●観測者仲間の観測観察:9/18 ○静岡市:大気中イオン濃度観測:KEC-900使用 マイナスイオン:個/cc 9/16:2300:+4σ以上の異常値 9/17:2500:+5σ以上の異常値
★★ マイナスイオンが、2日連続で、+4σ以上の異常値となった。 非常に稀なケースで、同様なケースを同じ静岡市、同じ観測機器で観測した12年間の記録を調べた。
2005年の7/2-7/4に同様に、マイナスイオンが、2000-2200:個/ccの観測例があった。 そのときには、6日後の7/10:八丈沖M5.8の地震が発生しています。
過去12年間の観測例を通してみた感じでは、房総沖から伊豆諸島北部の地震前に、 マイナスイオンが、2000となる例が多かった。
●モニタリングE;九州日向灘から熊本大分宮崎内陸部、M7.6大地震 9/18データモニタリング
1,本サイト九州ラドン観測 宮崎県北部沿岸部&鹿児島薩摩地方2は、平均値以上
特に、宮崎ラドンは未だ異常濃度、収束せず。 9/14&9/15:+3シグマ以上の異常値、9/17&9/18::+5シグマ以上の異常値となった。
2,九州福岡市観測VLF帯電波異常 収束までもう少し、減衰せず。
3,M7以上の大地震発生前の大きな電離層異変の有無 観測サイトメンテナンスで、停止中
4,地震エコーの有無:群馬県桐生市受信 観測サイトメンテナンスで、停止中
5,TEC&foF2の上昇 foF2マップにおいて、日本時14:50で経日的にみています。 九州上空は異常なし。
6,観測者仲間の観測観察 ○鹿児島薩摩地方観測点 鈴落下装置 終日落下継続 20日目
【総合判断】 1&2は、収束せず。
宮崎ラドンの異常濃度が目立つ。
濃度低下が鮮明になってきたら、 東日本大震災前に、福島医科大学で観測された大気中ラドン濃度の増減の特徴が、 宮崎ラドンの2016年4月熊本地震以降の増減の特徴と酷似していることを示します。
ここでは、地震の規模はM7.6と予想していますが、この宮崎のラドングラフをみると、最低でも 熊本地震の地震規模M7.3以上の地震規模が予想されることが、わかるような、グラフ形状です。
本日の判断は、上記3と4の観測サイトが、メンテナンスで停止中のため、判断保留。 ただ、宮崎ラドンや鹿児島薩摩地方観測点の鈴落下装置の収束もないので、まだ先だということだけはわかります。
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