◎本サイトメルマガの発行者へのメッセージによるお問い合わせ
【 お問い合せ内容 】:
今日のメルマガで知りたいのが、震源地の予想です。
南海トラフも心配ですが、愛知田原市に住んでおりますので、戦時中の三河地震のようなことも恐れています。 いかがでしょうか?
【お答え】
昨日は、本サイトで、2010年から凡そ7年間、大気中ラドン濃度観測を行っている
愛知県西部観測点大気中ラドン濃度観測。
同じ観測点で、同じ計測機器。
東日本大震災前と現状を正確に比較できるので、愛知県西部観測点のデータを用いました。
その結果、
2016/9/23:房総三重会合点M6.7地震発生の6日前から、平均値以上の濃度上昇が継続し、
最高ラドン濃度、平均値以上の濃度期間ともに、東日本大震災前より大きく上回り、
今回の前兆は、M9クラスの超巨大地震前兆と考えられる。
ご質問の震源域についてです。
1,2016/12/04報告の房総沖巨大地震モニタリング抜粋
「2016年7-11月の父島のZ成分の変動形式は、本サイト愛知県西部観測点の大気中ラドン濃度の変動形式と酷似類似していた。」
2,2016/12/04&12/18報告の房総沖巨大地震モニタリング
「愛知県西部観測点と同様に、9/23:房総三重会合点M6.7地震発生後、
南部フォッサマグナ地域に位置する本サイト神奈川県西湘観測点で、顕著なラドン濃度上昇が始まった。」
3,2017/1/17報告
千葉県八街市観測点;植物生体電位観測に於いて、1/16:東日本大震災以降最大の変化を観測
このように、
愛知県西部観測点のラドンのみならず、小笠原諸島父島、神奈川県西湘地域、千葉県八街市において、
極めて大きな異常が観測されています。
M9クラスの歪が蓄積されている地域というのは、ごく限られています。
2016/12/23報告の房総沖巨大地震モニタリング
静岡大学理学部 生田領野(いくたりょうや)准教授による日本周辺の海溝に蓄積されている歪の解析→こちら
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/ikuta2015.jpg伊豆鳥島から小笠原諸島、日向灘から南西諸島に、M9クラスの地震を発生させる歪が蓄積されています。
今回の
愛知県西部、小笠原諸島父島、神奈川県西湘地域、千葉県八街市において、観測されている極めて大きな前兆の震源は
伊豆鳥島から小笠原諸島方面と推察されます。
伊豆・小笠原海溝の巨大地震であるならば、小笠原諸島父島、千葉、神奈川県神奈川県西湘地域、愛知県西部で
大きな前兆が見られることも理解されます。
伊豆・小笠原諸島の西方沖には、太平洋プレートの沈みこみによる大深発地震帯があり、その深発地震帯は、
本州中部の愛知県の地下にも存在します。
一方、本サイトの大気中ラドン濃度観測の静岡県沼津市、静岡市、浜松市では、ほとんど大きなラドン濃度異常は観測されておりません。
また、四国の徳島県南部の大気中ラドン濃度観測でも、大きなラドン濃度異常は観測されておりません。
従いまして、東南海地震や南海地震と関連するような前兆は、本サイトでは、観測されておりません。
また、1945年の三河地震の再来があるならば、近郊の静岡県静岡市、浜松市のラドン濃度異常があるはずですが、それもありません。
以上まとめますと、
愛知県西部観測点大気中ラドン濃度観測の変動を解析した結果、M9クラスの超巨大地震前兆を捉えていると判断した。
また、愛知県西部のみならず、小笠原諸島父島、神奈川県西湘地域、千葉県八街市において、極めて大きな異常が観測されています。
これらの地域に極めて大きな異変を及ぼすM9クラスの超巨大地震震源域は、生田領野(2015年)の論文から判断して、
伊豆鳥島から小笠原諸島方面と推察した。
一方、本サイトの大気中ラドン濃度観測の静岡県沼津市、静岡市、浜松市、徳島県南部で大きな異変はなく、
喫緊の南海トラフ巨大地震前兆は本サイトでは、捉えることはできていない。
◎観測者仲間の観測観察:1/23
○青森県八戸市
更にラドン濃度最高値を更新です。
○愛知県東部
・鈴落下装置
南東側 1/20~落下 4日目
南西側 2013/5/27~落下 1336日目
北西側 1/22(23:30)落下→1/23(7:30)復活
北東側 1/7~落下 17日目
☆〈北西側〉の鈴が1月11日から、深夜に落下・朝に復活 という事を繰り返しています。不思議です。
2014年9月27日、御嶽山水蒸気噴火が起きる10日前ですが 〈南東側〉の鈴が一日に何度も落下&復活を繰り返していました。
フォッサマグナの異変前兆を捉えていたのか、、、
気になるところです。