voice85■デューク!後日談A
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[151]おなまえ:おーはし
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キュウちゃんと飲み屋で6時間も話す。 ちょっとした軋轢の修復。 彼もいい奴。…すぐに和解。
で、それ以外の公演のヨモヤマ話で思ったこと。 「役者の佇まいって何だろう?」
佇まい…タタズマイ…。
この『デューク!』をやるに関して心がけた事。 =役者の自由を奪わないこと。 =好きにやらせること。
もちろん、イマイチ役者には好きになんてさせない。 ダメもたっぷりやる。
でも、イマイチナシ役者は自分で押し引きをして欲しい。 共演者と演出と、そして観客に。
その辺がどこまで行けたか? ??? なぞなぞなぞ。
自由は特権的な人に与えられる。 自由は誰でも頂戴出来るものではない。 自由はたやすく手に入れるものではない。 あくまでも、自由は特権的な人のみに与えられる。 …過言?
でも俺はそう思う。 自由は武器だ。自由は子羊ではない。虎でしょ? 自由をもらった途端、人は甘えに入る。 自分を許す。自分が一番だと思い始める。
だから、自由が嫌いな人が出て来る。 自由がいらない人。…俺もその口か?
自由は虎のように轟音を響かせる武器だ。 ブジュツノウツワ。 …自由を使いこなせない奴は、 間違いなく不自由に陥没する。
虎を野放しにした俺はある人に責められた。 …演出としてお前はダメだと。
でも、俺は虎になろうと、羊であろうと、 「てめぇで責任持て、バカヤロー!」と言いたい。
特権的自由をもらった以上、 うまく操るのが【役者の佇まい】じゃないっすか?
2005年02月02日 (水) 02時06分
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