【広告】Amazon 対象商品よりどり2点以上!合計金額より5%OFF開催中


■Voice From おーはし■

ちわっ!みなさん。
このコラムコーナーは、俺が日頃思っていること
…例えば、舞台や映画を観ての感想や音楽を聴いて感じたこと、
小説を読んで思ったこと、道を歩いていて気づいたこと、
ごはんを食べての満腹感、まる半日寝た後の爽快感などなど、
そんな日々のあれこれを、どくだんとへんけんにミチミチて
語ってしまおうというものです。…もちろん、ケトイシのことも!

不定期更新。気が向いたトキが更新日。

━ 2002.11.19 OPEN ━

トップページへ戻る





voice47■グチる年頃


    RES 
-------------------------------------------
[111]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
前回のブラストが終わってから、いろんな人と会う。
大体自分という人間は会おうとしないとそのままなので、
この機会に!と、頑張った。(←偉い!のかな?)

ま、目的はブラストの感想を聞くのがほとんどなのだが、
そうじゃない人もいる。見ていない人とも会う。
…いろいろな人と会った。

でもね、そのほとんどが俺の発言、グチなんだよな。
芝居の事に関わらず、何となくグチってしまうお年頃。
あ〜、俺、人生にグチってんじゃん!
…まずいんじゃない?これ。

でも基本的に、人が人に言う事って充分グチだと思う。
どんな発言、意見でも心の底にはぐちゃぐちゃしたものが
あったりして…。ねぇ。…違う?…違うかな?

けどさ、自分がグチってるって自覚していない奴!

こいつが一番バカだよな。

…ここで名言。
【いいグチ、わるいグチ、使い分けるのも
いい人、そして、わるい人】…その人間次第じゃない?

極私的グチ行きます。
『m-flo』のアルバム買って損した!
あ〜〜〜〜、『ビースティーボーイズ』買っときゃ
良かった!!!

これはいいグチ。

m-floファンの皆さん、ごめんなさい(^^;)



2004年07月02日 (金) 17時16分





voice46■いわゆるキシュヘン


    RES 
-------------------------------------------
[109]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
携帯電話の機種変更をした。二年ぶりだ。
…と言っても、二年前から携帯生活を始めたのだが。

変えなくてもいいかなの思っていたが、
何となく、小型の金の延べ棒形状の自分の携帯が、
あまりにも悲しくなって来たので思い切ったのだ。

思い切るととっても思い切るのが、俺のいいところで
本日発売のピカピカの新機種にしてやった。
☆☆ 一万二千円だぜい! ☆☆

テレビは要らない、音楽も要らない、ラジオも要らない、
ゲームが何?パケットがどうした!の俺は、
付けるなら高画質の写真だと考えたのだ。
…200万画素って凄いんでしょ?

今時のデジカメには負けるけど、
ちょっと前のデジカメには負けない携帯ですよ。
…と言う携帯屋のお兄ちゃんの言葉に負けたのだ。
それにそのお兄ちゃんは言ったのだ。
…僕はあまり写真は使わないけど、たまに思い出した
ように使うんですよ。…雲の写真を撮るためにね。

負けた、その言葉に。―雲の写真かよ!

さっそくきれいな雲の写真を撮って誰かに送って
あげようと思ったが、今日は雲だらけの雨だらけ。

仕方ないので自分の写真を撮って送ろうと思ったけど、
例え200万画素のきめ細かい俺の顔の肌の
写真でも、まず誰も喜んでくれないだろうと思い、
泣く泣く自分のPCに送った。泣く泣くね。
…うん、いけてるいけてる。いい肌具合。

ちょっとだけマジ話。
どうせこんな時代に生きているなら、こんな時代に
乗るのもいい事だと思う。…例え一万円出してもね。



2004年06月26日 (土) 00時25分





voice45■毎回初めて。毎回一から。


    RES 
-------------------------------------------
[108]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
ケトイシ公演『ブラック・ストライプス、うにへ行く!』、
全公演日程、無事終了。

