| [45] チンピラ物語 |
- 眠りの大山ジンイチ - 2004年11月05日 (金) 16時32分
ここは某国某所。
４つのチンピラグループが４年にわたって争い続けている。
チンピラグループの名はドラゴン団、シャーク団、メテオ団、ウェスト団。
ドラゴン団は主に町の東部を支配している。人数は８０人。
リーダーの名はドラゴンジャック、サブリーダーはアイスドラゴン。そのほかにも、ドラゴンクローやドラゴンプリンスなどがいる。
シャーク団は町の南部の海沿いを支配している。人数は９２人。
リーダーの名はシャークバッファロー、サブリーダーの名はホワイティー。そのほかにもシャーキングなどがいる。
メテオ団は町の北部を支配している。人数は７６人。
リーダーの名はホーリー サブリーダーの名はマジックブラック。そのほかにも、スペースメテオなどがいる。
ウェスト団は町の西部を支配している。人数は７４人。
リーダーの名はエアウェブ サブリーダーの名はクレイブ。
そのほかにも、サクティブやステップボーイなどが居る。
この４つの団には協力者が居る。
リーダーの兄弟・知り合い・親戚などだ。
だが実際にけんかに参加したりはしない。
この町がメンバー以外の喧嘩を禁止したからだ。
４団のメンバーは孤児などがほとんどだ。
親に見捨てられたり事故でなくしたりとにかく恵まれない子ばかりだ。
いよいよ物語が始まる。
ここは町の西部。
ウェスト団の支配下にある地域だ。
ここに今、シャーク団が乗り込んで争いをしている。
ほとんどが素手だ。
なかにはチェーンなどを使っているものも居る。
「今度は１対１で戦おうじゃないか。」
と、シャーク団リーダー「シャークバッファロー」
「わかっこちらからはステップボーイを出そう。素手で戦おうではないか。」
「俺の出番だな。いいか！！手を出すな！！」
ステップボーイが言う。
「こちらからはシャーキングを出そう。」
「俺の出番か。」
「よし行くぞ！！」
二人の声がそろった。
戦いが始まったがシャーキングが勝っている。そんな時、
「ステップボーイ！！このチェーンを使うんだ！！」
ステップボーイの近くのウェスト団がチェーンを渡した。
「うぉらー。これでもくらえー。」
ステップボーイがシャーキングの顔をビシバシと叩く。
そんな時、警察がやってきた。
シャーキングを残し全員が逃げ出した。
「おい。殺人だ。鑑識を呼べ。」
と、お偉いさんが言う。
「本当ですね。脈もないですし息もしていません。」
今度は巡査っぽいやつが言う。
ステップボーイはシャーキングを殺したらしい。
一方ここ、北部ではメテオ団とドラゴン団が戦っている。
メテオ団は容赦なくナイフで切りかかっている。
どうやら、ドラゴン団のサブリーダーとドラゴンプリンスと６割のメンバーがんだらしい。
ドラゴン団も攻撃をし、メテオ団のリーダーと７割のメンバーを殺した。
そしてドラゴン団はメテオ団のメンバーを強制的にドラゴン団のメンバーにさせ、ドラゴン団を国際テロ組織に発展させた。
この町に近づくものは居なくなってしまった。
そして、シャーキングを殺してしまったステップボーイは暴れてシャーク団の本拠地に１人で乗り込んだ。
シャーク団二十数名を殺して警察に逮捕、刑執行された。
一方ドラゴン団はシャーク団に決闘を申し込んだ。
シャーク団は受け入れたが、これを見たウェスト団は決闘を止めた。ステップボーイとシャーキングと同じ結末にさせたくないからだ。
しかし、決闘を始めた。
シャーク団は全員が手榴弾を投げ込み、ドラゴン団のメンバーを全滅させた。
この勝利で、ドラゴン団の領地はシャーク団のものになり、シャーク団はこの勢いでメテオ団も滅ぼした。
残るはウェスト団となったが、ウェスト団は決闘をしないと決めていた。
しかし、シャーク団はウェスト団を滅ぼした。
しかし、唯一サクティブだけ生き残った。
今回の事件でシャーク団は逮捕された。
サクティブはどうしたかというと世界各地を回り争いの無意味さ、の悲しさ、友の大切さなどを訴えて回ったという。
愛に飢えた彼がそこまでできるようになったのはチンピラチンピラと呼ばれながらも仲間がいたからなのだ。
仲間の大切さを彼は生涯訴え続けた。
完
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