voice156■映画2本。
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[223]おなまえ:おーはし
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『隠された記憶』 ★★★☆☆
仕事休みで稽古もない。 こんな日は映画館へ行こう! …とゆぅわけで渋谷のユーロスペースへ。
昨年のカンヌで監督賞ほか三部門受賞の映画。 『ピアニスト』で有名な ドイツ生まれのミヒャエル・ハネケ監督作品。 …と、知ったかぶりはやめよぅ… この人の映画は初めて観ました。
分からん。 いや、全体は分かる。 分からんのはラスト。 なにしろキャッチが 【衝撃のラストカット】 【その真実の瞬間を見逃してはいけない】 だからね…。
話としてはそんなに難しいものではない。 ある家族の下にビデオテープが送られて来る。 まるで監視されているかのようなビデオに、 恐怖を抱き、 その犯人を突き止めようとする夫。 その夫の幼い頃の悪意を受けた男が疑われるが、 男は否定。ついには男は自害する。 これに妻の不倫っぽい話やら、 息子の家出やらがちょっと絡む。 …ちょっとね。
こうゆぅ大枠は実に分かりやすい。 で、分からないのは…犯人は? その真犯人は、 誰なんじゃーーーーーーーーー!?
衝撃のラストカットが 解き明かしてくれると思ったよ。 でもな〜んも分からん。 ひょっとして、 エンドロール後かと思ったよ。 でも何も無かったよ。 客電点いたよ。 完璧、映画終わったよ!!
あちゃ〜 なんなのコレ?????
カンヌ映画祭の受賞も、 【衝撃のラストカット】も嘘っぱち??? …あまにりも気になり過ぎて、 隠された記憶のオフィシャルブログを覗く。 はは〜ん。 …もっかぃ観たくなる。 (むむむぅ)
『RENT』 ★★☆☆☆
ユーロスペースと目と鼻の先には、 天下の東急Bunkamuraがある。 ここの6階のル・シネマで駆け込み鑑賞。 …隠された記憶のコトを考えてる最中に、 RENTが始まってしまった感じ(笑)
弱い。 一言でゆぅと弱い映画。 感動させようとしている。 …だが感動しない。 モノを語ろうとする強さが無いから。
語り尽くしてやろう、 語り倒してやろう、 語り叩いてやろう、 とゆぅ意志が無い。 …だから… 弱い。弱い。弱い。弱い。弱い。
家賃も払えない若者たちが、 それでも恋や夢に向かって行く姿を 描いたドラマでしょ? おまけにミュージカルでしょ? 歌って踊って感ジョーひょー現でしょ???
骨太かつ繊細に描いて欲しかったなぁ〜 ハリポタの監督でも有名な、 クリス・コロンバスさん………(くび!)
舞台を観たいなぁ〜 これの元々の作者のジョナサン・ラーソンは、 舞台公演初日前に 35歳の若さで亡くなっている。 ダウンタウンの小劇場で初演のこの舞台は、 たったの三ヶ月で ブロードウェイに進出した。 トニー賞もピュリッツァー賞も獲得。 正に“伝説のミュージカル”!
映画化失敗の典型か? 11月にブロードウェイの舞台が 来日公演するらしい。
行く! ♪Seasons of Love ちゃんと聴きてぇ〜
2006年05月16日 (火) 00時38分
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