[1202] だいいちわ |
- 玉賀必人 - 2008年03月20日 (木) 08時57分
こんばんわ、私は極普通の中二です。
今、ゲームの二人プレイをしています
ふと、脇を見てみる。
やっぱり居たよ・・・。
紹介が遅れました僕の隣においてある物。
「生きてるコッペパンです」
「何か言った?」「いや何も」
「ハハ、そそっかしい奴だな、いまどき生きてるコッペパンなど珍しくも無いだろ」
「珍しいどころかお前しかいねぇよ、世界広と言えど」
「バカな『お前がな』街中100人にアンケートしてみろ(コッペパンを飼っていますか?)って」
「98人がハイと答えるぞ」
「100人が冷たい目で見てくるだろ」
「・・・わからんやつめ」
「お前もな」
沈黙。そもそもコイツは何なんだ?コッペパン型の宇宙人?それとも宇宙人型コッペパン?てか何でうちの家?コイツ包装紙無しで家ん中ゴロゴロしてっから時たまカーペットがバターで汚れるんだよ。
「聞いてみるか」
「なぁ・・・」
「何だ?コッペパン」「お前だろ」
「お前ってさぁ」
一つ間をあけて見る
「何なの?」
「コッペパン」「それは知ってる」
「バターが塗ってある」「それも知ってる」
「おいしい」「・・・」
殺そうか、否潰そうか、まともな答えが返って来ないじゃないか。ここは趣向を変えてみるか。
「じゃあ、何でここに居るんだっけ?」
「お前は知っているじゃないか」
「馬鹿、読んでる人のためだ」
「何だ裏話か」「ウルセェよ」
「それはな」
「お前に出会ったからだ」「はしょりすぎだろ」
「おお、もうこんな時間か、遅いから私は寝るぞ」
「コッペパンの癖に8時丁度に寝んじゃねぇよ」
「ZZzz・・・」
「聞いちゃいねぇよ、てか寝んの早いし」
「あ、明日朝早いんだった、」
「俺も寝るか」
「お休みー」
後日談
布団がバターまみれだった。 頭を少し食べておいた。
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