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秘境100選

札幌100秘境 第一集へリンク 2006年11月まで

  秘境100選  第二集へリンク 2006年11月〜

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No.1100 札幌の姉妹都市の方角 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年07月20日 (水) 07時35分 [返信]

体向け 方角確認 姉妹都市

見つけたり 姉妹都市名 河川敷

 今年(2011年)韓国の大田広域市が姉妹都市に加わる前までは、アメリカ・ポートランド市、ドイツ・ミュンヘン市、中国・瀋陽市、ロシア・ノボシビルスク市の四市が札幌の姉妹都市であった。市内には姉妹都市に関連する施設が所々にある。幌平橋の袂はポートランド広場になっている。ここから豊平川の河川敷に降りると、遊歩道が川に沿って延びている。道の中央に、四姉妹都市の方角を示す標識の柱がある。今年は中止になった豊平川イカダ下りの開会式に集まる参加者がいる。
体向け 方角確認 姉妹都市

No.1099 アブ・シンベル宮殿ラムセス2世像? 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年07月19日 (火) 20時50分 [返信]

ススキノに ラムセス2世 居を定め

エジプトの 古代人居て ホテルなり

 この古代エジプトのファラオ像はアブ・シンベル宮殿のラムセス2世像をイメージして作られたもののようである。像の足元にある小人物は妃の一人のネフェルタリになるのだろうか。同じような像がホテルの玄関口の両側に置かれている。台座のところに古代エジプト文字のヒエログリフもどきも刻まれている。ただし、形をそれとなく似せただけだろう。石像の上の方に古代エジプトの人物のレリーフがある。なお、このホテルはラブホテルのようなので、玄関口を見ただけである。

No.1098 タヒチ産ノニの商品のある店 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年07月16日 (土) 14時52分 [返信]

伝統の 土偶像なり ノニの店

ノニの木が タヒチ演出 壁写真

 南太平洋の島々で生育するノニと呼ばれる木がある。実には多くの栄養素が含まれ、葉にもポリフェノールの一種やその他の成分含んでいるハーブで、タヒチの人々はノニを食用や美容に用いている。そのノニの商品化を行い、販売しているタヒチアンノニインクがあり、札幌店は南1条通に面した西2丁目にある。店先にタヒチ伝統の人形を象った置物があり、店内にも同様な像がある。像の横の大きな写真に写っているのはタヒチのビーチとノニの木で、店内はタヒチ感が溢れる。

No.1097 ドイツ・ミュンヘン新市庁舎 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年07月03日 (日) 05時45分 [返信]

ミュンヘンは 姉妹都市なり 駅通路

市庁舎の からくり時計 人気なり

 JR北口の地下に正方形の地下通路があって、駅寄りの東西の通路に札幌市の姉妹四都市の都市コーナーがある。姉妹都市の一つのミュンヘン市のコーナーにはミュンヘン市の新市庁舎の大きな写真が飾られている。新市庁舎と言っても、この建物は1867〜1909年に建てられたゴシック式建築である。この建物にはからくり時計があって、ミュンヘン市を訪れる観光客の目を楽しませてくれる。新市庁舎と並んで、ねぎ坊主が先端のある、二本の塔のある建物はフラウエン教会である。

No.1096 ノボシビルスクバレイ団の踊り子 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年07月03日 (日) 00時51分 [返信]

新しき ノボを冠した シビリスク(都市)

踊り子の 披露のバレエ 市の誇り  

 最初このロシアの都市名を口にした時、うまく都市名が発音できない。ロシアの都市名は長くなると、覚えるのも難しい。この都市は、シベリア鉄道の開通で、鉄道の要衝として新しく建設され、札幌の姉妹都市名として耳に入ってくる。ノボはロシア語で「新しい」、シビルスクは「都市」と分解して理解すると、都市の名前が少し覚え易くなった。ボリショイ(モスクワ)、マリインスキー(サントペテルブルグ)と共に、ロシアの3大バレエの一つノボシビルスクバレイ団を擁している。

No.1095 スープカレー屋のガネーシャの看板 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月30日 (木) 09時52分 [返信]

スープカレー 発祥の店に ガネーシャ

学問の 神様も居て カレー店

都市秘境散策の講座の参加者と本郷通商店街を見て歩いた。商店街から水源地通を歩いて南郷通に出る途中の少し入ったところに、ガネーシャの看板のあるスープカレー屋がある。ガネーシャはヒンズー教の学問の神様で、日本の学問の神様の菅原道真に対応している。ガネーシャは頭部の象で、一方の牙が欠けている。手は4本で、学問を象徴するものを持っている。休業日で店先に出ていたオーナーのS氏の話では、この店が日本におけるスープカレーの発祥の店とのことである。

No.1094 百合が原公園のポートランド庭園 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月19日 (日) 14時41分 [返信]

