voice88■デューク!後日談D
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[154]おなまえ:おーはし
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『歌って踊れる』
極一般的ステージ俳優像。 庶民の方々が役者に対して思っている姿。
…そのような事柄をどれだけ本気で思っていたか? 今回の『デューク!』の役者がね。
踊れなくも踊れるように 見せかける手段は取っていた。 でも役者は困っていた。 いや、こもっていた。…こもっていた。
「自分は出来ない」が終始続いていた。 出来ない意識で全てを押し通そうとする …役者みたいな人々が。
困るのはいいんだよ。 出来なくてもいいじゃん。
元々「せりふ言うだけ」しか 頭にない子に、 いきなり「踊れ!」って言っても無理だよ。
でも困った顔を見せる役者に言いたいのは、 役者っつもんは、何でも出来んとあかんよ!って事。 終始踊りは付きまとうよ、この世界は。
出来なくてもいいから、やったる意識を見せんか! ―あたしゃ「実は本当は」出来るとよ!みたいな。 すぐには出来んけど、努力で何とかする!みたいな。 …実は本当は!
それと同じように思うのが 『こいつら何でモノマネせんかな〜?』 と言う事。
人の芝居をかっぱらわんかい! 盗まんかい!!!
“自分に何がある?”
=何もねぇ〜。 そこから始めようよ。
んなら、モノマネして自分を見つけろ。 モノをマネしろ。 そこに絶対、突破口がある。
2005年02月16日 (水) 00時43分
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