voice122■ユキムラが出来るまで⑨
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[188]おなまえ：おーはし
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●１０月５日（水曜日）●
～仕込み一日目～
朝８時半、東京芸術劇場の楽屋口前集合。
９時から舞台道具搬入。
主に男役者は、下場のパンチ敷きから大道具立てこみ。
それが夕方まで続く。
以後、舞台では照明のシュート、道具直し、
音響サウンドチェック…と続く。
夜には役者の手があまり必要となくなり、
そのまま道具を手伝ったり、
遅れている衣装作業を手伝ったり…もろもろ。
（ちょっと手持ち無沙汰感）
俺は自分の衣装の襟直しに挑戦。
もちろん、針仕事は慣れないから時間が
かかる、かかる！ちょーかかる！（ひぃ～）
そんな中、西村さん（天海役）がミシンを
ジャカジャカ動かしているのにはびっくり！
…見かけはスキンヘッドの大男が、ミシンの前で
すいすい縫い物をする姿はなかなか壮観だ（笑）
そんなかんなで、仕込み一日目が終了。
時間は夜１０時。
明日は役者、照明、音響、道具転換含めての
テクリハ（テクニカルリハーサル）。
…場当たり・きっかけ稽古。
展開が早いし、場がポンポン変わる芝居だから
かなり時間がかかるだろう。
と言う事は、かなり待ち時間が多くなるだろう。
そして、問題点も多く出て来るだろう。（覚悟！）
…しかし、ステージ前方の大きなスペースの
張り出し舞台に立つと、なかなか身が引き締まる。
前、右、左と客席が並んでいて、
三方向から見られる形になる。
…わくわく、そして、どきどき…
2005年10月06日 (木) 00時30分
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