眺めれば 北海道酪農 原点あり 仔羊を 凛と背い立つ 青年ダン
この建物は明治13年に、エドウィン・ダンによって北海道開拓使の「牧牛場」の事務所として建てられました。ダンは、開拓使に招かれた「お雇い外国人」の一人で、日本人に牛や羊の飼い方を教えるため、太平洋を渡ってやって来ました。札幌近郊に牧場を造り、競馬場をつくって競走馬を育てたり、バターやハム、ソーセージの作り方を教えたりもしています。日本人女性のツルさんと結婚。日本に永住して、近代日本の発展に尽力してくれました。「北海道の酪農の父」といえそうです。
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