小型だが 北海道では 初のこと
運用後 表には出ず 脇役に
2006年9月23日に打ち上げられた北海道で開発された唯一の人工衛星であるHIT-SATの運用管制局が設置された研究室がある。CubeSatと呼ばれる一辺が10cm程度の超小型衛星であるが、打上げと運用に成功したのは、世界でも東大と東工大に次ぐものでその成功は快挙といえる。衛星は1年9ヶ月ほどで大気圏に再突入して燃えつき、管制局もその役目を終える。その後は次々と打ち上げられている他大学の衛星データ受信協力局として、日本最北端に存在する地理的な利点を活かして現在も活躍している。(三橋龍一)
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