ひばる@管理人
全体を総括しての考察というか、感じたことは後ほど。 一言で言うのであれば、めちゃくちゃ面白かったです。 カーテンコールで拍手をしているとき、 「これ以上無理だ」ってくらい拍手しました。 でも最大限の拍手をしているのに、もっと拍手がしたくて必死に拍手しました。 手がもう一組あればいいのに。 拍手の音量を3倍にできたらいいのに。 そんなことを思いながら、一生懸命手を叩きました。 痛くてしょうがなかったけど、真っ赤になったけど、 それでももっと拍手したかったのです。
それはさておき、犬飼さんに惚れました。 2番手好きの性質が、ビシバシ刺激されたようです。 犬飼さん。ああ犬飼さん。若博さん。 駄目だーもうメロメロだー。
最初に犬飼さんが「〜〜〜〜、トライアンフ」って言ったとき、 「トライアンフってこれかー!」と、ピキーン!となりました。 ガンダムのニュータイプ張りに。(分かりにくい比喩) すらすらすらーと呪文をとなえ、バシッと「トライアンフ」で決めた瞬間 犬飼さんに惚れ込みました。 森谷さんと2人でドアを閉めたシーンで、2人揃って直球ストライクでした。
冒頭のシーンで「森谷さん、声かわいい…!」と思いました。 DVDで聞くより、ずっといい声でした。 うきうきドキドキしていたら、犬飼さんボイスも素晴らしいことに気づきました。 魔法使いの使いの2人は、良い声すぎるよ。 めまいがするよ。
「あ!墾田永年私財法! あ!二酸化マンガン! あ!土佐日記! 遅すぎるんだよ、紀貫之ぃー」 で机に突っ伏すマイムを見て、「あ、タカシだ」と。 どっちかというと、「レストランそれぞれ」でした。
カフカが就職活動で内定が出なくて無職 という下りで、就職できずに卒業した翌年の設定かと思いました。 4年生大学だとすれば、22歳〜23歳 無理だ!!! と、全力ツッコミ。でも早とちりでした。30代ですかね。
森谷さんの衣装にもときめいたよ。スカートがもう駄目だ。万歳。 YUSHIさんの衣装も好きだよ。ループタイは卑怯だ。 ああでも犬飼さんの衣装も!あのコートが最高だ。 ヨーロッパ調の衣装に弱いです。
犬飼さん「始めは無理だと思ったんですけどね(中略)ええええっ!?」 小林さん「うっとおしいなぁ」 の下りで、「good day house」の「はーずかしいなぁ」を思い出しました。 賢太郎さんの中で、「犬飼さん=スベリ芸」のイメージでもあるんですかと!
それにしても、YUSHIさんの使い方が上手い。 役者さんじゃないから言葉で演技せずに、 マジシャンお得意の身振り手振りで演技する、というのが面白い。 話さないように設定しただけでなく、それがちゃんと伏線になってるのが良い。
ストーリーが進むにつれて、どんどん最後への期待が高まってきました。 きっと最後には最高の魔法が用意されてるんだ そう思いながら観てました。やってくれましたよ、賢太郎さん。 さすがに箒で飛ばなかったけど。飛んだらワイヤーアクションになっちゃいますね。 実際、箒で飛んだら股間が(以下自粛) クライマックス、帰ってきた犬のトライアンフ掛けた台詞 「僕はお前にも魔法をかけたぞ!」が劇中で一番好きな台詞です。 揺さぶられました。テンション最高潮。
「ネバー・トゥー・レイト。遅すぎることはない」も好きな台詞です。 記憶にガッツリ残ってるのは「お母さんかよ!」 「お母さんじゃ…ないですよ」 「母性を芽生えさせるな!」 というやり取りも好き。 うーん、ゴールデンボールズライブ。
多少気になったこと。 西洋風のシチュエーションでなぜに妖怪か。 モンスターとか幻獣じゃないの?ドラゴンはドラゴンなのに。 だからといって「ゴブリンに襲われた経験は?」だと微妙なんですけどね。 日本に住んでるのなら、ゴブリンには逢わないだろうと! じゃあ天狗ならいるのかって?………いるよ。超いるよ。あなたの心の(略)
「白天狗にさらわれた経験は?」 「ありません。…白天狗って何ですか」 は最高に面白かったです。どうやったら思いつくんだ。 「動物を連れた少年に退治された経験は?」 「鬼じゃないです!」 で桃太郎が出てくるのも、日本だからだもんさ。 妖怪でよし!鬼でよし!
白天狗のうちわ、河童の尻子魂、鬼のパンツが材料と聞いて 「白天狗のうちわ以外、口に入れたくないよー」と言ってましたが 私はうちわも入れたくないよ! 食材じゃないよ! 調理器具のひとつか?ちらし寿司みたいに、あおぐとか。 河童にもあるのかしら、尻子魂。 もう鬼のパンツはどこを食べるのか。燃やすのか。燃料か。 でも一番気になるのは「座敷童の…」 そのものは嫌だからね! 爪とか髪とか涙とか? うーん、どれも嫌だ。妖怪は食せません!
最後に。 トライアンフって言葉は、なんて格好良いんだ! ウィザード・トライアンフって名前、最高に格好良い。 呪文の最後がトライアンフなのもいいし、 ストーリーの最後がまさにトライアンフ(大成功)なのも。 音もいいなぁ。 あの呪文いいなあ! ああいうの、好きなんです。響きが綺麗。 「スーパー・カリフラジスティック・イクスピアリ・ドーシャス」とか好きなんです! 「スーパー・〜」は曲のタイトルにして呪文です。この呪文は意味がないらしい。 あの呪文、公式のメッセージの千秋楽の挨拶の最後に書いてくれるって、 私信じてるから! なかったらDVDで確認してやる。 東京でカメラ入ってたようなので、期待。 無意味に覚えたいなぁ。
[69] 2008年09月14日 (日) 23時27分
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