シレニアに 尋ねてみたい 古(いにしえ)を
意外にも おりの中には 青い海
犬のお供で滝川東公園を散策中、思いがけず大きく堅牢な檻を発見した。左右にはシレニアの名前で親しまれている海牛の像が狛犬のように鎮座している。なぜこんな所にと、こわごわ中をのぞくと、正面奥の壁に海牛の泳ぐ海が描かれている。およそ500万年前、当時滝川が海であった頃に生息していた海牛は体長約8mあり、その化石が1980年8月、空知川で発見され「タキカワカイギュウ」と命名された。同市の美術自然史館にあるレプリカでその大きさを実感できる。
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