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[1] 血塗れの悪魔 第1話(私の改造機をストーリー化してみました!) せがみ - 2004/05/25(火) 03:06 -

〜ゼネバス帝国軍基地〜
ここゼネバス秘密基地ではあるゾイドを復活させようとしていた。
「ブラッディーデーモン」
この機体は、デスザウラーの試作段階の機体で戦闘に耐えれないとされていた。
だが、たった1機で、戦闘に耐えれないはずの機体が過去に驚くべき戦果(閃光師団を追いつめたこと)を挙げていることネオゼネバス軍は知った。
このことにより、軍上層部は、この機体を戦闘に耐えられる機体に改造したものを軍で作ってみないか?ということになった。
結果的には、軍の研究施設は、デスザウラーとジェノザウラーのコアを融合したものを新生ブラッディーデーモンに使うことを提案。これによりはるかに戦闘力UPを期待した。
そして、先日完成したばかりのこの機体を試験配備することになり、はエールキングに積み込まれた、、、
「ポーデン少佐、エリック大尉、後数分で、目標地点に到着します。準備を!」
「分かった。行こう!大尉」
ポーデン少佐とは、デーモンのパイロットに選ばれた帝国軍でも優れた人間だ。
エリック大尉のほうは、デーモンの砲撃手に選ばれた射撃の名手である。
「こちらドラグーンネスト3号鑑。港へのコースをくれ。管制塔どうぞ」
こちら管制塔。了解確認した。進路を105の方向に舵を、、、ぐっ、、、、」
管制官の声が途絶えた。
「どうした?こちらドラグーンネスト3号鑑。どうした管制塔?」
「、、、、ドッ、、、、、ガッ、、、、、、ドォォ、、」
「爆発音!?」
ビービービー
「デーモン隊は出撃中止。繰り返す。緊急事態によりデーモン隊は出撃中止!」
エリックは司令室に飛び込んだ。
「どういうことだ?」
「港が奇襲された!」
通信士が叫ぶ。
[BFが配備されたあの港がやられた?ギガか!?」
ポーデンが問いかける。
「分かりません。現場に行ってみないことには、なんとも、、、」
港に到着した部隊は目の前の光景に声を失った。
そこには無惨に破壊されたBLOXが数百機と倒れていた。
その中には粒子兵器で攻撃されたと思われるBFの残骸が横たわっていた。
「パイロットは無事か?」
ポーデンがパイロットの生存をたしかめる。
「大丈夫か?」
BFのパイロットは偶然生きていた。コックピットは、破壊されていなかったのだ。
「どういうことだ?」
エリックが聞くと兵士が答えた。
「いきなり爆発音とともにドラグーンネストの中から見たこともないゾイドがでてきたんだ。」
「詳しくはなしてくれないか?」
「分かりましたポーデン少佐。
ドラグーンネストの中からは共和国の新型ゾイドと2機のBLOXがでてきたんだ。そして、私はそいつらを迎撃しようとそこのBFで迎え撃った。そして、BLOX軍団で、そいつらに一斉砲撃を浴びせたんです。
そして、3っつに別れたからやったと思ったんです。なのに、奴は分裂しただけだったんです。ゾイドのほうがです。BLOXじゃないんですよ!?」
「ゾイドが分裂だと!?」
「だから驚いたんです。そして、分裂した一方はディプロガンズを、もう一方は空の方をやったんです。
私は本体を攻撃したんです。でも軽々とバスタークローをかわされ、荷電粒子砲を撃とうとすると、敵を一掃した分裂した2機が合体したんです。でも、荷電粒子砲は当たったんです。でも、でも奴は全身で光り輝く装甲から粒子エネルギーを吸収してきたんです。そしたら、残りのBLOXも合体したんです。
すると敵のエネルギーゲージが増幅していき反撃してきたんです。
荷電粒子砲でですよ!?」
「共和国が荷電粒子砲を!?」
その場に居合わせた帝国兵士達は驚いた。
「そして、反転しても間に合わずに、、、やられました。エネルギーシールドをはってればよかった、、、、くっ共和国め!」
「だいたいは分かった。
セイスモサウルスでも倒せないかもしれないなぁ。デーモンでも無理だろう。さらに強化する必要があるな。」
ポーデンは撤収と合図をかけた。