5日間、7ステージを行ったわけだが、総じて好評。
…とは言え、思ったより客席に反応がない回もあった。
4勝3敗。辛うじて勝ち越し。
自分的な満足度も60パーセント。

台本を書いた自分としては、今までからするとかなりの
冒険をした訳で、その点ではうまく行っていたと思う。
…今更ながらの自画自賛だが、笑えるよ、この本。

ただひとつだけ問題だったのは、開演5分以内に
明確なギャグシーンがなかったこと。
笑ってもいいものかという雰囲気で30分間が過ぎる。
そのどっち付かずさが、お客さんにストレスを与える。

その辺が稽古をしていると見えなくなってしまう。
どっち付かずのコメディーぶりが「笑えるよ」と
誤認してしまうのだ。…これが危ない。

だから台本を書く側としては、「絶対笑える舞台である」
という決定的なギャグを用意すべきだったのだ。
お客さんに芝居の滑り出しで「これはコメディーですよ」
という宣言をすべきだった。そうすれば、もっと場内は
沸いただろう。6勝1敗ぐらいには持って行けたかな。
…ああ〜、失敗。

そして演出として、また、演じ手としての反省点。
…これは今回、あらためて強く感じたのだが、
『舞台はいつでも、あたかも初めてのかのように取り
組まなければならない。本番を迎えねばならない』
ということ。…毎回初めて。毎回一から。

本番中のダメ出しで役者には、
「力を抜いて」だの「自然に共演者とつながる」だの
「もっと突っ込んで言うように」だの「お客さんを
楽しませるように」だの、いろいろ言って来た。

だがどうしてもステージによってばらつきが激しい。
…演出として見ている自分でもドキドキするような
いい台詞と演技をしている回があると思えば、
その次の回にはそれが無くなっている。続かない。

そんな姿を見ていると、きっと、上記のような
ダメ出しでは根本的には解決しないような気がする。
…そして、当り前のことだが、よ〜し!頑張るぞ!と
いう気合だけでは絶対ダメなのだ。

初めてこの役を演じて、初めて他の人物とその場にいて、
初めてこの言葉を吐いて、初めてその状況に遭遇し、
初めてその行動をして、初めて話の結末を迎える…。

毎回初めて。毎回一から。
…そこに本当のドキドキが生まれる。演じ手に。
だからこそ、観客に!

これは次回に向けての【絶対的な重大課題】だ。


お越し頂いたお客様、誠にありがとうございました!
また、残念ながら諸事情でご来場になれなかったお客様、
次回公演、何卒よろしくお願いいたします。



2004年06月02日 (水) 16時43分





voice44■OH!コメディー!


    RES 
-------------------------------------------
[107]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
だいたい前々から疑っていたのだが、
俺という人間は二重人格の傾向があるようだ。

あははははっ!ど〜でもいいじゃん!という自分と、
うむ〜!ダメだダメだ、自分も他人も!という自分。

そんな事を深く自覚し出してから書いたのが今回の作品。
「今度はめっちゃ馬鹿な自分を出してやろう!」
…そう思って書いた。

だからこの『ブラック・ストライプス、うにへ行く!』は、
ものすご〜〜〜く、バカげている。
たいへん、たいへん、くだらない。

役者に台本を下ろした初見の稽古場から笑いに
包まれていた。今でも稽古場で役者は笑っている。
自分も笑いたくなるのだが、あまり大っぴらに
ガッハッハッハ!ガッハッハッハ!していると
演出としての威厳が保てなくなりそうなので
我慢している。制御している。自己規制している。
…ああ〜、演出は孤独だ。

ただこの時期、本番二週間前ぐらいの段階になると、
「本当にこれ、おもしろいの?」という疑いが始まる。
もちろんこれからは、観ていただくお客様に本気で
笑ってもらうための詰めの作業になるのだが、それを
やり得たとしても、間違いなくウケるのかという不安…。

はっきり言って「ウケてなんぼ!?」の芝居なのだ。
ウケなきゃ俺は、銃殺、断頭、割腹なのだ。
…ああ〜、怖い。

このサイトでも、顧客の皆様への公演ご案内にも
『コメディー』って謳っちゃったし…。
「笑いの芝居のようで実はもの凄くシリアスなのです」
という言いのがれも出来ない。OH!逃げ場無し!

