イタリアでは大変お世話になりました
(特に母が…)
本当にありがとうございましたm(_ _)m
大学4年のバイオリン侍です。
バス車中では、母が人数を数え始めたりしてすいませんでした。
どんな音楽家にとっても、例えばメンデルスゾーン、シベリウス、チャイコフスキーのような、はイタリアの空の青さ、陽気さに憧れを抱き、強い影響を受け、こよなく愛しましたが、その要素に自分自身で触れる事が出来、大変価値のある旅となりました。
又、色々な人と出会えた事が何よりも嬉しいです。
〜シベリウスのエピソード〜
彼は交響曲第一番を書き上げたその頃、音楽に対する才能の無さを世間から騒がれ、また自分自身も認め、難聴に陥り、人生を絶望し嘆きました。妻、子供を置き、二度と戻らない決意をして家を出たのです、そう、フィンランドからイタリアへ。フィンランドというロシアからの暗く重い政治的圧力と寒冷な気候の冷静で静かな風土から、イタリアという地は彼を救いました。その地で彼は徐々に復活の兆しをみせ、勇気と言うものを賜り、作曲に没頭し、交響曲第二番とバイオリン協奏曲という素晴らしい名曲を書き上げました。この曲は泣けます。イタリアで書き上げたにも関わらず、決して祖国フィンランドの趣きをなくしてはいないのです。それは氷の静かな世界そのものです。イタリアから眺めたフィンランドは、彼にとって掛け替えのないものであり、祖国や家族を愛する気持ちは心の深い深〜いところにあったんですね。僕たちは祖国を思う気持ちは、、と言うことを考えさせられます。
あれっ、真面目な話しちゃった(・-・)
それにしても、イタリアは古来から不思議な力を秘める国だなぁ。
五月二十五日 フィレンツェのドュオモに登ってみたい!竹野内豊の真似をしに(笑)
帰国後、イタリアの日々を強く思うばかりであります。
ワールドカップアジア地区最終予選に応援しに行くんです!日本代表がドイツに行けるように!!
2006年是非またドイツでお目にかかれることを楽しみ〜にしてます。