シャクナゲが 囲む都市名 姉妹都市

噴水も パーゴラもあり 客居らず

 ポートランド庭園のコンセプトは、同市の一般的家庭の庭を百合が原公園内に造ることである。一般的家庭の庭なので、アメリカの雰囲気を味わうこれといった特徴的なものがない。庭園としては広いとはいえない場所で、植物を主体にしてその国の特徴を表す難しさがある。庭園の中央にパーゴラがあるけれど、新しく造り直したようで、パーゴラを覆う植物はこれから準備のようである。「シスターズ」と名前が付けられた石の彫刻があり、見る人もいない噴水が水を噴き上げている。

No.1093 百合が原公園の中国庭園・瀋芳園 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月19日 (日) 13時58分 [返信]

瀋陽の 芳香いかに 門潜り

中国が 取り残されて 百合が原

 百合が原公園に中国庭園「瀋芳園」がある。札幌の姉妹都市瀋陽市から贈られた庭園で、門をくぐると、池があり中国様式の建築物が庭園の中心になっている。この建物は「榭(シェー)」と呼ばれる水辺の閣である。榭は、基礎の半分は池の中に、半分は岸にあるように造られる。庭園の閣には「遠香榭」の名前があり、瀋陽の地から遠い札幌に贈った庭園にある、中国の香を留めた「榭」であることを意味している。しかし、訪れる人も見当たらず、中国が取り残された感じである。

No.1092 百合が原公園のミュンヘン庭園 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月19日 (日) 12時19分 [返信]

ミュンヘンの 縁(よすが)伝えて エンブレム

沈床の 花壇草花 風揺らし

 百合が原公園には札幌の姉妹都市から寄贈された庭園がある。ドイツのミュンヘン市からは「ムンヒェナーガルテン」と呼ばれる庭園が「’86さっぽろ花と緑の博覧会」を機に寄贈されている。庭園の造園コンセプトは、周囲を針葉樹で囲み、掘り下げた平地に、様々な草花が風にそよいでいる牧草地をイメージする沈床式花壇である。手入れの行き届いた、見栄えのよい花々が咲く花壇を期待して行くと、肩透かしを食わされる庭園である。それを察知してか、有料の庭園に人影は少ない。

No.1091 韓国の女性美の評価を表したチマチョゴリ 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月09日 (木) 08時30分 [返信]

チマ赤く チョゴリ同色 つなぎ見え

ビビン麺 赤字連想 唐辛子 

 韓国の民族衣装はチマチョゴリである。チマ(裳)は巻きスカート、チョゴリ(襦)は上着である。チマチョゴリを見るたびに感じるのは、チマとチョゴリの大きさのアンバランスである。チマが大きく上半身から身体を覆っているのに、チョゴリは子供の服みたいに小さい。これは韓国の伝統的な女性美の評価が、華奢な上体と豊満な下体にあり、これを衣服で表現したのだと知って、納得である。かつては、チマチョゴリの色の組み合わせで、女性の置かれている立場がわかった。

No.1090 模擬店の陽気なフィリッピン人女子学生 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月09日 (木) 07時44分 [返信]

遠くから 売り子手を振り フィリッピン

プト・チーズ 陽気に押され 買いそびれ 

 留学生の模擬店の写真を撮って歩いていると、こちらに手を振っている女子学生と思われる売り子がいる。テントにはフィリッピンの国名がある。模擬店のメニューにはマンゴージュースなどと並んでメニューにはプト・チーズ(Puto Cheese)も食したことはない。インターネットで調べると、作り方が出ているのでフィリッピンでは普通に食べられているもののようである。Vサインの売り子の愛想があまりにも良いので、写真を撮る方に気を取られて買って食べてみる機会を逃した。

No.1089 パレスチナとチュニジア 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月07日 (火) 13時01分 [返信]

旗の色 テントを飾り パレスチナ

チュニジアの 旗を背負いて 客のあり

 パレスチナは独立した国家を創ろうとして、イスラエルと抗争を繰り返している。今は準国家のような自治区として存在している。この自治区の模擬店が大学祭に出ているところをみると、パレスチナからの留学生が来ているのだろうか。パレスチナの旗は赤、白、黒、緑の構成で、模擬店の中にこの色の組み合わせのカーテンがあった。国旗を背負った留学生らしい客が店先に居たけれど、この国旗はチュニジアのものである。同じイスラム国家と自治区で関係が深いのかもしれない。

No.1088 ハラール無しのパキスタン料理 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月07日 (火) 04時45分 [返信]

