【本日の要約】】無断転載禁止:
転載を希望される場合には、出所(サイトアドレスとサイト名明記)を示して、転載して下さい。
●2018年は「巨大地震頻発」の年に、地球物理学者らが警告:11/23続報
1909年前後、1946年前後、1972年前後、1996年前後の地球の自転速度が減速した時に、
日本では、南海トラフから琉球海溝周辺と伊豆諸島南部で、大規模地震が発生していることがわかる。
2018年の日本の大規模地震発生地域のヒントになると思われる。
【本日の内容】
●2018年は「巨大地震頻発」の年に、地球物理学者らが警告:11/23続報
◎昨日の要約
マグネチュード7.0以上の大規模な地震の頻発周期は地球の自転速度が低下した時期と強い相関関係を持つことが分かった。
過去4年間(2014-2017年)にわたって地球の自転速度は減少し続けており、2018年が5年目の地球の自転速度反転時期にあたる。
この反転時期に、巨大地震が、急増する。
◎上記研究報告の調査
上記の研究報告の過去100年の地球の自転速度の減衰と大規模地震頻発の相関関係を図20171124に示しました。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/M7dece.jpg青のグラフは、世界の大規模地震発生数の平均値に対する増加数を、1年単位で示しています。大規模地震の発生頻度です。
赤のグラフは、地球の自転速度の減速度を示しています。0以上の数字は、地球の自転速度が減速していることを示します。
青のグラフと赤のグラフの増減はほとんどきれいに重なっており、
「地球の自転速度が減速すれば、大規模地震が増加する」ことがわかります。
地球の自転速度が減速したときに、日本では、どんな地震が発生したか、調べ、図の下に示しました。
最も特徴的なことは、
1944年の東南海巨大地震:Mw 8.2と1946年南海巨大地震:Mw8.4の発生時には、
地球の自転速度が減速していたことがわかります。
1909年前後、1946年前後、1972年前後、1996年前後の地球の自転速度が減速した時に、
日本では、南海トラフから琉球海溝周辺と伊豆諸島南部で、大規模地震が発生していることがわかる。
一方、東北や北海道沖の巨大地震との相関は、総じてみられなかった。
2018年の日本の大規模地震発生地域のヒントになると思われる。
●観測者仲間の観測観察:11/23
○鹿児島県薩摩地方観測点
鈴落下装置 落下継続 85日間 (11/22まで)
11/23には、浮上した。
★★
鹿児島の磁力低下(鈴落下装置 落下)が、85日間という長期で、収束した。
今後、リバウンドして、再度落下するか、収束のままか、
大変注目されます。