ま、そういう不安も乗り越えて行くのが
芝居作りの過程だろうし、そのための稽古なのだ。

…考えようによってはやり易いのかもしれない。
『笑ってもらう』という一箇所に的が絞れるのだ。
ピンポイントで狙って行ける。

が、しかし!…それだけではないのだ。
笑ってもらうだけの芝居ではない、実は。
【ロック】というものとリンクして、悲しみ、諍い、
心の交流、涙…。そんな物語もしっかりある芝居だ。

その部分を確実にお客様に対して表現出来る事こそが、
その実、笑いに繋がるんじゃないかと…。
そう、密かに思っている。



2004年05月13日 (木) 15時32分





voice43■芝居とロック


    RES 
-------------------------------------------
[106]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
5月公演「ブラック・ストライプス、うにへ行く!」の
台本があがった。構想一ヵ月半、執筆二週間。
…完成したのはもう半月も前の事だけど。

最近の公演は、原作脚色、ショー、再演と続いたので、
丸っ切りのオリジナル新作は、二年前の「爆発村けろ子」
以来となる。…ずいぶん長く書いていなかったものだ。

今回の作品でまずやりたかったのは、
『ロックな芝居』という事。

人それぞれにロックの捉え方はいろいろだろうし、
ロックな芝居といっても、別に劇中にロックの演奏が
入るわけでもない。…演奏聴きたきゃライブハウスに
行けばいいのだ。やるのはやっぱり芝居だもんね。

邦楽より洋楽を聴く俺は、主に輸入盤を買う。
日本盤は高いしね。そうすると当然歌詞が分からない。
「地獄へ落ちろ!」と言っているのか、「好き好き
大好き!」と言っているのか、「今こそ革命を!」と
言っているのか、さっぱり分からない。
ものすごくきれいなメロディーのバラードが、「あなたを
一生呪い尽くしてやるわ、死ぬまでね!」だったりする。
そんなのを知ると何だよ〜とがっかりするけど。
…もちろんその意外性が楽しい時もあるけど。

どっちにしろ、ほとんど歌われている意味が
分からないので、耳は演奏とボーカルの“音”に
集中する。これが最高なのだ、洋楽は!

同じアーティストの一枚のアルバムの中でも
曲にはそれぞれ固有の音があるし、そんな音たちに
包まれていると、自分の体にいろんな情感が生まれる。

歌詞が分からない分、逆に言葉にならないモノを
つかまえられる。楽しめる。体で感じられる。

…つまり変な歌詞や言葉に引っ張られることがない。
Jポップを聴いているととってもいい曲なのに、なんで
こんな甘ったるい切実感のない歌詞を付けるんだろう?
とムカムカする時がある。ほんと、地獄に落ちろ!だ。

アルバムの中にはいろんな曲があって、アルバムを出す
ミュージシャンもいろんな奴らがいて、そんな多くの
音たちに自分が揺さぶられるというのは、真に至福だ!

そんな芝居がやれたらいいな〜、と思って書いた。
出来上がりがそうなっているかは???だけど、
そういう自分なりの『ロックな気分のグルーブ感』で
書いていたから執筆中も楽しかったな。

何かのインタビューでハイロウズの甲本ヒロトが、
ロックは部屋で聴くもんだ。ひとりぼっちで
ヘッドホンから爆音出して聴くもんだ。
…みたいな事を言っていた。
ロックとはひとりぼっちの音楽なんだ、と。

俺もそういう聴き方をしていたから嬉しかった。
ライブの臨場感もいいけど、
ひとりで家で聴くロックの昂揚感はたまらない。

…何だか自分の魂が突き抜けられる感覚がするのだ。



2004年04月23日 (金) 13時06分





voice42■ブラック・ストライプス、うにへ行く!