客用は ハラール無くて 肉料理
 
母娘(おやこ)居て 留学生店 パキスタン

 模擬店にパキスタン料理のメニューが出ている。パキスタンはイスラム教徒の国であるので、豚肉は食べない。肉は鶏、羊、牛などを食べても、それもお祈りをすませて清浄とみなされた「ハラール」肉である。しかし、イスラム教徒でなければ、宗教上の規則は関係ないので、模擬店に出されているチキンカレーやメニューに見える揚げ物の「パコラ」の肉は札幌の店で調達しても構わない。母娘が店の隅に居たけれど、留学生の家族で、母親のスカーフも宗教上の決まりなのだろう。

No.1087 大学祭のマダガスカルの模擬店 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年06月06日 (月) 16時18分 [返信]

赤緑 メニューのデザイン 国旗なり

ナンとカレー インドもたらす 食文化

 北大の大学祭でマダガスカルの模擬店がある。メニューのところに上下に分けた赤と緑の部分があって、最初単なるデザインだろうと思っていた。これはマダガスカルの国旗なのである。島国といっても長さ1570キロ、幅の最大580キロの世界4位の巨大な島である。キツネザルのような珍しい動物やバオバブの奇妙な木のイメージが重なる国である。食材は札幌で用意することになるのだろうが、並んでいる料理はマダガスカルの調理法に添ったものなのだろう。ナンとカレーもあった。

No.1086 オリーブオイルの瓶詰めから見えるイタリア 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年05月15日 (日) 10時52分 [返信]

店名の プリモオーリオ(Primolio) チョーク書き

イタリアの オリーブオイル 棚を埋め  

 天神山緑地のサクラの写真を撮って、地下鉄で帰るため南平岸駅に向かう途中、オリーブオイル専門店の看板が目に入った。店の前に出されている看板用黒板に、チョークで店名の「プリモオーリオ(Primolio)」が書き込まれている。店内に入ってみると、イタリアの雰囲気が漂い、種々の銘柄のオリーブオイルの瓶が並んでいる。店主はイタリア政府公認のオリーブオイルソムリエとのことである。ソムリエはワインのみかと思っていたら、オリーブオイルにもある資格と称号と知る。

No.1085 大通公園バラ園の瀋陽市広場 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年05月13日 (金) 12時21分 [返信]

ベンチ座し 故宮の記憶 探したり 

獅子像を 圧倒して咲く シモクレン(紫木蓮)

 札幌市と中国・瀋陽市とは1980年姉妹都市提携を行っている。姉妹都市提携30周年の2010年に、瀋陽市からマイカイの品種のバラが寄贈され、大通公園12丁目にあるバラ園に植栽された。これに合わせて、公園の一画を瀋陽市の広場に設定していて、南北にそれぞれ対の2組の獅子の像が設置された。石のベンチがあって、清朝の始まりにつながる瀋陽市の故宮をデザインしたマークが彫り込まれている。春、バラの季節に先立ち、モクレンの花が獅子の像の傍で見事な花を咲かせている。

No.1084 札幌ロータリークラブ卓話要旨 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年05月01日 (日) 13時00分 [返信]

 標記クラブの3857例会(2011・4・13)で行った卓話「爪句1万句を目指して」の要旨を載せておきます。

No.1083 幌平橋袂のポートランド広場 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年04月23日 (土) 16時26分 [返信]

姉妹都市 幌平橋に 名の広場

象徴す 鮭遡(のぼる)川 メタル柱

 幌平橋は車道と平行に広い歩道があり、歩道の一部がアーチ橋となっている。橋の西側の袂の歩道空間はポートランド広場になっている。札幌市とアメリカ・オレゴン州ポートランド市は1959年に姉妹都市提携を行い、1994年提携35周年を記念して、この場所がポートランド広場と命名された。この記念に合わせて、ポートランド市民より贈られたリー・ケリー作「サーモン・リバー」の彫刻が広場に置かれている。銀色に輝くメタル柱で、鮭の遡上する豊平川の流れを象徴しているのだろう。

No.1082 古い時代のアメリカを演出したレストラン 投稿者:爪句作家    投稿日:2011年04月21日 (木) 14時36分 [返信]

レンガ壁 BUDDY BUDDY(バディ・バディ)と レストラン

店内は 古きアメリカ 演出し

 創成川通と北3条通が交わるところで、創成側通の東側に古そうなレンガ壁の建物がある。壁にBUDDY BUDDYと書かれていて、星条旗が翻っている。Down Home Food & Barの文字も見える。 レストラン「バディ・バディ」である。バディの言葉の意味がわからないのだが、店の中はアメリカのアンティークが置かれ、古い時代のアメリカを演出している。開店前の店内に入ってみると、木の床に木のテーブルと質素さが感じられる中で、シャンデリアがレストランの豪華さを出している。

No.1081 魚眼図「300回記念」 投稿者:探検隊長    投稿日:2011年04月06日 (水) 18時16分 [返信]

伊東さん 画像をクリックして、画面拡大モードにして読んでみてください。



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