ここでは、ヴォルフｖｓレイの戦闘からワイツタイガーの登場までの、公式な設定がないため、俺設定で小説かきますんで。よろしく。

レイとの激闘に敗れたヴォルフ。
彼の敗北は他の誰の敗北よりも重い事態であった。
すなわち、ゼネバスの、この戦争の敗北。
頼りのセイスモサウルスも、全て凱龍輝とゴジュラスギガによる連携により倒されていた。

本来なら、レイはヴォルフを捕らえ、処刑するはずであるのだが、彼はそれをしなかった。
理由はなぜだか彼にも分からなかった。

ムーロアとエナジーライガーは、後方よりやって来たゼネバス兵の駆る、グスタフに回収された。その様子を、レイはじっとゼロファルコンのコックピットから見つめていた。

その１週間後、ヴォルフは、全国民の前で、テレビ、ラジオ、インターネット等各メディアで、中央大陸戦争の降伏を表明した。

だが、その時の混乱はあまりにも大きすぎるものであった。
一体誰が、圧倒的な戦力を持つネオゼネバスが負けると思っただろうか？

軍や評議会などでもこの混乱が続いた。
皇帝陛下を暗殺し、戦争を続行しようなどという意見さえも出たのだ。
だが、基本的に帝国というのは、皇帝に絶対的な権限というものがあった。
それだけならば、クーデターを起こし、皇帝を闇に葬ればいいのだが、今度ばかりはそうも行かない。
彼の意見には国民の圧倒的な支持があったからである。もし、ここでヴォルフを殺せばどのような暴動が発生するか、想像するだけでも恐ろしいものがあった。

続きを楽しみにしてます。ゾイドバトルの書き方とか。
では〜