ひばる@管理人
ツグノフの森のクロニクルが公開されたので、それを読む前に自分の中でまとめ。
二次元を三次元に変える力のことです。 タニガワは二次元を三次元に変えているのはイズミだと思っていたようですが、実際は違いました。 イズミはタニガワがノイローゼで見た(感じた)幻覚だと思っています。 でも私は、たぶんペラペラの仕業なんじゃないかなーと思っています。
唯一の友達であるミヅキを、いきなりどうなるか分からない方法で運ぶのはあまりに危険だから実験をしていたのではないかと。 タニガワの目の前にあるもの(パンとか果物とか)で実験していたのは、きっと省エネ。 問題はどうやってタニガワの絵を描かせたか、というところ。 静物ばかり描いていたタニガワに、都合よく人間を描かせたことも考えると ある程度の洗脳が出来ると見るべきでしょうか。 成功を確信するまで実験をして、確信でき次第ミヅキの絵を描かせるような… ラジコンラットか?
上の説にも多少穴があるので確定には至りませんが、やっぱりタニガワの能力とするのはおかしいのではないかと思います。 私は「ツグノフの森」で起こる超常現象(地滑りやバークレーの存在)は すべてペラペラが持ち込んだ二次元の事象であると解釈したので タニガワが不思議な力を持っていたという設定だと、不自然じゃないかと思うのです。 よしんば持っていたとしても、会ったこともないのに偶然ミヅキの絵を描くなんてありえるのか。
あるとしたらミヅキが撃たれた事件がニュースで取り上げられたことがあって、そこで見たミヅキの顔を潜在的に覚えていたパターンでしょうか。 タニガワは全然知らない人の顔を描いたつもりだったけど、見たことを忘れている人の顔を描いただけだった、という解釈。 見たことを忘れている人を写実的に描くのは無理な気がしますが…。 ミヅキとミナヅキが全く違う姿(ミヅキは本来の姿、ミナヅキはタニガワの絵の姿) だとしたらあり得るかな、と思いましたが ヨコミネ(ヤクザ)がミナヅキの顔を見ただけでミヅキだと分かったので このパターンはなし。
ということで、タニガワの能力はペラペラの実験だったという解釈です。 と書いたものの、クロニクルに「あれはタニガワの能力」って書いてあったりして。 あとで読みます。
それにしても、毎回毎回描いたものが真っ白になってたら そりゃノイローゼにもなるだろうなーと思います。 絵に比べれば些細な消失ですが、オンラインで作業していると うっかりミスで全部消えてしまうことがあります。 たとえば、ブログ用に書いていた文章が、投稿の段階でスコーンと消えてしまったときの消失感。 書き終えた達成感に浸りながら投稿ボタンを押したら、エラーで消えましたと。 そりゃないよ! あれを毎回やられたら、私は絶対ブログ書くのやめます。 私はそれでいいけど、タニガワは描くのをやめられなかったんだから、そりゃノイローゼにもなるわ… ブログの記事とは比べ物にならないくらいの時間がかかってるわけだし。
予断ですが、 今は投稿前にコピーしてから投稿ボタンを押すようにしているので、 消えても安心です。
[38] 2007年05月28日 (月) 13時19分
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