雪降りを 楽しみつつの 床歩き
特徴の 胸線見えぬ 個体居り
ペルーやチリに沿って流れる海流はフンボルト海流と呼ばれる。18世紀のドイツの博物学者兼探検家であったアレクサンダー・フォン・フンボルトに因んで命名されている。フンボルトはコロンビアからアンデス山脈伝いにペルーまで探検を行っている。この海流が流れる沿岸部に生息するのがフンボルトペンギンである。背中と腹部は黒く、腹部は白く、胸元に黒い線が一筋ある。円山動物園のフンボルトペンギンは降る雪は気にならない様子で、床や水中で思い思いの行動である。
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