だった。
2014/12/11を異常値のピークにして、なだらかに、減衰し、2016/2/26に、完全収束し、49日後に、
熊本地震の本震が発生します。
熊本地震以降の大気中ラドン濃度の異常変動は、2016/4/23-2017/11/26の凡そ18ヶ月間継続した。
上述した熊本地震前の凡そ14ヶ月間と比較し、ラドン濃度の異常変動の絶対値は遥かに大きいことがわかり、
熊本地震よりかなり大きな地震規模が予想されます。
凡そ18ヶ月間の異常変動期間中に、東日本大震災前と同様に、3回の大きな異常変動のピークがみられます。
また、東日本大震災前と同様に、三回目の2017/6/3からの変動が最も大きい。
三回目の大きな移動変動期間中に、6/20から三回の中規模地震が発生すると、ラドン濃度が下がるどころか、大きく上昇します。
大地震発生前の、前駆活動の典型的な特徴です。
異常濃度期間中のラドン濃度を積算し、通常対数を取り、地震規模を予想すると、M8.1となります。
M8以上ですから、巨大地震ですし、津波も予想される地震規模です。
10月11日新燃岳小噴火が発生したため、M8.1よりやや地震規模は小さくなるかもしれないが、
それでも、M7.8以上の地震規模と予想します。
【本日の内容】
●本サイト宮崎県北部沿岸部観測点の大気中ラドン濃度の異常変動の収束
図20171128に示しました。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/miyafukuRa.jpg右側:東日本大震災前に福島県立医科大学で得られた大気中ラドン濃度の異常変動
左側:本サイト宮崎県北部沿岸部観測点の大気中ラドン濃度の異常変動
●東日本大震災前に福島県立医科大学で得られた大気中ラドン濃度の異常変動
ラドン変動には季節性が僅かに存在するために、それを除外するために、同一月日の平年値を求め、
観測値との差をラドンの変動として、2003-2011年まで、8年間示してあります。
2003-2007年は、+3シグマを超える異常値がないため、平年期間
2008-2010年は、+3シグマを超える異常値を長期間超えているため、前兆期間
前兆期間のラドン濃度変動では、3回の大きな異常変動がみられます。
2008年凡そ2ヶ月間、2009年凡そ9ヶ月間、2010年凡そ10ヶ月間
3回の大きなラドン変動が収束、静穏化して、凡そ70日後に、Mw9.1の超巨大地震である東日本大震災が発生しました。
●本サイト宮崎県北部沿岸部観測点の大気中ラドン濃度の異常変動
凡そ3年三ヶ月間の大気中ラドン濃度観測値から、上記東日本大震災前のラドン変動と同様に
同一月日の平年値を求め、観測値との差をラドンの変動として示してあります。
2016/4/16熊本地震前の大気中ラドン濃度の異常変動は、
2014/12/11-2016/2/26まで、凡そ14ヶ月間の準異常変動(+2シグマ異常が、最高値であるため、準異常変動とした)
2014/12/11をピークにして、なだらかに、異常値が減衰し、2016/2/26に、完全収束し、49日後に、
熊本地震の本震が発生します。
熊本地震以降の大気中ラドン濃度の異常変動は、2016/4/23-2017/11/26の
凡そ1年半継続しました。茶色で、示しています。
上述した熊本地震前の凡そ14ヶ月間と比較し、ラドン濃度の異常変動の絶対値は遥かに大きいことがわかります。
凡そ1年半の異常変動期間中に、上述した東日本大震災前と同様に、3回の大きな異常変動がみられます。
2016年5-6月、2016/11/20-2017/5/8:凡そ半年間、2017/6/3-2017/11/26:凡そ半年間
また、上述した東日本大震災前と同様に、三回目の2017/6/3からの変動が最も大きい。
三回目の大きな移動変動期間中に、
6月20日豊後水道M5.6
7月11日鹿児島湾M5.2
8月13日種子島南東沖M5.1
10月11日新燃岳小噴火
が発生しました。
6/20から三回の中規模地震が発生すると、ラドン濃度が下がるどころか、大きく上昇します。
大地震発生前の、前駆活動の典型的な特徴です。
ラドン濃度と、異常濃度期間を積算し、通常対数を取り、地震規模を予想すると、M8.1となります。
M8以上ですから、巨大地震ですし、津波も予想される地震規模です。