    RES 
-------------------------------------------
[105]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
【ブラック・ストライプス、うにへ行く!】
―これが題名だ。
【ブラック・ストライプス、うにへ行く!】
―これがタイトルだ!
【ブラック・ストライプス、うにへ行く!】
―これが次の5月公演だ!!!←みっつ。

…別にうにでなくても良かったのだ。最初はうみだった。

昨夜、チラシデザイナーの清水と打ち合わせをした。
今回は台本なしでチラシの作成作業に入る。
こういう事は公演制作としては、まあ、一般的で
珍しくもないのだろうが、俺的には最初に台本を
読んでもらって、チラシを作ってもらうのが今までの
常だった。だが今回は思うところがあって、
台本完成よりまずチラシからと考えた。
―四月頭にはUPだ!

もちろん芝居のタイトルだけではチラシは作れない。
今考えているだけの台本構想を清水に伝えた。
大体の感じはつかめたみたいで、良かった良かった。

何しろ今回は『シンプル!ラフ!ポップ!』が
作品コンセプトなので大変なのだ。
…ずっと話していたら、それはコンセプトじゃなくて
ただの意気込みでしょ?と清水には突っ込まれたけど。
…。

で、本当はうにじゃなくて、うみだったのだ。海。
でも話している内に、ちょっとだけ前から思っていて、
でも軽蔑されそうで、怖くて口に出せなかった
「海じゃなくて、うにも考えているんだけど…」と
恐る恐る清水に言ったら
「そっちの方が全然いいっすよ!」と盛り上がってくれた。
…コンセプトもどきの意気込みにも合っているし!とな。
…。

ま、まだ一行も台本は書いていないので、
何がどうなるか自分自身不安でいっぱいなのだが、
初めてのタイトル先行の執筆も
いいんじゃないかなと思う。

…これで逃げ場がなくなった。

この題名と構想と決して意気込みではないコンセプトで
芝居を書き上げるのだ。そう、このコンセプトでな!

ざまあみろだい! うわっはっはっはっ!



2004年03月02日 (火) 01時15分





voice41■公演中止、そしてつかこうへい…。


    RES 
-------------------------------------------
[103]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
ずいぶん長いこと更新していなかったこのページ、
このような報告で書く事になるとは
夢にも思わなかった。ほんと、夢にも…。

3月に予定していた「熱海殺人事件」が中止となった。
稽古開始から二週間、本番まで一ヶ月の段階で中止と
いうのは、はたして“早計”と言うのだろうか?

この問題の原因はいろいろあるが、多くの部分は
うちとの共同プロデュース、ズーズーC側の
オメオリさんと俺の芝居に関する価値観の違いだろう。

…オメオリさんは役者である自分の芝居は曲げたくない。
自分色でその役を染めたい。…俺は演出として、
その作品に合致するような演技を求める。もちろん、
その役者の個性は十分尊重した上でだが。

実はこれだけではないのだ。問題は。
確かに今回の事件の根源は一言で言えば上記の
ようになるが、それに付いた枝葉がどうにも重い。
ヘビーでダーク。
いちいち書いていたら、愚痴っぽくなるし、
たとえ自分の劇団サイトであろうと、俺だけが
この事について言及するのはアンフェアだろう。

だから、もう、言〜わないっ!

