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■Voice From おーはし■

ちわっ!みなさん。
このコラムコーナーは、俺が日頃思っていること
…例えば、舞台や映画を観ての感想や音楽を聴いて感じたこと、
小説を読んで思ったこと、道を歩いていて気づいたこと、
ごはんを食べての満腹感、まる半日寝た後の爽快感などなど、
そんな日々のあれこれを、どくだんとへんけんにミチミチて
語ってしまおうというものです。…もちろん、ケトイシのことも!

不定期更新。気が向いたトキが更新日。

━ 2002.11.19 OPEN ━

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voice242■椿三十郎


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[310]おなまえ:おーはし
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月1更新と決めても例外はある。
例外はイヤだけど仕方ない。
ホントに
例外的特別的異常的コーフン映画だったから。


『椿三十郎』
監督/黒澤明
脚本/菊島隆三、小国英雄、黒澤明
主演/三船敏郎、仲代達矢、加山雄三
1962年製作
〜テアトル新宿・黒澤明特集上映〜

実は、この映画を観る前の昼間、
『パイレーツオブカリビアン〜ワールドエンド』と
本日(16日)初日の『舞妓Haaaan!!!』を観た。
それぞれに、
よかったりわるかったり、
わるかったりよかったり、
わるかったりわるかったり、、、、、、、
いろいろしたけど、
(詳しくは月まとめで書くけど)
夜からこの椿三十郎を観たらぶっ飛んだ。

ぶっ飛んだ。
ぶっ飛んだ。
ぶっ飛んだ。

観終わった瞬間、
すごい!
すごい!
すごい!
の連発だった。

一週間前に観た『用心棒』もすごかったが、
ちょっと、
これは…
このすごさは…

あのねぇ〜
どれくらいすごいかと言うと…

俺の生涯鑑賞映画ベスト1になるくらいすごい。
滅多に…と言うか、
全くないだろーくらいな
100点満点中
パーフェクトな100点を付けたくなる。
…てか、付けた。

今後、
俺のコトを評する時に、
「あ〜椿三十郎好きの大橋秀樹だね」
と言われたいくらいだし、
それより
「大橋秀樹の人格は椿三十郎を観れば分かる」
と言われたいくらいだ。

いや、
「椿三十郎は大橋秀樹そのものだ」
と言われたい。
つまり俺は、
「椿三十郎になりたい!」のだ。

いやいや…
なりたいんじゃない。
あの世界に行きたい。

あの三船敏郎が無精ひげを撫でながら、
策を巡らしている“時”へ、
加山雄三ら若侍が
三船に感謝している“時”へ、
能天気な入江たか子が
三船を踏み台にしている“時”へ、
仲代達矢が三船と対峙している
“時”へ、

“時”へ、
“時”へ、
“時”へ、
行きたい!生きたい!活きたい!

逝ってもいいか?(笑)

…それくらいすごかった。
同時代の中に没入したいのだ。
映画が運んで来た時代に犯されたのだ。
あの時代が、あの物語が、恨めしいのだ。
…妬ましく羨ましい…。

それだけ、
観る者への吸引力が物凄い。
…俺にとって、
ある種の事件だね、これは。

冒頭から速い展開。
次から次へと話が転がる。
主人公方は窮地と危機の連続だ。
それを全部クリアする三船敏郎。

おもしろいな〜♪
たのしいな〜♪
かっちょえぇの〜♪

椿の川流れシーンなんて、
笑いながら
すげー
すげー
なんでこんなピンチが解決出来んのー???
って、
ココロが踊る踊る!

ふすまに書かれてあった“や”の字を
指でなぞりながら、
「椿の色なんてどうでもいいだろ!」
って、怒っていた三十郎さんなのにね。。。

見事な伏線というか…
見事な入江たか子という人物伏線というか…

やめよ。
こんな“伏線”なんていう言葉使い。
おもしろければいい…
それが映画だろう。
だからこれは映画だ。
極上のおもしろさをくれた映画中の映画だ。

この椿三十郎、
前にも劇場で観たことがあった。
もう、かなり昔だ。
その時もおもしろかった記憶がある。
しかし、
こうして改めて観ると
この映画の凄まじさに驚く。

おじさんになんないと、
分かんないコトってあるもんだ〜◎

今、どんなに評判の
ロードショー公開の映画があっても、
1962年公開という、
遥か彼方の四十五年前の『椿三十郎』には、
万一、並ぶ事はあっても
これよりおもしろいと言う作品はない。
…そう思う。

言っておくが、
俺は懐古主義者でも
回顧主義者でも
温故知新なヤツでも
温故知古なヤツでもない。

それだけこの映画が、
恐ろしいくらいの普遍性で
溢れ返っているということだ。
迫って来るということだ。


心残りは、
今回の特集上映で『七人の侍』を
観れそうもない事!
もちろん、これも遥か彼方に観たけど、
こうなったら観たいじゃないですか!
劇場で。
今!
再度!
劇場でーーーー!!!



嗚呼。
夢のような時間だ。
夢のような映画だ。


2007年06月17日 (日) 00時50分






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