開拓の 手をのがれてや マクンベツ
湿原に 大地の命 咲きわたる
石狩川の河口近くの河川敷に、道内最大級のミズ バショウ群生地がある。湿原の入口から遊歩道が延び、河岸まで400mを歩いて、見て楽しむことができる。ミズバショウはハンの木の林の下に4月中旬頃から咲き始め、小さく愛らしい群落も5月上旬頃には、ふた回り程大きな花となり、ひときわ華やかになる。遊歩道の真中あたりには、ヨシの群落が広がり又その先には、満々とした石狩川が手のふれそうな程に待ち受け、ひととき平野のなりたちに思いをはせる。(赤木五代子)
|