voice188■僕ホラ稽古日記27
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[255]おなまえ:おーはし
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●6月25日日曜日● 〜本番11日前〜
昼から夜にかけて出来てないシーンを、 とりあえず形にする。 …で、8時からは通し。
いやいや、芝居前半がさぁ〜 崩れた。 壊れた。 集中が切れていた。 …原因は分かっている。
夕方の休憩時に食べたパンが、 消化していなかったのだ(笑) 腹の中で居心地悪そーに騒いでた。 それが気になって気になって… パンの野郎めっ!
とまぁ、 パンくんだけのせいにするのも気の毒なので、 自分自身としての問題も探してみよう。 えーっと、 気分の切り替え無しに通しに入ってしまった。 …うん。
それまでの小返しの雰囲気を引きずったまま、 ずるずる行ってしまった。 こういったメンタル面は実に大切だよ。 勉強!
もう一つ勉強したこと。 …なんだか遊び過ぎているんじゃない? 俺。 みんな。 俺が筆頭だが(笑)
そりゃ、悲しい場面もあるし、 激情に駆られたりする芝居だが、 基本的体裁はコメディー芝居だ。 だから、 稽古場に笑いがあふれるのはいい事だし、 それによって 自由な発想や表現が生まれるのは事実。
だが…
ひょっとしたら“悪ふざけ”の領域に 入っているんじゃないか? もっと、 作品が本来の求めているものや その人物の話の流れによる感情を 追っていかないと 【雑な芝居】になりそうで怖い。
それにそれに… 稽古場通りに、本番でもお客さんが 笑ってくれるかと言うと… 「んなコトありえない!!!!!」 …と考えて作って行く。 (これ、当たり前の事)
いくらなんでも、 芝居は雑だし、ウケやしないじゃ…
もっとキッチリ丹念に練り上げたい。 雑な芝居は最悪だ。 最低だ。 それは自分が他人の公演を見て、 つまらないと思う事を考えればよく分かる。
そんな芝居は嫌だ。
2006年06月26日 (月) 00時15分
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