◎東日本大震災から明日で6年
6年前の3/11:14:46、日本の観測史上最大のMw=9.0の超巨大地震が発生しました。
最大遡上高40.1メートルにも上る巨大な津波が発生し、
東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害が発生しました。
2017年3月10日現在、
死者は15,893人、行方不明者は2,554人であると警察庁は発表した。
若くして、なくなった方も多く、さぞかし、無念だったでしょう。
東日本大震災6年
つらい体験こそ伝える 宮城・女川中同窓生が編さん「いのちの教科書」→こちら
毎日新聞2017年3月9日 東京夕刊
http://mainichi.jp/articles/20170309/dde/041/040/046000c(抜粋引用)
東日本大震災で被災した宮城県女川町立女川中学校が母校の高校3年生たちが、
被災経験を基に教訓をまとめた本「女川いのちの教科書~1000年後の命を守るために~」を完成させた。
「私たち一人一人の体験を次の災害で生かしてほしい」と、震災当日の経験や家族を亡くした思いをつづった。
(中略)
常盤木学園高3年、神田七海さん(18)は、同町で行政区長をしていた祖父を亡くした経験と、
「どうして自分は生きているんだろう」と悩みながら過ごした震災後の生活を書いた。
多くの死に直面したことで震災2年後に精神的に不安定になり、「生きることが怖い」と泣いたこともあった。
だが、今は家族の支えで「自分らしく生きることが亡くなった人のためにできること」と思えるようになったという。
後書きを書いた石巻好文館高3年、阿部由季さん(18)は「震災はつらい経験だったからこそ伝えたい。
一人でも災害で命をなくす人が減ってくれたら」と話している。
(引用終了)
★★
2万人の方が、他界された。今日明日と、お寺で、般若心経と光明真言をお唱えし、他界された方を偲びたいと思います。
日本の地震学者さんを始め、有料無料で地震予測を提供をされているサイト、誰ひとりとして、
M9クラスの超巨大地震が発生するとは予想されなかった。
その後、6年経ちましたが、地震学者さんも民間も、自分がしるところでは、
M7クラスの地震とM9クラスの地震を区別して、予想を提供しているところはないと思います。
自分たちも、大きな地震が発生すると予想はしましたが、まさかM9クラスの超巨大地震が発生するとは予想できなかった。
その後、自分たちは、東日本大震災時の前兆を学会や論文などで報告された知見をもとにして、
M7クラスの地震とM9クラスの地震を区別して予想できるようにし、毎週日曜日に続けている巨大地震モニタリングがあります。
皆様方も、どうか、さらに、防災に目を向けていただき、ご自分や家族の命や財産を守っていただきますように、お願い致します。