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■Voice From おーはし■

ちわっ!みなさん。
このコラムコーナーは、俺が日頃思っていること
…例えば、舞台や映画を観ての感想や音楽を聴いて感じたこと、
小説を読んで思ったこと、道を歩いていて気づいたこと、
ごはんを食べての満腹感、まる半日寝た後の爽快感などなど、
そんな日々のあれこれを、どくだんとへんけんにミチミチて
語ってしまおうというものです。…もちろん、ケトイシのことも!

不定期更新。気が向いたトキが更新日。

━ 2002.11.19 OPEN ━

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voice223■父親たちの星条旗


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[291]おなまえ:おーはし
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この映画にこんな感想もない気もするのだが…
静かだ。
とても静かだ。

戦場も。
爆撃も。
感情も。
怒りも悲しみも。

なんでこんなに静かなんだろう?
【静謐】…こんな言葉を使いたくなって来る。
戦争映画なのに。

静謐(せいひつ)
=静かで穏やかな事。平和。


『父親たちの星条旗』
監督/クリント・イーストウッド
脚本/ポール・ハギス
主演/ライアン・フィリップ、
アダム・ビーチ、ジェシー・ブラッドフォード
2006年アメリカ

大音量の爆音と銃声の中、
手足は吹っ飛び生首は宙を舞う。
悲惨。
惨い。
残酷。

祭り上げられた英雄は、
嘆き悲しみ慙愧に苦しむ。
慙愧(ざんき)
=心に恥じ入る事。

そんなことが映画の中では行われている。
そんなことが、
そんなことが、
そんなことが、、、

でもそれが
こちらに届いて来ない。
観ている俺に伝わって来ない。

なんだかこれって、
ひとつの風景を見ている感覚。
自分の前を通り過ぎる
戦場とそれにまつわる感情を、
ただじっと眺めている感覚。

自分の心にどすん!と
届かない作品なんてロクなもんじゃない。

でも観てしまう。
いや
“見て”しまう。眺めてしまう。

抑制?
映画が感情の抑制をしている?
エモーショナルな部分を排除してる?

そりゃそうだろう。
“淡々”ってコトバが似合うだろう。

けど、
淡々じゃ無いんだよね、これ。

【粛々】…これかな?
粛々(しゅくしゅく)
=静かな様子。おごそかな様子。

「はい、戦争です」
って言われて、
ごろん!と、
丸のまま投げ出された感じ。
イーストウッドに。

しかしそれが、
ドキュメントでもなんでもない、
作り事の物語だから、
ちょっと、、、唸る。うなる。ウナル。

思えばこの戦争映画(あえてこの表現を使う)、
戦争映画に付き物の
Upliftな部分が抜け落ちてる。

肝心カナメのUpliftが無い。
描いていない。
それも
イーストウッドの視点か…☆


観客席おやじ率高し。
もっと行っとけ?次代を担う人々。


2006年11月17日 (金) 22時55分






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