異の国の 味わいに沁む 母の愛
ガレットを 生みし地の名は ブルターニュ
ガレットは「円く薄いもの」という意味を持つフランス料理の名称で、もともとはブルターニュ地方の郷土料理である。そば粉に卵、水(牛乳)を混ぜて寝かせた生地を薄い円形に伸ばして焼き、生ハムなどの肉類、魚介類や卵、チーズ、サラダなどで飾られる。中央区大通西14丁目にある「ル・ファースト・フラワー」では、ブルターニュ出身のシェフが浦臼町の牡丹そばを用いたガレットを焼いている。香ばしい蕎麦の風味には、どこかしら懐かしさを感じさせるものがある。
|