◎20170119熊本上空にさざ波雲と本サイト熊本県北部観測点大気中ラドン濃度
○本サイト空の掲示板:No.40519&40520
1月19日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり8号
図2017012001に、熊本のさざなみ雲と九州の活断層のマップを重ねて、表示した。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/sazanamiKUMAMOTO.jpg119熊本のさざなみ雲は、日奈久断層帯の日奈久区間と八代海区間及び布田川断層帯の宇土区間の上空に発生。
2016414&416に2回発生した震源域の上空ではなく、まだ、地震未発生の地域の上空で発生しています。
○2016年12月と2017年1月の大気重力波とさざなみ雲の発生
図2017012002と図2017012003に示したが、中国地方(山陰沖含む)には、何度も大気重力波が発生していますが、
さざなみ雲は発生していません。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/AGW201612.jpghttp://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/AGW201701.jpg一方、12月には北九州、1月には初めて熊本で、さざなみ雲が発生。
さざなみ雲は、地表面の微振動で発生すると言われており、熊本で発生した事が重要です。
○本サイト熊本県北部観測点大気中ラドン濃度
観測開始以降、15ヶ月間のラドン濃度の変動を示しました。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/kumamotoradon20171.jpg2016/1/2の67ベクレルを頂点に、5個のピークがあり、増減を繰り返しながら、減衰。
3/27に、最低濃度22ベクレルを観測。
最低濃度観測、20日後に、熊本地震が発生。
その後、4-5月には、低い濃度だったが、6月下旬に急上昇。
6/25には、100ベクレルという、超異常値を観測。
ラドンが、平均値を下回ると、
2016/9/12:韓国:慶州:M5.8:韓国最大規模地震
2016/10/21:鳥取県中部地震:M6.6
これらが発生。
以上、まとめますと、
2017/1/19:熊本上空にさざ波雲発生。
2016414&416に2回発生した震源域の上空ではなく、
まだ、地震未発生の地域の日奈久断層帯の日奈久区間と八代海区間及び布田川断層帯の宇土区間上空である。
2016年12月と2017年1月の大気重力波とさざなみ雲の発生では、中国地方には、さざなみ雲の発生はなく、
九州上空のみさざなみ雲発生。
本サイト熊本県北部観測点大気中ラドン濃度では、2016414&416熊本地震以前に、大きなラドン濃度上昇が認められた。
しかし、414&416熊本地震以前より更に大きなラドン上昇が発生。最大濃度は、2016/6/25の100ベクレルだった。
熊本地震以前と同様に、増減を繰り返しながら、減衰。
平均値以下になると、韓国:慶州地震や、鳥取地震が発生。
これらの三回の大きな地震は、2015年11月14日の沖縄トラフ拡大最大地震M7.1に起因し、連動して動いています。
熊本のラドンは、最近では、平均値以下になっており、再度、
熊本や中国地方で、大きな地震が懸念されます。
防災の確認点検をおすすめします。
また、報告します。