●モニタリングB:房総半島沖から伊豆諸島沖:M7クラスの地震(特に、伊豆大島近海大地震):
8/9までに発生予想;震度5強以上モニタリング
8/9までに発生予想でしたが、8/9深夜から顕著な直前前兆が発生したので、報告します。
FM:J-WAVE:81.3MHz東京スカイツリー送信、静岡伊豆半島北端:函南町受信のFM電波異常です。
群馬大学のFMラジオ電波の異常変動に関する研究では、
地震発生の約2日前から数時間前までに電波異常が発生する確率が高いことが分かっています。
(群馬大学、電子情報理工学部 本島教授文献による)
今後、2日以内に、上記予想地震が発生する可能性があります。
ただ、本島教授らの研究では、M6以上の大きな地震の過去例が少ないため、2日以上かかるかもしれません。
伊豆半島東部から南部:震度6クラスの揺れ、都心から相模湾地域:震度5弱(過去例から判断)に警戒です。
念のために、津波に対する防災の確認もしておきましょう。
○今までの前兆まとめ:7/8報告(その後前兆追加)
1,本サイト神奈川県西湘&湘南藤沢観測点大気中ラドン濃度異常(7/30報告詳述)
フィリピン海プレート上の伊豆半島や伊豆諸島が本州に衝突している南部フォッサマグナ地域の本サイト神奈川県西湘観測点ラドン観測。
2016/7/30:伊豆小笠原マリアナ島弧のマリアナ諸島:M7.7の巨大地震前兆を捉えたラドン変動と同様な変動を、本年前半に観測。
7/28夜に、9ベクレルの最低値観測。マリアナ諸島:M7.7の巨大地震発生4日前の当観測点最低値とほぼ同じ状況が発生した。
一方、南部フォッサマグナ地域の活断層地帯ではない湘南の藤沢観測点。
特徴は、本観測点で、最低濃度を観測すると、藤沢から70km離れた伊豆大島近海地震が発生していた。
7/5-7/7に本観測点で、初めて、+3σ以上の異常値を観測。7/28夜:、上記、神奈川県西湘観測点と同様に、急落した。
このように、上記相模湾の2観測点のラドン変動からは、伊豆半島から伊豆諸島で、大きな地震が発生する準備が整ったと判断された。
2,7/1&7/2&7/3&7/4の房総半島南部沖と伊豆諸島東部沖の大気重力波
3,千葉県香取市観測点VHF帯ノイズ観測の最近二ヶ月継続する強いノイズ
4,大気イオン房総鴨川内浦山観測点での2ヶ月以上の大きなイオンの異常値。
5,静岡県伊豆半島北端函南町VHF帯高域電磁波
7/7 著しいノイズ。その後も、断続的に、受信強度が上昇
○8/9深夜から始まる:FM:J-WAVE:81.3MHz東京スカイツリー送信、静岡伊豆半島北端:函南町受信のFM電波異常
地震が近くなると、「「FM波が普段届かない範囲までFM波が届き、近距離で届きにくくなる」」現象が起きます。
ここでは、「FM波が近距離で届きにくくなる」」現象を述べます。
文献:見通し内VHF帯伝搬異常と地震発生との統計的関連性→こちら
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jae/31/1/31_37/_pdf上記送信受信のルートの見通し内VHF 帯の伝搬異常が捉えることが可能な震源地域を図201781001に示しました。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/fmkannami.jpg東京、千葉、房総半島、相模湾、伊豆半島から伊豆大島、新島式根島周辺です。
南関東から伊豆半島とその近海が震源域です。
8/9深夜から続く、伝搬異常を図201781002に示しました。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/tokyokannamifm8102.jpg赤丸で囲んだデータが異常伝搬です。