…ただ、俺はかなり思い切っていたのだ。
…この「熱海」をやる上にあたって。

俺はつかこうへいにかなりの思い入れがある。
演劇を知ってからずっと、この人の作品を観続けて来た。
だから俺の芝居にも少なからずの影響をもらった。
その影響が大き過ぎて、そこから離れる事を考えた。
…今では自分なりのオリジナリティを獲得出来ていると
思うが、それでも今現在大好きな演劇人のひとりだ。

そんなつかこうへいの代表作「熱海」を俺がやる。
…ちょっと引いた。怖かった。
つか作品はつか演出でないと、絶対おもしろくない。
なぜならその芝居は、つかこうへいと言う人の
“息”で成り立っているからだ。

つかこうへいは作品創りを「口立て」でやる。
台本無しで、稽古中につか自身の思い立った台詞が、
口頭から役者に伝達される。だからつか作品の台詞は、
つかこうへいと言う“人間そのものの言葉”となる。

…生身の人間がその感性で紡ぎ出した言葉。その人の息。

だから戯曲本と化したつか作品はただの印字に過ぎない。
紙に刻印された、単なる言葉の羅列だ。
そこには“息”がない。いや、もちろんあるのだが、
見えにくい。読み取りにくい。…だからつか戯曲は
面白いが分かりにくい。はっきり言ってどういう意図で
書かれてあるのか疑問に思うことが多々ある。

そんな作品をやるには、つかこうへいと言う人間の息を
解析することはもちろん、作り手が新たな息吹を
その作品に吹き込む必要がある。
…演出と役者の実感覚で作品を受け取って、
実感覚で丸ごと吐き出すのだ。

つまり、肉体化しているつか戯曲を上演する者は、
自らの肉体にその戯曲を取り込んで、
おのれの肉体の一部と化さなければならない。
…つかの息を自分の息に変えるのだ。

その辺が分かっていない演出と役者がやると
間違いなく失敗する。つかこうへい作品は。

でも、思い切ってやってみようと思ったのだ。
自分の息に変えるなんて、そんな事が出来るかどうかは
分からない。…でも好きだから、つかこうへいが。
「単純に好きで踏み込んでもいいんじゃないか」
…そう思った。
…でも絶対失敗はしないぞ!と気合を入れて。

今は悔しい思いでいっぱいだ。
必ずこの借りは返してやる!
いつの日か「熱海殺人事件」を上演してやる!!!



この公演を楽しみにしていたお客様、当サイトを
ごらんの皆様、謹んで公演の中止をお詫びいたします。



2004年02月03日 (火) 10時44分




中止、ですか・・・


-------------------------------------------
[104]おなまえ:とも
------------------------------------------------
まぁ、「女王ユリア」のときにいただいた仮チラシを拝見して、なんで「ザ・ロンゲスト・スプリング」を、なのだろうか ? と思ったのですが・・・
 いえ、べつに全ての「熱海殺人事件」を読んだわけではありませんし、観たわけでもありませんが、なぜ、1973年の文学座アトリエ公演版か、せめて1975年の新潮社版になさらなかったのでしょうか ?
 そうすれば、状況は違っていたのではないかと・・・
やっぱり婦人警官は水野朋子なんかではなく、ハナ子でなくてはッ !(笑)
そして、所はチャイコフスキーなんかが流れる警視庁の捜査室なんかじゃあってはいけないと思うのですよ。
詳しいことなどは僕なんぞには判りませんが、できれば、関係者の皆様が、台本と共に原点に戻ったところから始めてくだされば、もう少しは違った展開があったのではないかと、思ってみたりもするのですが・・・
 いやいや、なにも詳細を知らないのに口挟んでスイマセン !
もし、お時間ありましたら、うちの[観客席散歩]覗いてみてください、「女王ユリア」のほうに関してなので、おついでの時でかまいませんのでm(__)m


2004年02月05日 (木) 07時31分





voice40■目を瞑れば世界はバカみたいに楽しい


    RES 
-------------------------------------------
[102]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
明けましておめでとうございます。
今年もケトイシをよろしくお願い致します。

以下は「女王ユリア」当日パンフに掲載予定の文章だ。
当日パンフ用なので、当然公演にお越しになった
お客様に読んでいただきたい。

であるからして、このような場にUPする俺は
大変な大バカ者なのだが、少しでも多くのお客様に
観ていただきたい作品なので思い切って掲載する。

もちろん、この文章で作品の全体が分かるものでは
ないが、そのテーマの一部分には確実に触れている。

少しでも興味を持った方は、ぜひとも劇場へ!



