ひばる@管理人
ツグノフの森に行った一番の収穫は、久ヶ沢さんを観られたことかもしれません。 前々から好きだったんですが、好きパラメーター急上昇。 花火が打ち上げられる勢いです。たーまやー。
好きとは言いつつ、私が知っていたのはKKPの久ヶ沢さんだけでした。(しかもTAKE OFF観てない) 演出家が変わると、やっぱり役者って変わる。
KKPでは愛すべき馬鹿とでもいう役割だった久ヶ沢さん。 ツグノフでは人間くさい葛藤を見せてくれました。
イズミが昏睡する原因となったあの事件の話。 笑いが起こっていたし、コメディとして面白いシーンだったんですが 私は怖くて堪りませんでした。 たぶん彼はミリタリーマニアか何かで、災害の混乱に乗じてこれ幸いと自衛隊に潜り込んだ。 憧れていた自衛隊に入り込めると知って、軽い気持ちで潜り込んだんじゃないでしょうか。 訓練なんて受けてない。 山ほど抱えているのはモデルガン。 たぶん彼はミリタリーマニアか何かでしかなく、人を殺す覚悟も人に殺される覚悟もしてなかったんじゃないでしょうか。 自分の嘘のせいで上官(片桐兵士)が殺されるかもしれない状況になったとき、彼の心中はいかばかりか。
話はごろっと変わってラスト近くのシーン。 ヨコミネ(ヤクザ)にトカレフを所持しているなと詰め寄るところ。 あそこの演技がものすごく好きです。 低い声でシリアスな演技をする久ヶ沢さんを初めて観ました。 このシーンで恋に落ちた(笑)と言っても過言ではない! シリアスな演技にめろめろになっていたら、そのシーンはボケ(「10万でどうだ」→「8万」)の前フリ。 ガクッっとしつつも、ここで完璧にチェックメイト。 好きな俳優さんが、また一人増えました。
穴掘りダンス(仮名)は久ヶ沢さんのが一番かっこよかった! と言い張ります。 しっかり筋肉ついてる人は動きが奇麗だ。 でも、自分に振り回されがちな片桐さんの動きも好き。 なんて可愛いんだ。
[37] 2007年05月08日 (火) 23時43分
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