voice70■短くてゴメン。その9
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[136]おなまえ:おーはし
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で、今日になったじゃん。 …集中!集中!と思って稽古場に挑んださ。 リラックス付で。…台詞もかなり入ったつもりさ。
んがっ! 昼間の返し稽古でまたもやボロボロ。 …いや、小ボロボロ。
あ〜あ。 …おまけに演出には違った言い方を要求されるし。
いや、いいんだよ。それはそれで。 ただ問題なのは、自分の口から台詞が出て来なくて、 それに引っ張られて、思い通りに出来なかったこと。 …そういう自分の情けない所からの演出の指摘には とっても気分が滅入る。…あ〜、バカ俺!
夜は通しの予定だったけど、そんな精神状態だから 休憩中に台本を見ても頭に入らん!最悪!
で、まだまだ本番まで日数はあるのさ!と カラ余裕をかまして通し稽古がスタート。
俺の出番までのシーンを見ながら、俺の心に火が点いた。 …ある一人の共演者の演技がいい。 …負けたくない。 …ああいう芝居をしたい。 …ああいう風に芝居に入り込みたい。 …絶対負けない。 …俺もかましたる!!!
台詞が出て来ない部分は多々あった。 でも、楽しくやれた。いつもと違った演技が出来た。 …他人の芝居で開き直れた。いい意味で。
芝居って、いい日の次には悪い日が来たり、 山あり海あり谷あり湖あり上り坂も下り坂も、 日々アップダウン、いろいろいっぱいあるけどさ、 ちょっとばかりの進歩みたいなものを実感出来ると ほんと、うれしいよね。
「楽しい!芝居!」…って感じ。
2004年11月13日 (土) 00時53分
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