目を瞑れば世界はバカみたいに楽しい

人には誰しも多かれ少なかれ、苦しい事、辛い事、
思い出したくない事がある。忘れたくても、忘れたと
思っていても、ひょっこり何かの瞬間に顔を出す。
…忌々しいやつら。

そんな時には目を瞑ればいい。自分の瞼を動かして、
静かにしっかり瞑るのだ。そうすれば、世界は楽しさで
あふれ返る。極彩色に彩られた自分好みの至福の世界。
フルスピードで展開する永遠、狂喜のパラダイス。

…だが無理なのだ。永遠なんて有り得ない。
やっぱりやつらは顔を出す。
苦しく辛い思い出は大手を振ってやって来る。

だったら助けてもらえばいい。自分を分かってくれる人、
自分を救ってくれる人、自分をギュッと抱きしめて
くれる人、そんな人に、そんな自分が愛する人に
助けてもらえばいい。

でもダメなんだ、やっぱり…。
救われたつもりでも、愛をもらったつもりでも、
やっぱり世界はもどらない。自分の世界は相変わらず、
そしてたぶん永遠に、苦しく辛い闇の中。
最悪の展開は、助けてくれるその人を傷つける事。

そして最終的には殺すんだよな。…誰を?…その人を?
…いや、自分をだよ。自分で自分を殺すんだ。
そして目を瞑るんだ。それこそ永遠何処もまでも。
これが本当のパラダイス。

…人を信じたつもりでも、人を愛したつもりでも、
どうしても信じ切れない人がいる。
どうしても愛し切れない人がいる。
ダメなやつ。…でも俺は共感する。そいつに。その人に。
…ちょっとだけ。



8日からの「女王ユリア」へのご来場、
ケトイシ一同、心よりお待ち申し上げております。



2004年01月01日 (木) 10時42分





voice39■上演時間1時間30分!


    RES 
-------------------------------------------
[101]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
本日26日は、照明、音響、そして受付担当の前での
「女王ユリア」初の通し稽古。はじめてパートごとに
作っていた芝居を頭から終わりまで通した日だ。

いや本当、嘘かと思った。
上演時間1時間30分ジャストでフィニッシュ!

2年半前の初演では、だいたい1時間45から50分の
芝居だったのだ。もちろん書き換えてはいるが、
その書き換えのせいか、台本ページ数的には
増えていた。ま、消している部分もかなりあるが…。

俺はてっきり、2時間は行くと思っていたのだ。
そのための対策まですでに考えていた。
…あの部分の間を詰めよう。あそこはカットしようとか。

俺は2時間を超す芝居もさながら、1時間50分の
芝居でも観てると嫌になる。面白ければいいのだが、
そんな時間を持たせる芝居なんてそうそうない。
…俺が許せるのは1時間45分。もっといいのは
1時間40分。内容さえあれば1時間15分でもいい。

☆1時間30分なんてサイコーの時間じゃないの〜☆

これは稽古当初から、演出として役者のみんなに
言っていた事だが、この芝居はとにかくテンポを
大切にしよう。前回の失敗はテンポの無さにあった、と。
…そういう意識が浸透していたのかもしれないな。
1時間30分で終えられたのは。

ただ問題は相当ある。
まず、そのテンポがまだ!まだ!悪いのが致命的だ。
マッタリとした掛け合いが多い。
キレとスピードとグルーブ感がない。
…その逆に、グッと入れ込んで
じっくり攻めなきゃいけない所が吹っ飛んでいる。
役の気持ちが追い切れていない。
あれじゃお客さんは感情移入出来ないだろう。

…まぁねぇ〜。
仕方ないかな。まだ出来ていないもんな。
実はまだ、俺としては通す段階じゃないと思っていたのだ。
スタッフワークのためにやったんだしね。
…役者も初の通しの緊張で変な芝居になったのは分かる。
でも芝居全体の流れを実感出来て良かったと思うけど。

でもホッとした。
これで上演時間の事を気にせず稽古に打ち込める。
この作品の内容でこの時間かよ!うん!

