●関東M4.5以上地震直前前兆:8/16
○FMラジオ:都心南関東伝搬ルート:異常なし
○FMラジオ:都心北関東伝搬ルート:
僅かに茨城県燕山つばくろさん送信 群馬県桐生市受信ルートでぎりぎり3σ以上の電波異常ありですが、
今のところ、大きな直前前兆ではないです。
●モニタリングE;九州日向灘から熊本宮崎内陸部、M7.6大地震
○宮崎県北部沿岸部大気中ラドン濃度の異常は、8/16も継続中。
○熊本県南部球磨郡ラドンのリバウンドも継続中。
○九州福岡市観測VLF帯伝搬異常
8/14午後から、ウルトラ異常。8/15-8/16も継続中。静穏化せず。
○群馬県桐生市公開リアルタイムの観測で、
上記の関東M4.5以上地震直前前兆を主にみていますが、同時に、遠方のFM局の見通し外受信観測を多数されています。
いわゆる地震エコー観測です。
解析中ですが、2014/3/14:伊予灘:M6.2:震度5強、2015/11/14:薩摩半島西方沖M7.0、2016/4/16:熊本地震震度7の前と同様に、
FM熊本局の地震エコーを、最近凡そ1年間継続して観測されています。
最近やや、地震エコーの観測頻度が増加しています。
上記の予想地震の地震エコーを捉えていると思っています。
2016/4/16:熊本地震震度7の3日前の4/13と同程度の地震エコーを観測したら、過去の実績と合わせて報告します。
●新島地質学研究所→こちら
http://www.niitsuma-geolab.net/月刊地震予報94)ウラジオストック沖M6.3・鹿児島湾希発地震・三陸沖連発地震・2017年8月の月刊地震予報
5.2017年8月の月刊地震予報
(抜粋引用開始)
2017年7月には鹿児島湾で希発地震が起こったが,ここでは1893年に知覧の地震が起こっている.
知覧の地震が起こったのは日本の地震活動史上最も地震活動が激しかった明治動乱期である.
この動乱期は濃尾地震M8.0から開始し,明治三陸地震M8.5へと続く.
今回の鹿児島湾地震について濃尾地震に当たるのは2016年4月の熊本地震(月刊地震予報79)であろう.
明治三陸地震の震源域では,東日本大震災本震と応力場方位の一致する連発地震が起こっていることからも警戒が必要である.
明治動乱期には東京周辺でM7以上の地震が起こっているので,首都圏でも警戒が必要である.
(抜粋引用終了)
★★
まれな地震、希発地震が、最近日本で続いています。
新妻先生は、2016年以降頻発している希発地震、鹿児島湾の希発地震などから、今の日本の地震活動は
日本の地震活動史上最も地震活動が激しかった明治動乱期に匹敵すると推察されている。
さらに、日本の地震活動の指数(地震断層面積のプレート運動面積に対する比)は、2017年1-7月全体で0.113である。
これは1997年の0.107に次ぐ静穏さで、「嵐の前の静けさ現象」です。
これらも、今後の激しい地震活動を示唆しています。