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こんにちは、puppeです。
先月発売分と今月発売分の残グリ、読みました。 久しぶりに拝読した先生の新作、とてもおもしろかったです。
ベルと野獣:すごく新鮮な作品でした。ヒロインが野獣で、呪いが解けた後の展開に笑いました。 狼と少年:狼がいいキャラしてましたね。こちらもオチで、笑わせていただきました。それと、先生の描く動物キャラはコミカルで可愛いです。
童話系は演出が自在なのだと、改めて思いました。個人的には、先生の単行本「ラプンツェル〜囚われた少女の恋」のあとがきにあるラプンツェルハンターの話、読んでみたいと思う今日この頃です。
そして、今回を残グリを読んで思ったのは、確かに「残虐性」が高いという事です。 先日のかずはし先生のご返信を読み、胸が熱くなりました。単行本を1冊1冊読み返し、先生の中に葛藤があり、一生懸命描いた作品なのだとその想いが伝わってきたように感じます。 私自身、10数年前の童話ブームに乗った人間なので、残虐モノのほうがいいかと聞かれれば、否定はできません。ほのぼのしている童話が、視点ひとつ変えるだけで、まるで違う物語になってしまう。それが魅力となり、残虐性を求めてしまうかもしれません。 でも、やはり私は視点を変えて描いて、「なるほど」と思える作品が読みたいと切に思います。 それが数年前に廃れてしまったのであれば、哀しい限りです。サイレントマジョリティに留まらず、何かアクションを起こす必要性があるのかもしれません(と言っても、私にできる事はアンケートを書く事だけかもしれませんが。。。)。
長々と感想を語ってしまって、申し訳ございません。 そして目を通していただき、ありがとうございました。 通販、楽しみにしています。
もう2011年も終わってしまいますね。 今後の先生のご活躍を、心よりお祈り致します。 それでは、よいお年を。
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