俺が目指す“タイトでタフなユリア”が現実になるのかな?



2003年12月27日 (土) 01時05分





voice38■SPECIAL MEMBER のこと。


    RES 
-------------------------------------------
[100]おなまえ:おーはし
------------------------------------------------
「女王ユリア」の稽古が始まってほぼ一ヶ月。
…これぐらい経つと初めて付き合う外部出演者の
“素顔”も何となく見えてくる。


西原大明はいい男だ。よく、ヒライケンに似ていると
言われるらしいが、それよりいい男じゃないかな。
…ただタッパがもっとあればいいのにな。

そんなルックスも含めてか、最初はもっと
スカしたガサツ奴かなと思っていたが全然違った。
…彼はけっこう繊細な男だ。気が弱いまでいかないが、
たぶんいろいろ気にしぃ〜じゃないかな。
…いつだったか、「ひょっとして寂しがり屋?」って
聞いたら「大橋さん、何で分かるんです?」だって。

そんなルックスとのギャップが彼の一種の魅力だと思う。
芝居にもそれがいい味付けになればいい。


優也はおしゃべりだ。以前のちょっとした付き合いの
場でもおしゃべりだと思っていたが、
それ以上におしゃべりだった。…ぺらぺらろぼっと。

芝居の動きもロボット君ぽくておかしい。
…でもあいつ、言ってたんだよね。
「掴むのは遅いけど、分かったら何とか出来ます」って。

確かに時間はかかるが、修正能力は確かにある。うん!


ベンジャミンは、緊張が目に付いていた。
稽古場での「何とかしなきゃ!」が痛いほど
伝わって来る。…でも、もっと楽にやっても
いいんじゃないかなぁと常々思っていた。

つい最近、彼女と劇団の仕事をやった帰りに
お茶を飲みながらじっくり話す機会があった。
…実はベンジャミンは楽しくて気さくな子なのだ。
今日あたりからその楽しさが稽古場にも出て来た。

話の内容は演劇についてのかなり深いものだったけど。
いいんじゃないの〜☆


柳佳苗を初めて観た舞台で、彼女はとってもシリアスな
役を演じていた。今回の役はそれとはちょっと違う。

その役を彼女は天然少女っぽく演じている。
…あの役柄に天然…。出来そうですぐには出ない発想だ。
ま、柳の中にも天然的部分がかなりあるのは事実だが。

なぜか柳佳苗なのに、“らんちゃん”と呼ばれているのだ。
なんでだろ?…今度聞こ。


キッチンは前回から引き続き二回目のケトイシ出演だ。
相変わらず掴みどころが無いようで、かなりの実直男だ。

素直なんだよな、あいつは。
…ただ今は役者としての転換期みたいで、いろいろ
迷っているみたい。ま、そういう時期はどんな役者も
通り過ぎなきゃいけないんだけどね。がんばれ〜☆

俺が思うにその素直さがもっと演劇にも出てもいいと
思うけど。人の良さを武器にしてもいいんじゃない?

…でもでも今回、ひょっとしたら彼は化けるかもねっ!


んな訳で徐々に役者の事も分かりつつある今、
クリスマスにはダンスの振り付けで、その次の日には
裏方スタッフ総見・初通しと、年末年始って何?状態で
稽古に励んでいる。…いい芝居になるといいな。

◎皆様のご期待に添えるようにがんばります!◎



2003年12月21日 (日) 02時01分








Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazon 対象商品よりどり2点以上!合計金額より5%OFF開催中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板