[2] どうもです ヅャドー@管理人 - 2004/05/25(火) 21:40 -

せがみさん、投稿ありがとうございます。
その共和国ゾイドはだいたい想像が付きますが・・・。強いなー凱○○は。

[3] 血塗れの悪魔 第2話 せがみ - 2004/05/26(水) 17:14 -

共和国新ゾイド「凱龍輝」エネルギー攻撃を吸収し集光荷電粒子砲として跳ね返す。これに対抗すべくデーモンにもさらなる戦闘力のアップと、ギガと凱龍輝の2機への対策がとられた。
凱龍輝への対策は、ミサイルの増加だった。
ガトリング下に取り付けられたミサイルだけでなく背部には、インテークファンのガードとともに、ギガクラッシャーミサイルランチャーを追加装備。
デスザウラーとジェノザウラーのコアを使っているため、荷電粒子の供給時間はファンを3つ付けている状態よりはるかに上回るチャージスピードと、威力を発揮でき、弱点を減らせることから、ファンの防御武装のミサイルはそのままに。
さらに、尻尾の先にはアラアーム対空ミサイルを装備している。
凱龍輝にはギガクラッシャーミサイル
月光にはガトリング下の8連装ミサイルポッド
飛燕にはアラアーム対空ミサイル
で対抗する。
問題はギガだった。
ミサイルは効かないし、大口径ガトリングはまたまた効き目など無い。もちろん大口径荷電粒子砲すらギガの前では無力だった。
そこで、荷電粒子砲の増加を求めた。この機体の荷電粒子砲チャージスピードを通常のデスザウラーと同じにすることで、荷電粒子の吸収量を3〜4倍にすることで、あまった粒子エネルギーを、追加させた荷電粒子砲のエネルギーに回すことにより、荷電粒子砲を大口径荷電粒子砲のほかに、収束、プラズマ、フォトンの4基を搭載することが出来た。
大口径荷電粒子砲を4門搭載しなかったのは、エネルギーが足りないため。
この問題に対しては、ファンを増やせばいいのだが、当時のデーモンが活躍した頃は、まだいなかったストームソーダーなどに空爆されなかったからいいが、いまはそうはいかないからである。
大口径1つの出力を上げなかったのは、砲身が耐えきれないためである。
この4門の荷電粒子砲を連続発射することで、ガンブラスターのようにEシールドを突破、二次攻撃で、装甲を貫く。
この機体の弱点である首のパイプあたりもEシールドで守られている。
だが、その反面パイロット2人でこの機体を操作することはたとえエースといえどもほぼ不可能の機体となった。
この化け物には、ポーデン少佐とエリック大尉が選ばれた。
今このデーモンをホエールキングでキマイラ要塞へ運んでいるところである。
「ウェイポイント6を無事通過」
「このまま行けるといいがなぁ。エリック」
「そうだな。ポーデン少佐」
「ハッッ少佐は上司なんかの前じゃなかったら付けなくてもいいぞ。幼なじみなんだしな」
「そうさせていただきますよ。ポーデン、このミッションが無事終わったらおごるぜ」
バァァァーン
!?
ガシャァァン
「ハッチが壊されました!」
「おい何してるレーダー!」
エリックが聞く
「それが、反応がないんです」
「どういうことだ?」
「特殊光学迷彩!ポーデン!ヘルキャットに付いてる機能だ!」
「だが、敵は飛行だろ?」
「敵格納庫に進入!」
「行くぞエリック」
「デーモンを使おうぜ!」
「ホエールキングを壊さないならな」
「おい!あれは、ジェノザウラーS!」
「と言うことはガイロス帝国かエリック!」
「あぁ。あいつの肩にガイロスのマークが!」
「デーモンで潰す!」
2人はコックピットに飛び乗った。
「ギガクラッシュミサイル!ファイヤーー」
ズババババ
シュンシュンシュン
「さすが高機動タイプ。すんなりかわしていきやがった。」
キィィィィィィン
「荷電粒子砲が来るぞ!かわせ!」
エリックが叫ぶ。
「わかってる」
バァァァァー
間一髪でかわした。
「ホエールキングに大穴あけやがって!」
ピィィィィィィン
ジェノザウラーSのブレードが輝く。
「受け止めろ!」
キラークローで受け止める。
「そのまもつかんでおいてくれよ。ポーデン」
「分かってる」
「4門も荷電粒子砲を使わなくてもいいか。フォトン荷電粒子砲!」
キィィィィン
バァァァァン
ズシャーーー
ジェノザウラーSは消えた。
「やったな」
「ああエリック。まぁこんなもんか」
「2人ともお疲れさまです。ですがもうホエールキングはもちません、残念ながらキマイラ要塞都市には着けません、、、」
「なぁに、キマイラの奴らはそんなに簡単にはやられんよまぁ大丈夫だろう。なぁエリック」
「そうだな!噂では、新型ゾイドも配備されたそうだからなぁ」



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