道端に 庚申塚の 新居あり
祠内 役行者(えんのぎょうじゃ)は 赤袴
篠路町拓北とあいの里の境界で、山口幹線があいの里循環通に切り替わる地点の道路脇に小さな祠がある。北区歴史と文化の八十八選にも選ばれていて、その説明の看板がある。祠内に1895(明治28)年に建立された山岳信仰の開祖の役行者(えんのぎょうじゃ)を象った石像が安置されている。右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には金剛杵(こんごうしょ)を持ち、見ざる言わざる聞かざる、の三猿の上に立つ、仙人の姿の庚申塚である。1985年に祠つきでこの場所に移されている。
|